北海道の会費制の結婚式では、招待状に1人当たりの会費が必ず記載されています。これは大人の会費となります。しかし、結婚式に参列するのは必ずしも大人だけとは限りませんよね。
子供と参列する場合、子供の会費が明確に記載されていれば問題ないのですが、記載されていないことの方が多いです。そうなると子供連れで参列する時は、会費はどうしたらいいのか?とても悩みますよね。
そこで今回は、会費制結婚式における子供の会費について、どうしたらいいのかについて解説していきます。
北海道の会費制結婚式は食事代と考える
北海道の会費制結婚式の会費の相場は、およそ1万5千円前後が平均的で、2万円を超えることはほとんどありません。本州のご祝儀制の結婚式の場合、ご祝儀の相場が3万円からと考えると、かなり安い金額設定になっています。
ただ安いからといって、結婚式の内容や食事が簡素になるというわけではなく、唯一異なる点といえば、会費制結婚式の引き出物は2000円程度の簡単なもので済ませることが多いという点だけです。
引き出物にお金をかけないことで、会費も安く抑えられて新郎新婦側も、招待される人も負担を最小限に抑えられるのが、会費制結婚式の魅力です。
会費制結婚式で子供の会費はどうする?
上記にもあるように、北海道の結婚式での会費は、ほぼ食事代と考えて良いでしょう。
そうなると、大人と同じ食事ができる中学生以上のお子様を連れて参列する場合は、会費を用意して支払う気持ちで受付をしましょう。
一方で、小学生以下のお子様の場合、大人と同じ食事というわけにはいきません。その場合、お子様向けのメニューを別に用意してくれることが多いです。年齢によりメニューは異なりますが、食事代の相場としては、3000円程度から大人の会費の半額程度と考えておいた方が良いでしょう。
招待状にお子様の会費について明記されていなければ、小さなお子様に関しては会費は支払う必要なありません。
また、ミルクや離乳食の乳児も会費は必要ありませんが、あらかじめ離乳食の持ち込みの可否や授乳室については確認しておきましょう。
会場受付で子供の会費はどう渡す?
中学生以上のお子様をお連れの方は、参列者全員分の会費を用意しておくべき、と前述しました。そこで子供分の会費を支払う時、受付で金額提示をされれば、その金額を支払うようになります。
しかし、受付で「お子様の分の会費は必要ありません」と言われる場合があります。これは新郎新婦のご厚意で、言ってしまえばお子様の食事代は新郎新婦が負担する、つまり「奢る」ということになります。
大人と同様の食事を用意してもらうのに、会費を払わないというのは気が引けてしまって、「いえいえ、支払います」と言いたくなるところですが、受付の方には会費を受け取るか否かの決定権はありません。
会費は「必要ない」と言われたら?
お子様分の会費が必要ないと言われたら、その場は「ありがとうございます」とご厚意に一旦甘えて、お子様の分の会費をご祝儀として包むか、後日御礼とともにプレゼントなどを贈ると良いでしょう。
また会費が必要ないと言われた場合に備えて、念の為、会費分のご祝儀を用意しておくこともおすすめです。小学生以下のお子様の場合も、会費は必要ないと大抵の場合は言われますので、食事代相当分の商品券やプレゼントなどを用意するのがベターでしょう。
北海道結婚式のその他の疑問
まとめ
せっかく親子で招待していただいたのなら、ぜひ家族全員で新郎新婦の晴れ舞台をお祝いしたいですね。
新郎新婦の心遣いを無駄にすることなく、それでいてさりげなく新郎新婦の金銭的負担を減らすように、何らかの形でお子様の分の食事代程度はお返しするようにしましょう。