赤ちゃんが生まれて病院を退院したら、里帰りするなどの移動はつきものですよね。
また里帰り出産をした人も、近ければそんなに問題ないですが、実家が遠い方などはどの手段をとっても大変な移動になります。
因みに私は実家が近かったので、車移動で10分少々の距離でしたが、我が家の娘は・・北海道から神戸という、かなりハードな長距離となりました笑。
そこで、新生児の赤ちゃんの長距離移動はどういったことに気を付けてたらいいのでしょうか?
車や新幹線など移動手段によっても変わってくると思います。
子どもを産んですぐのお母さんの精神状態や、体力的なこともあって色んなことが心配になりますよね。
そんな、お母さんや家族のために長距離移動で気を付けておきたい事などをまとめてみました。
新生児で移動が必要な場合
生後間もない新生児の移動は、なるべく避けたいものですが、どうしても移動しないといけない場合もあります。
●病院から退院する時
これが赤ちゃんにとっての初めての移動になります。
病院から退院して家に帰る時や、里帰りするのが生まれて間もない赤ちゃんの初めての外出となるので、なるべく自宅から近くの病院を選んで出産したいですね。
●1カ月検診
どの赤ちゃんも、1カ月たったら病院で検診を受けるようになります。
●お宮参り
お住まいの地域によっては、生後1か月ごろからお宮参りに行く習慣もあります。
このように必要最小限に抑えても、移動しなければいけないということは少なからず出てきます。
車の移動で気を付けることは?
まだ生活リズムもついてない赤ちゃんにとって、長距離の移動はかなり負担になってします。
また、初めての乗り物となると不安や恐怖心を抱いてしまう子もいるでしょう。
そこで安心させてあげることがまず大切です。
①頭をしっかり固定する
チャイルドシートに乗っていても、新生児だとまだ余裕があります。
また、首もすわっていないため、赤ちゃんが頭を振られることもあります。(これは絶対よくありません。)
なので、頭の周りに固定用にクッションやタオルをいれたり、専用の頭ガードを置くことをオススメします。
②移動時間によってまめに休憩をはさむ
ずっと車に乗っていることは、赤ちゃんにとってかなり負担になります。
それに赤ちゃんによっては、大人しく寝ている子もいれば、ぐずる子もいます。
5~10分で到着するような移動ならいいですが、30分以上の移動になる場合は、お母さんの体調と赤ちゃんのことを考え、こまめに休憩をとるようにしましょう。
③時間帯を考える
赤ちゃんにも、機嫌が良い時と悪い時があります。
日々育児をしているお母さんなら、大体のいい時間がわかるでしょうが、産後間もない時期はまだお母さんも赤ちゃんも不安定な時です。
例えば、車が多い時間帯(朝夕の通勤ラッシュ時など)は渋滞になるなど、いつも以上に移動時間がかかります。
また、街中では営業マンなどが外出する10時前後も車の量が多くなる時間帯です。
なるべく渋滞にならないような時間帯、また西日など太陽の光が眩しい時間帯などもあるので、少しでもスムーズに進めて日差しなども快適な時間帯が望ましいですね。
車の長距離移動で必要なもの
新生児の赤ちゃんは、少しのことでもとても敏感です。
寒い・暑い・お腹が空いている・眠たい、などちょっとしたことでぐずってしまいます。
移動が長時間になると、どんな状況にも対応できるようにしっかり準備しておくことが大切です。
赤ちゃんのために、完全にフラットになるベビーシートは用意しておきましょう。
新幹線の移動で気を付けることは?
赤ちゃんを連れての公共の乗り物は大変なことも多いです。
そこで、どんなことに気を付けたら快適にできるのか、ポイントをまとめてみると、
①混んでいる時間帯や時期はなるべく避ける
車移動と同じで時期によってはかなり混み合い、なかなか身動きが取れなくなってしまいます。
世間一般的に混んでる時期や連休などは、なるべく避けましょう。
また、ウイルス性の病気(インフルエンザ・ノロなど)が流行している時なども避けましょう。
②荷物をなるべく少なくする
ただでさえ、ミルクやオムツなど多く使用する時期です。
赤ちゃんもいて荷物も多いと、場所もとってしまうし取り出したりするのも大変です。
里帰りから自宅に帰る場合などは、移動時に使わない荷物は送るなどして、持ち歩く荷物は最小限にしましょう。
③座席はトイレの近くにする
新生児は頻繁にオムツを替えないと、不快ですぐ泣いてしまいます。
周りの人に迷惑ならないように移動するためにも、席はトイレの近くにしておくと移動がスムーズにできます。
④おもちゃを一つ持っておく
何か気に入っているおもちゃがあれば、一つあるとぐずった時に役に立ってくれるでしょう。
新幹線の中なので、音の出ないおもちゃがオススメです。
また、新幹線移動の場合ミルクなどのお湯はもらうことができないので、気を付けましょう。こちらにまとめています。
⑤必ず付き添いの人と2人以上で乗車する
赤ちゃんとお母さんだけという2人だけの移動は避けましょう。
お母さんは赤ちゃんの面倒を見ることができても、お母さんのことは誰も見てくれません。
例えば、自分がトイレに行きたくても赤ちゃんを置いてトイレに行くのは恐怖でしかないので、必ず赤ちゃんを見てもらう人が必要になります。
また、荷物を持って赤ちゃんを抱っこして移動したりあやしたりするのは至難の業です。
このように、お母さんは赤ちゃんのことだけを見られるように、助っ人は必要ですよ。
新幹線の席で注意すること
移動時間がかなり長くなる場合もあって、車のように休憩をまめに取ることができません。
ぐずっても休憩ができないので、なるべくぐずらないように努力するしかないので、親御さんにとっては地獄の時間になりますよね。
もし仮にぐずったとしても、デッキ(乗降ドアから客室内へ入る前の空間)や、トイレの近くにいればすぐにかけこむことが出来るので、周りにもなるべく迷惑にならない場所を選びましょう。
また、できれば指定席を確保しましょう。
自由席より少し高くなりますが、開いている席がない・座れないということは回避できます。
赤ちゃんがぐずることもありますが、産後間もないお母さんは、少しでも疲労をためない工夫も必要です。
泣き叫ぶなどの幼児なら、周りの目も気になりますが、まだ生後間もない・数か月の赤ちゃんは、おむつ・ミルク・不安を解消してあげると、ひどく泣き叫ぶような事にはならないでしょう。
赤ちゃんがいい子にしている時間は、お母さんも少しでも休めるように、席の確保は重要です。
窓口で購入する場合は、係員に赤ちゃんがいることや窓側・通路側・またトイレに近い場所など指定すれば発券してくれます(空席があれば)。
また、新幹線には多目的室というものがあります(一部短い車両にはないものもあります)。
基本的には身体の不自由な人・体調の悪い人が利用する部屋なのですが、母子の授乳や着替えなどにも利用できます。
予約することはできないので車掌さんに言って、誰も使用していなければ利用させてもらえます。
小さな部屋ですが鍵も閉められ、おむつ交換や授乳・大泣きなどの時にも使えるので、周りを気にすることもなく安心です。
このように便利なモノは遠慮せず利用させてもらいましょう。
まとめ
いかがでしたか。
新生児の長距離移動のポイントをまとめてみました。
車でも、新幹線でもメリットとデメリットはあります。
どの移動手段を使っても、生まれて間もない新生児にはかなり負担がかかってしまうということです。
まずは、どの移動手段でもしっかりと準備をし、そして時期や時間帯を見極めることが大切です。
赤ちゃんを連れての移動は大変ですし、人目もとても気になると思いますが、ポイントを踏まえて快適な移動をしましょう!