夏になるとなぜだろう・・海が見たくなりませんか?
北海道にも海の見える大絶景スポットがありますが、北海道の西部に位置する後志管内市町村に積丹半島があります。積丹ブルーと言われるほど透き通った海の青を見ると、何度も行きたくなる魅力あふれる場所なんです。
そんな積丹半島のドライブや美味しいウニが食べれるお店をご紹介します。
積丹半島ってこんな所
積丹半島は北海道西部、後志地方にある日本海に面する地域で、新千歳空港から車で3時間ほどの距離にあり、札幌から小樽方向を過ぎて西に向かうと積丹半島が見えてきます。
平野部が少なくて、沿岸は複雑な海岸線が続き、奇岩や大岩が沿岸のあちこちで見られ、入り江と断崖絶壁が見られる景観です。そのため海岸線一帯は、北海道唯一のニセコ積丹小樽海岸「海中国定公園」に指定されています。
半島を周回できる国道229号線が積丹は絶好のドライブスポットなります。
積丹半島の海は、青く透き通った「積丹ブルー」といわれる海で知られるようになり、壮大な景色と海の透明度は言葉にならないほどの絶景です。
空の青と海の碧が水平線上で一体となる様は、北海道旅行での感動の一つになることは間違いありませんよ。
積丹半島ドライブと海洋生物ウォッチング!
積丹半島の海岸には奇岩が多く、景観スポットが沢山あります。
・黄金岬(おうごんみさき)
美国港の先から海へ突き出した場所が黄金岬で道が整備されていて、3カ所の入り口から展望台を目指すことができます。展望台からは、青く澄んだ日本海と断崖絶壁が絶景です。
美国港から海底を覗くことができる水中展望船「ニューしゃこたん号」も出航しています。水中からの積丹ブルーは幻想的で目が離せません。
・神威岬(かむいみさき)
観光スポットとして最も有名な神威岬は、先端まで徒歩約20分ほどで途中、歩きながらも積丹ブルーの絶景を楽しめるスポットで、神威岩などの奇岩も見ることができます。
・ 島武意海岸(しまむいかいがん)
島武意海岸は「日本の渚百選」にも選ばれた名所で、澄んだターコイズブルーの透明度の高い海の景色が見える絶景ポイントです。
・積丹岬
積丹岬から「女郎子岩(じょろっこいわ)」が沖に向かってすっと立つ着物を羽織った女性の姿に見えるこの岩には、伝説が残っていて絶景の名所でもあります。
この積丹半島にはアザラシやイルカ類が定着していて、季節によって様々な大型海獣たちを観ることができます。
・初冬から春にかけてはトド・アザラシ・オットセイが泳ぐ姿や上陸して岩などで、くつろぐ姿が見られます。
・春から夏にかけては数百頭のイルカの群れや、クジラが現れることもあり、水面を跳ね上がるマグロが観察できることもあります。
・初冬になると、ロシアの方から北海道にトドがやってきます。
このように沢山の海獣を見ることができ、ダイビングで水中のトドと一緒に泳げるのも、積丹の海ならではです。トドとの遊泳を本格的に商業化しているのは、世界でも積丹一帯だけなんですよ!
ただ、時期は冬になります。
ポイント岬は歩道の整備はされていますが、駐車場から岬の突端や散策路を歩くので、歩きやすいスニーカーやトレッキングシューズがおすすめです。
夏限定!積丹半島の甘~いウニ
積丹は、北海道で唯一の「海中国定公園」に指定されて、透明度の非常に高い美しい海です。そんな積丹町内で水揚げされた「ウニ」は、その大半が地元で消費されるため、出回ることがほとんどありません。
まさに、ここでしか味わえない「ウニ」なのです。
積丹のうには、キタムラサキウニとエゾバフンウニの2種類あり、その中でもエゾバフンウニは全体の1割程度しかとれません。漁獲量が少ないので、積丹でも出回る量が少ない幻のウニなのです。
積丹半島のウニは、丼で提供されていて、限定品としてエゾバフンウニの丼を提供する店舗もありますが、どの店も時期には売り切れが続出するので、予約が必要です!
店主がウニ漁師のお店も多くあり、添加物を一切使用していない最高の天然ウニが味わえます。
・お食事処 うろこ
島武意海岸の近くで、小さなお宿・鱗晃荘(りんこうそう)にあるお店です
・みはらし荘
こちらも積丹の海が見えるやどになり、食事だけでもOKです
・お食事処みさき
こちらは有名店なので行列ができます。
その他にも「さわ」「なぎさ食堂」など多数ありますが、どのお店もはずれはないですよ!
まとめ
いかがでしたか。
積丹ブルーを眺めながら、海獣といわれる海洋生物に出会えて美味しいウニ丼を食べる。私も積丹半島のウニは、忘れられない味のトップ3に入っています!
ぜひ楽しいドライブをして下さい。