北海道といえば自然あふれる緑か、雪の白が一番に思いつきませんか?ですが、札幌に降り立つと結構な都会じゃん!と拍子抜けしてしまう人もいます。そうなんです、札幌はまあまあな都会なのです。
北海道だから、そこら中に牛や馬がいて大自然を満喫できるぞー・・は、札幌では中々難しいのです。ですが、札幌だけで北海道を満喫したいという人のために北海道らしいおすすめの自然公園を紹介します。
札幌で自然が見れる観光場所は
・滝野すずらん丘陵公園
ここは、札幌市中心部から南に位置します。北海道唯一の国営公園になり、400ヘクタール(東京ドーム約86個分)の大きさです。公園は、大きく4つのゾーンに分けられていて季節ごとに楽しめるように工夫されています。
雪がとけてグリーンシーズンには、広大な花畑はもちろん森の中の野鳥や自生の山野草などを散策したり、日本の滝百選にも選ばれたアシリベツノ滝など大自然を観察できます。
子供が遊べる遊具も沢山そろえられていて、ノルディックウォーキング・サイクリング・釣りやパークゴルフまで多彩な遊びができます。乳幼児にも安心なベビーシートなどもトイレに併設され、コインロッカーや授乳室もあります。
またレストランや軽食コーナーもあり、バーべキューができたり、お弁当が食べやすいように休憩所や自動販売機も各所にあります。
雪が積もりだすホワイトシーズンには、初心者向きの良心的なスキーゲレンデになり歩くスキーコースや、スノーシューも体験できます。200mを一気に滑り降りるチューブそりも大人気です。
また無料でベビーカーの貸し出しもあるので、ベビーカーを持ってこなかった旅行者の人などにはありがたいですよね。
・住所:北海道札幌市南区滝野247
・電話:011-592-3333
モエレ沼公園
場所は札幌中心部から北東部で、のどかな郊外にあります。ここは、有名な彫刻家イサム・ノグチが札幌を訪れた時に、ごみ処理所だった場所を公園に造成することを知り「大地を彫刻する」というコンセプトで造られた札幌市の総合都市公園になります。広々とした自然とアートが融合いた美しい景観が楽しめます。
広さは190ヘクタール(東京ドーム約40個分)でミュージックシェル・プレイマウンテン・サクラの森・テトラマウントなど名前も造りも芸術的なものばかりで、公園にいながら自然の美術館の中にいるような感覚です。
ガラスのピラミッドがモエレ沼公園のシンボル的な形で、環境配慮のために館内の冷房システムに「雪冷房」を導入していることなどでも注目を集めています。
四季折々の草木を楽しみながら夏はモエレビーチや海の噴水などで水遊びができ、レンタサイクルも楽しめます。冬はクロスカントリーやソリなどを楽しむことができます。何というか、とても優雅なひと時を過ごせる贅沢な公園です。
完全予約制ですがフレンチ料理を味わいながら、全面ガラス張りの店内から眺められる風景も魅力的です。またガラスのピラミッド1F売店では、歩くスキー・ソリ・スノーシュー・長靴などのレンタルもあり(有料)、テイクアウトの軽食もあります。
・住所:北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1
・電話:011-790-1231
円山公園
札幌市中心部から少し西寄りに位置し、街中で車がなくても行ける公園です。広さは68.8ヘクタール(東京ドーム約15個分)で天然記念物の原始林が広がり、市内でも古くからの桜の名所で、北海道の自然を身近に感じられます。
毎年5月上旬には花見で賑わい、6月には「北海道神宮例祭」が行われます。広大な敷地には円山への登山道や野球場、競技場などの運動施設もあり、円山動物園もあります。
公園の中には案内所もあり、北海道神宮・円山動物園までのマップもあります。円山への登山道、木道の遊歩道を通って円山動物園へとすべて歩いて行けるので、1日十分に楽しめます。森林浴をしながらゆっく散歩すると天然記念物の原始林、大木も見られリスや野鳥なども観察できることがあります。
・円山公園
・住所:札幌市中央区宮ヶ丘
地下鉄東西線円山公園駅下車 徒歩5分
JR北海道バス「動物園前」「総合グラウンド前」「円山西町2丁目」
「神宮前」「宮の森1条10丁目」バス停下車
まとめ
北海道は広いので、札幌市も通常の都市と比べると広いです。だから街中にもかなり広い公園がいくつもあります。観光の寄り道で、ほっと一息つきたい時などに公園は最高のロケーションともなりますね!