タウシュベツ川橋梁の見頃は?なぜツワーでの見学がおすすめなの?

北海道の観光
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廃墟や廃線めぐりは、今かなり人気がありますが、

北海道の上士幌町にあるタウシュベツ川橋梁もその1つです。

極冬の寒い凍結と、融解を繰り返すことによって劣化の速度が上がっているので、2017年5月にも、2箇所の壁部分が崩落しています。

いずれ崩れ去って自然に帰っていく物ではありますが、今の姿を見たいという方は、早めに行くことをおすすめします。そこで、見頃の時期や見学の仕方などまとめてみました。

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タウシュベツ川橋梁の見頃は?

古代ローマを思わせる幻のタウシュベツ川橋梁ですがこの橋は、かつて旧国鉄士幌線で使用されていたコンクリート造りのアーチ橋になります。

発電用人造ダム湖である糠平ダムが建設され、橋梁周辺が湖底に沈むことになったため、士幌線は湖を避けるように新線が建設され切り替えられました。

また糠平湖は人造湖であり、季節や発電によって水位が変化します。

現在もこの人工ダムは当時と同じ用途で使われているため、水位が上がると橋梁全体が水没してしまい、水位が低くなると、橋梁全体が見渡せるようになるます。

その様子から、「幻の橋」とも呼ばれます。

ただ完成してから80年近く経つため、かなり老朽が進んでいるので、あとどのくらいこの橋を見ることができるかは分かりません。

そこで、1年の半分は湖に沈んでしまうので、タウシュベツ川橋梁の見頃を押さえておきましょう。

タウシュベツ川橋梁の四季

〇4~5月

春はまだ残る雪や、奇麗な水面が現れるので、いろんな景色を楽しめます。

4~5月GWが全貌が見える時期でこのころからツアー開始です。

ツワーは橋が水没するまでです。

〇6~8月

山からの雪解け水が湖に流れてくるので水位が上がってくる時期で、糠平湖の水面に橋が架かる姿が人気です。

雪解け水が徐々に増え水面も見えて幻想的です。

※最近の気候状況により、夏に見えないことも多く、その時の天候を確認することをおすすめします。

〇9~12月

9月頃からは橋も徐々に水面下に沈んでいくようになります。

9~12月は水面下に沈むことがほとんどで、12月頃から水面が凍り始め、水の調整もこの時期に行われるので氷との橋の見ごたえもあります。

〇1~3月

1~2月雪の上を歩いて近くまで行けるようになり、冬のツワーが始まります。

2月頃は珍しいキノコ氷を見ることもできます。

タウシュベツ川橋梁が見えない時期は?

せっかく行ったのに、タウシュベツ川橋梁が見れなかった・・ということもあるかもしれません。そこで、その他にも廃線となった旧国鉄士幌線は、アーチ橋が44橋も作られました。そのうち、糠平周辺の山岳部には大きなアーチ橋が14橋も残されています。

五の沢や三の沢橋梁は、橋の上を歩くこともできます。

大自然に還りつつある産業遺産が、森の中にひっそり佇む姿は、自然のアートです。

ぜひ、近くで見ることをおすすめします。

タウシュベツ川橋梁はなぜツワーがいいの?

国道273号から峠に入り、途中から林道を経由してタウシュベツ川橋梁に行くことができます。

ただ、交通事故が多発したため、2009年から糠平三股林道は許可がないと、車での通行が禁止されています。東大雪支署に事前申請して、林道のゲートの鍵を借りれば、一般の車も通行が可能になります。

また徒歩での通行は可能ですが、橋までは林道を約4キロ歩きます。この付近には、ヒグマが棲息しているため、熊よけの鈴を装備するなどヒグマ対策が必要で、砂利道で足場も悪く、林道はヒグマの目撃報告や糞が多々あります。また、携帯の電波も入りません

ということは何かあっても、

助けが来るか来ないかは運次第・・

っていう場所なのです。

ということは、歩いての単独行動は大変危険だということがわかりますよね!危険を覚悟のうえであれば、自己責任ということになります。

また、ツワーに参加すると、ガイドさんの話もおもしろく、知らないことも、たくさん教えてもらえます。タウシュベツ橋梁は写真で見る以上に大きく、迫力があります。

上から見るより断然下に降りて見たほうがいいです。

このような事を理解すると、断然ツワーがお得なことは分かっていただけると思います。

 

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タウシュベツ川橋梁ツワーはどこに頼む?

タウシュベツ川橋梁のツワーに参加したい場合は、

NPO法人ひがし大雪自然ガイドセンター申し込めばツアー参加ができて、橋梁を間近で見学することが出来ます。

崩壊が近いとの噂で、最近ではかなりの混雑のようです。シーズンにより異なりますが、通常1日2回のツアーがあり、おすすめは朝5時30分からのツアーです。

NPO法人ひがし大雪自然ガイドセンター

 

 

また、混雑していることもあり、どうしてもツワーに予約できない場合は、町が整備した国道273号線沿いの「展望広場」から見るタウシュベツ展望台があります。


HP参照

近くで見ることはできませんが、上からの展望で、タウシュベツ川橋梁を眺めることができます。

〒080-1403
北海道河東郡上士幌町ぬかびら源泉郷
駐車場 5台程度 しかありません。
TEL01564-7-7272 (上士幌町観光協会)

タウシュベツ川橋梁周辺の観光

 

まとめ

大自然と産業遺産の幻想的なアートもいつまで見れるか分かりません。

その時々でいろんな表情をしてくれるので、四季折々の楽しみ方が味わえるタウシュベツ川橋梁は、ぜひ見ておきたいですね!

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