ヘアドネーションは偽善なのか?くせ毛や毛染めの髪でもいいの?

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ここ最近になってよく耳にするようになった「ヘアドネーション」という言葉ですが、一体どういう意味なのか気になりませんか?
良いことをすることなのですが、全員ができることではありません。実は、私の知り合いもヘアドネーションを実践したのですが、髪の毛が長くないとできないことです。

そこで今回はヘアドネーションについてまとめてみました。

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ヘアドネーションとは何をすること?

ヘアドネーションを訳すと「ヘア」は髪の毛で、「ドネーション」は寄付という意味になります。つまり「髪の毛の寄付」ということになります。

えっ、髪の毛を寄付するなんて、なんのために?どうやってするの?と思いますよね。

例えば、ロングからショートカットやボブにバッサリ髪の毛を切りたい!という人がいたとします。床に落ちた髪の毛はゴミになるので、美容室では髪の毛は産業廃棄物として捨てられます。ですがヘアドネーション用に髪の毛を細かくヘアゴムで束ねてから切ることによって、本来ならゴミになるはずの髪の毛を、誰かにあげることができるのです。

その髪の毛は、特定非営利活動法人などへ寄付するために送られ、そこで寄付された髪の毛を使ってウィッグ(カツラ)が作られていきます。その後このウィッグを必要としている人達の元に贈られます。その送り先は、小児ガンや先天性脱毛症や不慮の事故などで髪の毛を失ってしまった18歳以下の子供たちなのです!

そう、ゴミになってしまう髪の毛を寄付することで、髪の毛がなくて笑顔が少なかった子供達を笑顔にすることができるのが、ヘアドネーションという取り組みになります。誰かを幸せにできる髪の毛に生まれ変わることができるということです。

最近では高性能のウィッグも沢山あるので、
「タダで髪の毛を寄付してもらって、カツラを作って高く売ってるの?」と、商売っ気たっぷりで見てしまいそうですが、そうではないのですよ。

美容室で寄付用に髪の毛を切ったら、自宅まで持ち帰ってから各団体に郵送してもいいですし、美容室から各団体に郵送してくれる場合もあります。気になる時は、美容師さんに相談してみましょう。

自分で郵送したほうが「寄付したんだ」という思いが強くなるかもしれませんよね!

ただ、ヘアドネーションに賛成の人もいれば、残念ながら「偽善じゃないのか」と感じる人もいるようです。各団体のホームページを見ると寄付された髪の毛がどのようにしてウィッグに生まれ変わって行くのかが、わかりやすく載っていますのでぜひ見てみてください。

・特定非営利活動法人 Japan Hair Donation & Charity
ホームページアドレス h ttps://www.jhdac.org
・特定非営利活動法人 HERO
ホームページアドレス h ttps://hairdonation.hero.or.jp
・株式会社グローウィング つな髪プロジェクト
ホームページアドレス h ttp://www.organic-cotton-wig-assoc.jp

くせ毛や毛染めした髪の毛でもいいの?

強すぎないくせ毛や明るすぎない毛染めの髪の毛なら大丈夫です。いろいろな髪質を混ぜてウィッグを作ることによって、より自然なウィッグにも仕上がります。

枝毛やダメージが酷すぎる場合は、寄付した後の選定時に取り除かれる可能性が高いので、寄付しないほうがいいでしょう。また長さも必要になり、誰かを幸せにするために必要な長さは、15センチ~31センチ以上になります。ヘアドネーションをするために髪の毛を伸ばしている人もいるんですよ。

もしヘアドネーションをしたいけど自分の髪質がわからない時には、美容師さんに相談してみましょう。

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海外でのヘアドネーションの取り組み方は?

アメリカやイギリス、中国やオーストラリアでも子供たちへウィッグを作るために、ヘアドネーションの取り組みが行われています。
日本の芸能人の中にもヘアドネーションをしたことがあるという方々もいますが、イギリス王室のキャサリン妃もヘアドネーションをしたことがあるようです。

海外でも髪の毛の寄付の仕方は日本とほとんど変わらなく、全世界的にもこうした取り組みが広がっています。

まとめ

ただ、髪の毛の寄付だけでは、成り立たないこともあります。
髪の毛をウィッグとして仕上げるために、髪の毛のほかにも費用がかかるということも課題になっています。
ヘアドネーションをする人は髪の毛が長いことが必要です。

もし、この先15センチ以上髪の毛を切ることがあったら、ヘアドネーションを考えてみるのはいかがでしょうか?

この記事を読んで、ヘアドネーションに興味を持って頂ければ、幸いです。

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