43歳、イラストレーターです。
72キロから63キロまで減量に成功しました。
今から10年ほど前の僕は、体重が72キロありました。身長は173cmなので明らかにオーバーウェイトです。
そんな時、ダイエットを始めようと思ったキッカケは、かつての同級生に再会した事です。
中学と高校時代はスポーツに精を出し、女性にもそこそこモテていた僕が、昔とはうって変わってデブになってしまったのをからかわれたたのです(笑)。
ハッキリ言ってムカつきましたが、太ったのは事実なので何も反論できませんでした。
そして、その日を境にダイエットへの意欲が目覚めました。
確かにこのまま太っていても見た目は良くないし、何より健康上の問題が大きそうだったからです。
ダイエットは運動で!
僕はオーソドックスにジョギングで痩せる方法を選びました。
若い頃はスポーツが好きだったので、体を動かすのが一番やり易そうだと思ったからです。
もちろん食べ過ぎ防止のためにカロリー制限も意識しましたが、あくまでもジョギングが主体です。
走り始めの頃はブランクもあってか、思うように走れませんでした。気持ちは走っているのですが体がついてこないんです。
昔は15キロくらい平気で走っていた自分が、まさか2キロも行かないうちにバテルとは想像も出来ませんでした。
ここで一度、「もしかして痩せるは無理なんじゃないか」という諦めモードのスイッチが入りかけました。
でも根が負けず嫌いの僕は、少しずつでもいいから自分の出来る範囲で継続してみようと、無理矢理気持ちを前向きに軌道修正したのです。
学生時代に部活でしごかれた時に、コーチからよく「途中であきらめるような奴は何をやっても上手くいかねえぞ」と怒鳴られたものですが、それが今になって耳に響いてきました。
「負けるか!」という気概も湧きました。
ジョギングを日課に
そんなこんなでジョギングは地道に続けました。
走る前のウォーミングアップと走った後のクールダウンを怠らないようにし、ジョギング中も「速度はゆっくり、距離は長く」を心がけました。
初めのうちは2キロ前後でバテバテだったのですが、それが半月もすれば4キロは走れるようになりになり、いつしか走行距離も伸びていきました。
1か月もすれば8キロ程度なら余裕で走れるようになっていましたね。
それに伴って体重も減り始めました。
そして、気づいたら1日1回体重計に乗って、体重と体脂肪率をチェックするのが日課になっていました。
やはり結果が数字となって認識できるのが、モチベーションアップになったのでしょう。
72キロあった体重も1か月後には67キロほどまで落ちていました。
停滞期のモチベーション
ただこの辺りから、俗にいう「停滞期」に突入し、走る距離が10キロを超えても体重や体脂肪率にこれといった変化が見られなくなりました。
体重に反映されないのは辛いですが、でも痩せているという実感はあったんです。
体重は減らなくても体が確実に引き締まっているのは自分でも感じていました。
この実感がなかったらモチベーションが下がって、止めていたかもしれませんが、鏡に映る自分の姿は、明らかに引き締まってきていました。
だから、「ここで止めたら全てが終る」と思い、体重を気にしないように走ることだけ考えていました。
でも、この体重を気にしないと思ったことが、停滞期の時期には大切なことだったようで、気にしないように走り続けていたら、いつの間にか停滞期を脱したらしく、体重もさらに落ちていき、3か月後には63キロ前後になりました。
まとめ
ジョギングのペースは2日走って1日休む程度のペースで、1回の走行距離は10キロです。
ダイエット目的で始めたジョギングですが、今となってはカッコいいジャージやシューズも買うほど、走るのが好きになってしまいました。
そのせいか、43歳となった今でもジョギングからランニングは続けていますし、もちろんリバウンドもありません。
太っていた時期よりも、今の方が気持ちにハリが出たように思います。
痩せてみてわかったことは、やはり体が健康だと気持ちが前向きになれる事ですね。
太っているというのは体が不純物を蓄えているようなものです。
そんな状態では健康面にも精神面にもどこかにゆがみが生じてしまいますよね。
ありきたりな言葉ですが、人生は健康第一だと思います。