体幹トレーニングや筋トレ、どちらの言葉も耳にしたことはあるでしょう。
ダイエットをしていく上でトレーニングは欠かせないものですが、この二つのトレーニングは一体何が違うんだろう?どっちをやったほうがいいのだろう?そんな疑問を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、体幹トレーニングと筋トレの違い、そしてそれぞれのダイエット効果などについて解説していきます。
体幹トレーニングと筋トレの違いについて
筋トレとは筋肉全般のトレーニングを指します。この場合の筋肉の部位は問いません。とにかくどこの筋肉でもいいのです。
一方、体幹トレーニングとは、全身の筋肉のうち、体を支える筋肉だけを鍛えることに特化したトレーニングのことを言います。
体を支える筋肉とは主に胴体部分の深い場所にある筋肉です。したがって、筋トレの種類の1つとして体幹トレーニングがあると考えていただければ間違いありません。
体幹トレーニングのダイエット効果
体幹を鍛えるには、プランクやヒップブリッジなどに代表される「一定の姿勢を保つ」トレーニングが多いです。
そのため、心拍数も上昇せず、呼吸が上がることもないのでトレーニング自体の消費カロリーはそれほど高くありません。
「じゃああんまりやる意味はないよね」と思ったあなた、ちょっと待ってください!
体幹を鍛えることのメリットの一つとして、「持久力が上がる」ということが挙げられます。
体幹を鍛えることで一度により多くのメニューをこなせるようになれるので、結果として1回あたりのトレーニングの消費カロリーは大きくなるのです。
筋トレ(体幹以外)のダイエット効果
腹筋や背筋・スクワットに腕立て伏せなど、運動経験のない方でも一度はやったことがあるメニューに代表されるトレーニング法です。
体幹トレーニングが「静」のトレーニングだとすると、こちらは「動」のトレーニングなので、消費カロリーも大きいことがメリットです。
また、もう一つのメリットとして、鍛えるのは表面の筋肉なので、継続していくことでトレーニングの成果が目に見えやすということが挙げられます。
それに、気になる部分を徹底的に鍛え上げることで、その部分が引き締まり細く見えるという効果もあります。
筋トレをするとマッチョになる?
ムキムキなマッチョになるのでは?と筋トレを敬遠する方もいますが、そこまで鍛え上げるのは相当ストイックに追い込む必要があるので、一般人にはまず不可能です。
特に女性の場合、体質的に筋肉はつきにくいので、筋トレをして太くたくましくなるということはなかなか難しいことです。
ですから安心して筋肉トレーニングを行い、引き締まったボディラインを目指しましょう。
ダイエット効果が高いトレーニング方法は?
ダイエットを目的としたトレーニングとしては、まずは体幹を鍛えることです。その後、徐々に表面の筋肉を鍛える筋トレを導入していくのがベターです。
体幹の筋肉がしっかりすると、前述した通り持久力が上がります。
持久力が上がることでより多くのメニューを無理なくこなすことができるので、消費カロリーの増加だけではなく、体力がついてきたという体の変化を実感することで自信にも繋がります。
また、体全体に安定感が出てきて、筋力不足による余分な負担がかからないので怪我の防止にもつながります。
筋トレ方法がわからない?
どのような運動をしていいのかわからないという方は、パーソナルトレーニングジムなどに通うのも良いでね。
個々の体力に合わせたプログラムや、正しいトレーニング法などを指導してもらえるので、確実に鍛えることができます。
また、お金をかけたくない、ジムに通う時間がないという方にはスマホのフィットネスアプリの利用や、筋トレを専門としているYouTuberの動画も参考にするのもおすすめです。
まとめ
体幹トレーニングはその後の筋トレをより効果的にすることができるトレーニングです。
地味なメニューが多いので、ダイエットにはあまり向かないように誤解されがちですが、まずは体の基礎をしっかりと作ってから次のステップに進むことで、効率も効果も圧倒的な差が出てくることでしょう。
じっくりと取り組み、健康的に引き締まったスタイルを目指しましょう!