北海道といえば、富良野のラベンダー畑の景色を見てみたい!ですよね。
でも、いつ行けばいい?いつ頃が見頃なの?どこが一番キレイなの?しかも混雑していると聞くし・・など、初めて富良野へ行く方にとっては、悩みどころです。
そこで、富良野のラベンダーの見頃と、穴場スポット・ラベンダー畑に行く時に注意する事などをまとめてみました。
富良野のラベンダー見頃やいつ行けばいい?
ラベンダーの魅力は、観賞から香りまで色々なものに使うことができ、ポプリやアロマオイル・ハーブティー・スキンケアなど、ありとあらゆるものに活躍する万能ハーブです。
子のラベンダーの見頃に行くと、スィーツなども楽しめケーキやソフトクリームなど見て楽し・食べておいしい!の何倍も満足になれます!
富良野のラベンダーは4品種あり、早咲きや遅咲きなど咲くタイミングが変わります。その年の気温の変化で咲き出す時期は若干変わりますが、前後1週間の違いぐらいなので大幅な変化はありません!
早咲きは、6月中旬から咲き始め、ピークの満開は7月上旬から中旬にかけて見頃にまります。遅咲きは、7月上旬から色づき、場所によっては8月頃まで見頃が続きます。
・一番のベストは、早咲きが終りかけに近づき、遅咲きが始まる7月中旬です!
7月10日~25日がおすすめの目安になります。
この期間の土・日・祝日は、かなりの混雑で人ごみの中での鑑賞になりますし、車の渋滞は1~2時間は覚悟しなければいけません。とくに富良野でラベンダー畑と言えばファーム冨田ですが、とにかく混んでいるので、ピーク期には駐車場待ちの大渋滞になります。
ですが平日は多少並ぶ程度なので、海の日などの連休は避けたいですね!
ラベンダーを見るおすすめ時間
・ラベンダー畑に行くおすすめ時間は早朝か夕方です。
新千歳空港は国際線も増えて海外からの観光客も沢山増えています。この時期は富良野に集中するようになりバスツワーなどでも大量移動となり、人も車も渋滞します。
時間的にも朝8時頃からは渋滞になりますので、その前の早朝を狙います。
ほとんどのファームは24時間開放しているので、最近では早朝に行く人も増えてきていますが、できれば5時半から6時を狙いましょう。夏は夜明けが早いので十分明るいです。
渋滞になることもなく、とてもすがすがしく人ごみも気にせず、満喫できます。
朝がどうしても苦手な人は夕方がおすすめです。観光客も帰る午後6時頃がいいですね。夕焼けとのコラボも最高の景色に感動間違いなしです!
ラベンダー観賞で混雑はイヤ!穴場の畑は?
富良野は富良野町・中富良野町・上富良野町と隣接する3つの街があり、ラベンダー畑も各地に多数あります。
「花人街道」とも言われている国道237号線沿い(富良野~中富良野~上富良野)に集中してファームがあるので、それぞれの特徴と共に楽しみながら観光できます。
ただ、この国道は富良野で有名なファーム冨田のある道なので、大渋滞になる場所です。できたらここは避けたいところです。
有名なラベンダーファームは
・中富良野 ファーム富田
ラベンダーブームの立役者で、旅行会社のツアーでも富良野に行くならほぼ100%立ち寄ります。
・彩香の里(佐々木ファーム)
山の上にあるので景色も良く、メディアからも注目を浴び、ロケ地やCMにも使われています。
・北星山町営ラベンダー園
ファーム富田から南に徒歩10分の位置にあり、リフトに乗って空中散歩ができ、頂上からは富良野盆地を見渡せます
毎年7月中旬に催される「ラベンダーまつり」会場で、夜は花火大会が行われます。
・上富良野町 四季彩の丘 かんのファーム
土地と斜面をフル活用して見る人を飽きさせない工夫を凝らしたファームです。
穴場的なラベンダーファームは
・富良野市 ハイランドふらの
森林浴を楽しめる遊歩道が整備されています。宿泊施設があるので日帰り入浴ができ、露天風呂からラベンダーを眼下に眺められるのが魅力的です。
・上富良野町 日の出公園ラベンダー園
頂上の展望台からは360度の眺望を楽しめ、十勝岳連峰を間近に望めます。下の大駐車場に車を停めて歩いて登ると、苦労して登ったあとの感動が素晴らしいです。
・中富良野 NANAKA の花畑
一般客向けの営業は2015年から始まったばかりなので結構な穴場スポットです。畑の中には休憩スペースがあり、ここは丘の斜面に沿って広がる花畑。そこからみえる富良野平野と十勝岳の眺望も見どころです。自分で刈り取ったラベンダーを持ち帰ってドライフラワーにしたり、ラベンダーの株を持ち帰って自分の庭に植えることもできます。
・南富良野 鹿越園地
金山湖畔にある南富良野町のラベンダー園。ラベンダーといえば上富良野・中富良野だけど、手入れの良さは沿線随一で草1本も生えていないほど。金山湖はオートキャンプやカヌー・釣りに人気があり、休日になるとアウトドア派の人たちで賑わう所ですが、湖面とラベンダーのロケーションは最高です。
・上富良野 深山峠オーナー園
昭和52年から植栽が始まり、観光向けのラベンダー園としては最初のものです。オーナー制度でお金を払って3株~5株のオーナーになり、毎年ドライフラワーを送ってもらえるというもの楽しみの一つ。
・中富良野 ひつじの丘
個人経営で穴場的ラベンダー園の代表格です。独特の野性味があり、ゆっくりと北海道の自然を味わうには最高です。あくまでもワイルドです。
ラベンダー鑑賞の注意事項!
観光で奇麗なラベンダーを見るには、服装もキレイに・・なんて思いたいですが、花畑を鑑賞する時は斜面や土の路面を歩くので、スニーカーなど底が平べったい靴がおすすめです。間違えてもヒールなどは履かないように!
ラベンダーは奇麗な紫で、その他にもカラフルな花や草木と、パッチワーク風景が楽しめますが、写真にも自分と一緒にキレイな風景を収めておきたいですよね!それなら白い洋服をお勧めします。記念写真を撮る時、なるべく白い服なら写りもよくきれいに撮れます。柄物や濃い色(特に青や紫や緑)は避けた方がいいです。
また暑くなると、虫も増える季節になるので、気になる人は長袖の羽織物が1枚あると重宝します。
ラベンダーの撮影に関して
観光客で混み合うファームでの撮影に関しては、三脚の足付き撮影はあまりお勧めできません。綺麗な場所から記念写真を撮りたいと思うのはみんな一緒です。その場所を三脚組が陣取りをして、他の人が写真を撮りづらいというのもあり、「三脚での立ち入りを禁止します」という看板もあります。
人の少ない場所に行くなら問題ないですが、有名どころは持って行かない方が無難です。
ラベンダー畑の中には入らない
キレイな花をもっと近くで見たい・撮影したいとの思いから、畑の中に構わず入ってしまう人がいますが、人に踏まれることでラベンダーが傷んだり、枯れたりするのは事実です。民営のファームは立ち入り禁止の看板もありますのでマナーは守りましょう。
民営ラベンダー園では畑の中には絶対に入らない、公営ラベンダー園でも基本的には入らないがベストです。
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まとめ
見頃の時期はどうしても観光客が集中しますが、穴場的なファームもしっかり咲かせて魅力がたくさん詰まっています。
ぜひお気に入りのファームを見つけて下さい。