一発でダイエットを成功させて目標体重になれた!
という方はなかなか少ないのではないでしょうか?
多くの方が、様々なダイエット方法を試しては、何らかの理由で挫折してしまい、元の体重に戻ってしまうという苦い経験をしています。
様々なダイエット法を試して、失敗を繰り返しながら自分にあったダイエット方法を模索するということは、決して悪いことではありません。何事もやってみなくてはわかりませんからね。
しかし、リバウンドをするということは、そのダイエット法は正しい方法ではなく、何らかの問題があるということです。
そこで今回は、その「ある問題」について解説しつつ、同時に対策法についてもご紹介していきます。
リバウンドを繰り返すことで起こる「問題」とは
そもそも、リバンドしやすいダイエットとはどんな方法がでしょうか。
リバウンドしやすいダイエット方法の特徴としては、
2、食事制限がメインになっている
3、下剤やサプリメントに頼っている
これらの方法を繰り返すことによって起こる問題とはズバリ
「痩せにくい体になる」
ということです。
なぜ痩せにくい体になってしまうのか。
その理由としては、上記のどの方法にも共通して言えることが
「筋肉のない体になっていく」方法であるということです。
筋肉をつけるということは簡単なことではありません。長い時間をかけてじっくりと鍛え上げていくものです。
継続できないような高負荷な運動では、筋肉はつきませんし、食事制限だけでは筋肉はどんどん落ちていきます。
下剤やサプリメントで排泄を促しても、脂肪そのものが落ちるわけではありません。無理に排泄させることは、必要な栄養素を十分に吸収できないので、結果として間接的に食事制限をした時と似た状況になってしまいます。
このような、運動をしないダイエット法を繰り返すと、筋肉が落ち、基礎代謝が下がり、ダイエット前の生活に戻ることで、ダイエット前以上に太ります。
そうすると、次のダイエットには、今以上のダイエット方法が必要となるので、どんどん痩せにくい身体になってしまいます。
では、リバウンドを止めるにはどうしたら良いのでしょうか。
リバウンドを止めるには?
まずは筋肉をつけましょう。
「筋肉をつける」と聞いて、ボディビルダーのようなムキムキボディを想像した方もいらっしゃるかもしれませんが、何もそこまで鍛え上げる必要はありませんのでご心配なく。
適切な筋肉量とは、体重と体脂肪率の関係から導き出されます。
適正な体重・体脂肪率は以下の通りです。
適正体脂肪率:男性は15~20% / 女性は20~25%
この範囲に収まるような数値を目標とするのが、程よい筋肉があり、最も病気にかかりにくく、健康的な体型であるという統計がとられています。
なぜ筋肉が必要なのか?
では適正な筋肉量がある体は、なぜリバウンドしにくいのでしょうか?
それは筋肉は、脂肪に比べて安静時の消費カロリーが大きく、何もしなくてもどんどんカロリーを消費してくれるからです。
睡眠中やソファに座ってテレビを見ているだけでも、筋肉量の多い体はカロリーを消費するので、多少の運動不足や食べ過ぎなどで、すぐにリバウンドするようなことにはなりません。
ダイエットをしたいのであれば、目先の体重ばかりにとらわれず、まずは筋肉をつけるために、軽い運動をすることから始めるのをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか。
リバウンドしにくい体を作るには筋肉が大切である、ということがお分かりいただけたでしょうか。
もちろん初めからハードなトレーニングをする必要はありません。個人個人の体力に応じて、無理のないペースから初めて、徐々に負荷を上げていくようにしましょう。
ただ、運動をメインとするダイエットに、残念ながら即効性はありません。
個人差はありますが最低でも3ヶ月は結果が出ないと考えておいてください。
時間がかかり、投げ出したくなる気持ちや諦め、苛立ちなども感じることがありますが、それを乗り越えれば、確実にリバウンドしにくい体型を手に入れることができます。
あまりストイックにならず、「ゆるく長く」をモットーに少しづつ筋肉をつけていきましょう。