ノースサファリサッポロは国道230号線を札幌から定山渓方面に走っていくと右手に看板が見えてきます。看板に従って少し山の方に入っていくと突如として現れる動物園です。
動物園といえば上野動物園や旭山動物園などを真っ先に思い浮かべる方も多いかもしれませんが、ここはそういった一般的な動物園とはちょっと異なります。
どんな動物園なのか、説明していきます。
ノースサファリサッポロは全て自己責任!
動物園で、「全ては自己責任」といわれると、「えっなんで?」と思いますよね。
このノースサファリサッポロは「体験」「ふれあい」とテーマにしている動物園です。
檻の中の動物を外から眺める、というのが一般的な動物園のスタイルですが、こちらの動物園は人間も檻の中に入って、動物に触れたり餌をあげたりすることができます。
また、一部の動物は放し飼いにされていて、そこらへんを歩いています。まさに人間と動物が混在するスペース、それがノースサファリサッポロです。
大人はいいけど、子供を連れていくのは危険じゃないか、と考える方もいるかもしれませんが、毎年夏頃に未就学児の子供と私たち夫婦で遊びに行っていますが、今の所は子供が動物に噛まれるなど危害を加えられることはありません。
動物の嫌がることをしないように指導できれば、小さな子供でも安心して連れて行ける場所だと思います。
むしろ、動物に犬や猫などペットとして一般的ではない動物に触れたり、餌をあげることは子供の情操教育や動物との付き合い方を教えるには格好の場所であると私は考えています。
ただし、服を汚されたり噛まれたりしても全ては自己責任ですよ。
日本一危険な動物園?
多分、日本で唯一「熊の釣り堀」があります。
熊の檻の上に上がり、釣り竿に熊の餌である生肉をつけてまさに釣りのように熊に餌をあげることができます。先着順で1日の人数は限定されますが、横から見ていても熊が生肉にかじりついていく姿は迫力満点です。
また大型のヘビを首に巻きつける体験もできます。
牙を抜いているので噛みつかれるようなことはなく、とてもおとなしいヘビですが、それでもやはりなかなかの恐怖感を味わえます。
また、デンジャラスゾーンと呼ばれる区域もあります。
こちらは流石に子連れで入るのは不安なので私だけ入ってみました。サソリやワニなどの危険な生物を集めたゾーンになります。一本橋でワニのいる池を渡る、サソリの入った木枠の上を歩くなど、スリリングな内容になっているので、勇気のある人はぜひ訪問してみてください。
あまりにも危険なので、入場までに同意書にサインをする必要があります。
この恐怖心を煽り立てるような工夫が、逆に面白いのです(笑)。
まとめ
規模はそれほど大きくはない動物園ですが、他と違った一風変わった体験ができる動物園です。手洗い場には石鹸やアルコール消毒薬などが用意されているので、衛生面でも安心できるでしょう。
軽食が販売されているフードコートもあるので、アヒルに食べ物を取られないようにガードしながら食べるのもまた楽しかったです。