眼瞼下垂手術をしてみたいけれど・・
「術後の腫れが心配!」
「何日仕事を休めばいいんだろう・・・?」
「まぶたの手術は怖いなあ・・・」
そんな不安や心配、そして疑問を抱えていてなかなか手術に踏み切れないという方は、実は意外と多くいらっしゃるではないでしょうか?
そこで今回は、実際に眼瞼下垂手術(挙筋前転法)を受けた私が、術中から抜糸までの様子をレポートします!
眼瞼下垂いざ手術!
手術は消毒後、目薬状の麻酔とまぶたに局所麻酔の注射をします。局所麻酔なので、会話は普通に可能です。だから痛みの具合や、手術の進捗状況などを話しながら進んでいったので、安心して手術に臨めました。
メスでまぶたを切開していくときは、まるで何も感じませんでしたが、その後まぶたの中にある腱板の処置に入ると、眼球を押されるような鈍い痛みを感じました。術中で最も辛かった場面ですが、それほど長い時間ではなかったのでここだけは頑張りましょう!
手術直後の目は、予定していた二重の幅よりもだいぶ広く、第三者から見ても明らかにわかるくらい腫れています。
帰宅時に備えて、帽子・メガネは絶対に用意しましょう。
また、病院の選び方はこちらでまとめています。
手術後の帰り道のこと
私の場合、病院から自宅まで地下鉄で15分、その後徒歩で10分かかります。
地下鉄はスマホでゲームができるくらい余裕で乗れましたが、歩いている間に麻酔が切れてきたのか、歩くたびにまぶたに響く様に痛み始めました。少しの振動で痛みが出るので、自宅にたどり着くころにはうっすら涙目になっていました。
移動距離が長くなる場合は、躊躇せずタクシーを使いましょう。
術後の腫れはいつまで続く?
私の場合、術後2〜3日目がピークに腫れました。
手術当日には見られなかった赤みが目の周りに発生したのと、まぶた全体が黄土色に変色しました。それとつっぱった感じや、腫れはまぶただけではなく、頬骨のところまで感じました。
手術直後はスマホを見る余裕のあった私も、翌日以降は処方された痛み止めを飲み、目を閉じて横になって冷やしているのが一番楽でした。
4日目以降は少しずつ腫れが落ち着いてきて、普段の生活ができるようになってきましたが、まだ時々痛むので休めるときは目を冷やして過ごしました。
5日目には赤みがかなり薄くなり、痛みは若干あるものの、薬を飲むほどではない程度に収まってきました。。この頃になると、メガネをかけていれば、目立つ腫れは無くなってきました。
私は術後6日目から仕事に復帰しました。
抜糸までできないこと
術後1週間でいよいよ抜糸!
1週間経過して、腫れと赤みはまだ残っていました。まばたきの時に違和感を感じますが、意識しなければわからない程度です。
診察をしていただき、経過が良ければ抜糸となります。針でチクチクとつつかれたような痛みがありますが、ごくわずかです。
抜糸後
抜糸後の傷跡ですが、二重のラインに沿って赤く腫れ、硬結(うっ血や充血で硬くなっている)ができています。この時点でまだ予定している二重よりも幅広になっていますが、時間の経過とともに腫れが引いて落ち着いてくると説明を受けました。
抜糸が終わった日から入浴や、目元の洗顔が可能となります。薬を処方されるなどの医学的なケアは特に必要ありませんが、しばらく腫れは続くので、目をこすったりするような行為は厳禁です。
また、目元のメイクは抜糸2日後からできるとのことでしたが、私の場合、傷跡にアイシャドウのチップなどが触れると痛みがあったので、目元のメイクは抜糸後2週間くらい経過してからにしました。
洗顔もまぶたを手でゴシゴシと擦るようなことはせず、泡を転がすようにかなり優しく洗いました。傷口がしみるようなことはなかったです。
手術をしてみた感想
手術は思っていたほど大掛かりではなく、「あれ、こんなにすぐできちゃうの?」とびっくりしたくらいあっさりと終わります。
術中の痛みはそれほどでもありませんが、術後の腫れや痛みは、術後2〜3日がピークになりますので、可能であればその期間はしっかり休養できる環境を整えておくべきです。
術後1ヶ月程度経過した今はでも、腫れと二重のラインの硬結は依然として続いています。が、メイクでごまかせる程度ですので、外見上の問題は何とかクリアしています。
眼瞼下垂手術で肩こりも軽減!
手術を受けてみて最も実感している効果は、肩こり・疲れ目の軽減です。完全にこれらの症状がなくなったわけではありませんが、術前と比べるとその差は歴然です。いかにこれまで無理して目をこじ開けていたのかがよくわかります。
大げさに聞こえるかもしれませんが、本当に目と体が軽い!
前の鋼のような肩コリと、疲れてくるとまぶたがズシンと重くなるのはなんだったんだろう!と思えるほど毎日が変わります。
無理して目をこじ開けることもなくなったので、眉の角度も変わりました。眉の元の位置よりもだいぶ下に下がって目に近くなり、アーチの角度も緩くなりました。目と眉が離れているのもコンプレックスだったので、これが解消されたのは嬉しかったです。
まとめ
眼瞼下垂と診断されたけれど、手術に踏み切れない、という方に向けて私の体験談をまとめてみました。
歯科を受診すれば緊張のあまりお腹が痛くなり、健康診断で採血をすれば恐怖のあまり倒れてしまうほどの「病院ビビり」の私でも受けれたほどの手術です(笑)。
術後は少々大変ですが、それを乗り越えたら今までの体の不調がどんどん解消されていきます。手術を検討されている方への参考になれば幸いです。