おたる水族館とは、小樽市祝津にある水族館です。日本海に面した断崖絶壁の丘の上に建っていて、その地形を生かして屋外の海獣公園の水は海水が直接流れ込むようになっています。
建物自体はとても古いですが、とても面白い水族館です。
生き物たちの生態を知る真面目な解説文があったと思ったら「トド募集中!3食昼寝付き!面接は随時!」といった「トドの求人票」が掲示されているユニークな面もあります。
おたる水族館へお越しの際は、生き物たちはもちろん、ところどころにある飼育員さんたちのお茶目な一面も探してみてください。
そんなおたる水族館ですが、混雑状況や見学にかかる所要時間などについて解説していきたいと思います。
おたる水族館の混雑状況は?
おたる水族館の通常は、それほど混んでいません。駐車場もスムーズに入れ、入り口のチケットカウンターも長い行列ができるようなことはまずないでしょう。
夏休み期間中は比較的賑わいますが、北海道の夏休みは短く、8月後半になるともう2学期が始まっているので、平日に子供の姿を見かけることもありません。
ただし、ゴールデンウィークはとても混雑します。ランチを食べてからゆっくり水族館に行こうか、と車を走らせたところ、水族館の数キロ手前から大渋滞が起こっていたこともありました。
どうしてもゴールデンウィークに行きたい、となれば開園前に並ぶか、閉園間際に急いで見るかどちらかが良いですが、いずれにしてもゆっくりは見れないでしょう。
見学に必要な所要時間は?何時頃が狙い目?
館内はそう広くはないので、所要時間は2時間から3時間もあればショーを含め十分堪能できます。ただ、私は1日居ても飽きないです(笑)。
狙い目の時間は、やはり開園直後です。
開園して間も無く、イルカやペンギン・トド・オタリア・アザラシなどのショーが次々と開催されるので、エントランスに入ってすぐの掲示板で、当日のショーのスケジュールを確認してください。
特にイルカショーは毎回大人気で、比較的空いている日でもあっという間に席が埋まってしまうほどです。だから早めの席取をおすすめします。ただし、前から2・3列目くらいまではイルカのジャンプの水しぶきがかかるので注意してくださいね。
そのほかにも、テレビで紹介されたペンギンショーも可愛らしくて癒されます。ショーの最中も飼育員さんのいうことを全く聞かずに、のほほんと自由奔放にぐうたらしているペンギンたちですが、飼育員さんがエサを見せると俄然やる気を見せ始める、でもエサを隠すと元どおりのぐうたらっぷり。
飼育員さんのトークも合わせて爆笑必至のショーです。
まとめ
前述した通り、丘の上にある水族館なので、とにかくアップダウンが激しい構造となっています。特に屋外はかなりの斜度の坂があるので、歩きやすい靴で行くことをおすすめします。
高齢者や体にハンディキャップを持った方が同行する場合は、車を優先的にエントランス近くに停めさせてくれたり、電動カートを利用できたり、職員さんがお手伝いしてくれるので、心置きなく楽しむことができます。
小さな街の水族館ですが見所は満載です。
ぜひ北海道観光のプランに組み込んでみてはいかがでしょうか。