スキンケア化粧品(基礎化粧品)というと、クレンジングや洗顔・化粧水・乳液・美容液などのことを言いますが、これっていつ頃から使うのでしょうか?
赤ちゃんの時は、肌も敏感なのでお母さんがちゃんとケアしているはずですよね。
小学生・中学生になる女の子は、大人の見よう見まねでやっている子もいるのではないでしょうか?
だいたいスキンケアを始めるときのきっかけは、好奇心や憧れで始めたり、ニキビができて気になってきたときに始めたりするのが一般的ですが、果たしていつ頃からはじめるのがいいのでしょう?
そこで、子供も基礎粧品を使ってもいいのか?スキンケアを始めるのは何歳頃からなのか?など、気になることをまとめてみました。
スキンケア化粧品はいつから始めたらいい?
スキンケア化粧品とは、肌を清潔にして保湿や保護が目的の基礎化粧品になります。
今や、どれを選べばいいのかわからないほど種類も沢山あり、大人の方も迷うほどですよね。
そんなスキンケア化粧品ですが、化粧をしない子供さんが使うのはあまりおすすめしません。
それに、20歳以降からでも全然遅くはありません。
10代のうちは肌の水分量もしっかりあるので、健康な肌は自力の潤いだけで十分です。
スキンケア化粧品を使い始めるのは、ホルモンバランスも落ち着き始める、18歳から20歳ぐらいから始めるのがベストでしょう。
ただ、最近は小・中学生頃から化粧をし始める子供さんもいます。
化粧を落とすには、クレンジングや洗顔が必要になってきますので、化粧を付け始めるようになってからはスキンケア化粧品も必要になってきます。
最初に始めるスキンケア化粧品は?
まずは、正しい洗顔方法を覚えることが大切です。
ある程度大人になると、メイクをすることも増えてくるはずです。メイクは時間が経つと汚れに変わるので、その日に塗った化粧はその日のうちに落とすのが鉄則です。
そこで洗顔がちゃんと出来ていないと、肌荒れや乾燥の原因になってしまいます。
正しい洗顔方法
もし、化粧を始めるとダブル洗顔をするのが基本です。ダブル洗顔とは、クレンジング剤と洗顔を使うことです。
●クレンジング剤で化粧を落とす
●泡洗顔をする
●ごしごし洗わない
●しっかりすすぐ
洗っている時間よりも、すすぎの方が重要なのでしっかりすすぎましょう。
また洗顔については、こちらにまとめています。
化粧をしない子供はスキンケアは必要ない?
スキンケア化粧品は、基本的には子供の肌には成分が強すぎます。
赤ちゃんや幼児のうちは肌もかなりデリケートなので、余計なものを塗ると肌荒れしてしまいます。
ちゃんとしたベビー用品でケアしてあげましょう。
小学生からは、ニキビができるまでは洗顔も化粧水も使わないのが基本です。
化粧水には沢山の保湿剤や香料・保存料が含まれていて、使った方が肌に対する負担が大きいからです。
また洗顔は洗浄力が強く、逆に皮脂を落としすぎてしまうので、肌トラブルのない子どもには使用しない方がいいです。
皮脂を落としすぎてしまうと、余計に皮脂を分泌しようとしたり、乾燥肌の原因にもなってしまいます。
その結果がニキビや毛穴の開きに繋がってしまいますので、早い時期から洗顔を使う必要はありません。
小学生以下で肌トラブルがある場合
もし、乾燥やニキビが多くなったなど小さい子供さんの肌トラブルは、市販の化粧水などを使うのではなく、病院で処方されたものを使いましょう。
子どもの肌は、大人よりも薄くとても敏感です。
どうしてもスキンケアが必要だと感じたら、まずは病院で診てもらう方が無難です。
また、病院まで行くほどではないかなと思う場合は、ワセリンのもう少し純度が高いプロペトやサンホワイトを薄く付けてあげるのがベストです。
皮膚科でも、肌トラブルにはプロペトが処方されることがほとんどです。
中学生・高校生のスキンケアは?
小学生に比べると、この時期は少し肌質が安定してくる時期ですが、ニキビなど肌荒れのしやすい時期でもあるので、まだスキンケア化粧品はオススメできません。
思春期にもなるので、ホルモンのバランスが不安定なことからニキビができやすくなります。そして、精神的な面でも肌に影響してくる時期です。
そこでこの時期からは、洗顔をすることをオススメします。
ただ、肌の状態をちゃんとチェックしながら、段階を踏んで始めた方がいいでしょう。
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それでダメだったら、朝と夜に洗顔をする
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さらにダメだったら、病院へ行き洗顔の回数や、処方された薬をつける
このように、ニキビの状態を見て洗顔の回数も変えていきます。
また乾燥肌の場合は、洗顔のやり過ぎは余計に皮脂を取ってしまうので、1日1回で十分でしょう。
洗顔の選び方は、市販のものであれば無添加のものがいいでしょう。
この高校生までの時期に、間違った手入れをしてしまうと、取り返しのつかないことになる場合がありますので注意が必要です。
もし化粧をしているのなら、必ずダブル洗顔などで化粧を落としてから寝るようにしましょう。
10代のスキンケアで一番大切な事
何歳にも共通して言えることですが、お肌の天敵は紫外線になります。
子供さんのスキンケアを考える時は、まず日焼け止めを考えましょう。
赤ちゃんから使える日焼け止めがありますので、日差しの強い春から秋の間は日焼け止めをしっかりしてあげましょう。
また、日焼け止めは肌に残りやすいので、塗った日は石鹸できれいに洗い流せるものか、お湯で落とせるものを選ぶといいですよ。
20歳ごろには肌は安定してき、メイクをすることも増えてくる時期ですよね。
そうなったら、ちゃんとした洗顔とスキンケアが重要になってくるので、自分の肌質をしっかりみてスキンケア化粧品を選ぶようにしましょう。
まとめ
20歳までは、肌が敏感なのでスキンケアはほとんど必要がないということをわかっていただけたでしょうか?
ただ子供さんの中には肌荒れをする子もいます。
そういった場合は、病院で処方されたもので対応していきましょう。
スキンケア化粧品は、子供の肌には刺激が強すぎるので、お母さんと同じものを使うのは避けましょう。
また、何歳になっても日焼けだけは肌には良くないので、そちらの対応をしっかりしてあげましょう。