赤ちゃんは一番風呂じゃないとダメ?上の子と同時に入るコツは?

妊娠育児子育て
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生後1ヶ月をすぎた赤ちゃんは、ベビーバスでの沐浴を卒業し、他の家族と同じお風呂で入浴することになります。

でも赤ちゃんの入浴「は一番風呂でなくてはいけない」という説もありますが、果たしてこれは本当なのでしょうか?

また、兄弟がいる場合、上の子と同時にお風呂を済ませるにはどうしたら良いのでしょうか?

今回は、そんな赤ちゃんのお風呂にまつわる疑問についてまとめてみました。

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赤ちゃんを一番風呂に入れる理由とは?

一番風呂とは、まだ誰も入っていない状態のお湯のことです。

「赤ちゃんを一番風呂にすべき」という意見の最も大きな根拠は清潔であるからということですね。

特にへその緒が取れた後、まだ完全に乾ききっていない場合、汚れたお風呂では感染症などのリスクが生じてしまいます。

そのため、少しでも綺麗なお風呂に入れるために「一番風呂でなくてはいけない」という説が定説となった!と考えられます。

赤ちゃんは一番風呂じゃないとダメ?

赤ちゃんのご機嫌や家族のライフサイクルによっては、必ずしも一番風呂に入れられない、というご家庭も多いでしょう。

そんな時は、先に入浴する人は湯船に浸かる前に石鹸で体を洗うように徹底するなど、免疫がしっかりつく生後半年くらいまでは、極力お湯を汚さないような工夫をするようにしましょう。

さらに、赤ちゃんもお風呂から上がる前に上がり湯をかけるようにすれば、一番風呂にこだわる必要はありません。

ただし、どんなに気をつけて入浴しても、翌日には浴槽内のお湯の菌の数は倍以上に増加するというデータがあります。

なので、前日のお湯を使い回すようなことは避けたほうが無難です。

また、下痢や嘔吐などの症状のある家族がいる場合、症状が治まるまで入浴を見合わせるか、最後に入浴するようにして赤ちゃんに感染しないように注意しましょう。

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上の子と同時に入れるコツは?

上の子が幼稚園児くらいなら多少目を離したり、ある程度本人に任せて大人は赤ちゃんのお世話ができますが、年が近い場合はそうもいきません。

別々に入れるというのも一つの手ではありますが、特にワンオペ育児などの場合は効率が悪く、またそれが毎日続くということを考えると、できれば二人とも同時に入浴させてしまいたい、というのが現実的ではないでしょうか。

準備が大切

そこで子供二人を同時に、かつスムーズに入浴させるコツとして一番大事なポイントは「入浴前に全ての準備を済ませておく」ということです。

着替えやお肌のケアに使う保湿剤、バスタオルなどはすぐ使える状態にスタンバイしておきます。

また浴室内の温度も重要です。夏場は問題ないのですが、寒くなってくると入浴中の冷えも気になりますね。

浴室に暖房がない場合は、バスタブにお湯を張る時、蛇口から直接お湯を入れるのではなく、やや熱めのシャワーでお湯を入れれば蒸気で浴室内が温まります。

準備が整ったらまずは上の子を洗います。

その間は、赤ちゃんはバスルームの外で待機していてもらいます。その際、万が一に備えてバスルームから泣き声が聞こえる所で待っていてもらうのが安心ですね。

マットなどを敷いて床に寝せたり、ハイローチェアやバウンサーに寝かす場合は、ベルトを締めて転落などの事故が起こらないように気をつけましょう。

上の子を洗い終わったら次は大人の番です。その間、上の子はお湯に浸かって待っていてもらいます。

湯あたりと溺れることを防ぐため、子供二人+ママで水深がちょうどよくなるようにやや浅めにお湯を張っておくと良いですね。

最後に赤ちゃんを膝の上で洗って、バスタブで温まったら上がります。その後、体を拭き、保湿し、着替えて水分補給をしたら入浴完了です。

可能ならば、毎日同じ手順で入浴しましょう。

そうすることで、上の子は次に何をすべきかを自然に覚え、少しずつ自分でできることが増えていきます。

上の子ができることが増えるとママの手助けにもなるので、失敗しても温かい目で見守っていきましょう。

まとめ

赤ちゃんは必ずしも一番風呂でなければならないというわけではありません。

一番風呂や清潔度にこだわりすぎるあまり、赤ちゃんの機嫌が悪い時に入浴してしまっては、母子ともにストレスの源になってしまいます。

その時の状況に合わせて柔軟に対応できるよう、家族間でルールを設定するなどの対策を立てておきましょう。

また、上の子と同時に入浴させる場合は、溺れたり転倒・転落などの事故防止、湯冷めなどの体調管理など気を張り続けなくてはならないのでとても重労働になります。

しかし、子供の成長とは早いもので、あっという間に一人でできることが増えて、徐々にママの手を頼らずともお風呂に入れるようになります。

お風呂が重労働なのも今だけの貴重な時間です。

大変だけど楽しめる賑やかなバスタイムの参考になれば幸いです。

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