離乳食も3回食へと進むころには食べる量も増えるため、その分作る量も増え1日中台所に立ってる!?っていう人もいるのではないでしょうか?
それに加え、大人のご飯の準備もしていたら外出どころではありません。私も離乳食作りに疲れた時期もありました。手をかけた離乳食の時ほど食べてくれないものですよね(涙)。
また、行楽シーズンで、たまには家族で旅行に行きたいけど「離乳食どうしよう・・」という方もいるのではないでしょうか?
今回は少しでも楽チン出来る調理の時短技や、旅行の際の離乳食について私が実践してみて良かったものをご紹介します。
離乳食は頑張りすぎない?
毎日食事に追われる・・。調理や片付け・掃除や子守り・・。外出もできないよ・・と悩むママも多いですよね。
今までは朝晩の2回食だから、散歩やセンターなどへ外出もできたけど、3回食になると意外にも時間がない・・と、やってからわかることも多いです。
まして自分の食事ではないから、気を使うことも多いし・・。
よく「定年退職した旦那の3食を作るのは限界!」と、主婦の方が言われるのも納得しますよね(笑)!
ただ、全てを完璧にしないといけないわけではないので、できない時があっても落ち込まないでください。
3回食だけど、朝とお昼が近いから今日は2回食に・・とか、お昼寝しちゃったから夕飯を早めで2回食に・・なんて、私は普通にしていました(笑)!(たまにですよ!)
それくらいで「できないママね」と思われることはないですよ!
子供と一緒に私達も成長するのですから、多少のミス(1食抜く)なんて微々たるものですよ!
しかも、そんな少しの手抜きで、子供の成長は止まりません(笑)!
私はホントにズボラで大ざっぱな性格なので、離乳食から幼児食に移行する時も、食べさす時間や回数・量など「適当」でやってきました。
自慢には全くなりませんが・・(笑)。
それでも、子供達は元気に成長しています!
離乳食の時短技
よく聞く王道テクニックですが、冷凍にしておくことで効率よく時短がグンと増します。
下茹でした野菜を冷凍したりご飯を小分けにして冷凍したり、形状に合わせて冷凍の方法も変えていきます。
冷凍ストック編
野菜
じゃがいも・かぼちゃ・サツマイモなどは、マッシュした状態でフリージングすると便利です。使いたい分取り出し牛乳や豆乳を加えればポタージュに!
人参・玉ねぎ・キノコ類など下茹でしたものをミックスして、製氷機に入れておけばアレンジ自在!みそ汁などの汁物に加えても、卵ととじてオムレツにしても、その他チャーハンの具・うどんの具・丼ものなどなど・・色々使えるので、オリジナルの野菜ミックスを常備しておくといつでも使えます。
肉・魚
肉はハンバーグや肉団子にしておくと一品としてすぐ出せます。
上記の野菜ミックスと混ぜて肉団子スープにも出来ます。
鮭やマグロはシリコンスチーマーなど利用して電子レンジで加熱すると、骨もキレイに取れるのでフレークとしてご飯の上にのせたり、おやきの具としても使えます。
野菜を加えてちゃんちゃ焼き風にしても美味しいです。
時短調理道具
炊飯器を使ってご飯を炊く家庭は多いと思います。ご飯を炊くついでに人参やジャガイモなど、アルミホイルに包んで炊くと簡単に柔らかくなります。
手づかみ食べが出来ていればスティック状にカットすれば、そのままあげることが出来ます。
圧力鍋をお持ちの方は、眠らせているという人はもったいないです!
圧力鍋はかなり時短になります。煮物などは7~8分で完成します。圧力鍋を使った時短技は次の項目「取り分け離乳食」も参考にしてみてください。
ほったらかし調理
*昆布だし
離乳食作りでダシを取るようになったという方も多いでしょう。
私もその一人ですが、元々面倒くさがりな性格でダシを取るのも面倒でした。
昆布だしは、水洗いした昆布を入れ冷蔵庫に入れておけば使いたいときに使えます。開閉時に揺れるようにドアポケットの方に入れておくのがおすすめです。
*サラダチキン
鶏むね肉をある程度の大きさにカットし、肉が浸る程度の水を入れ火にかけ軽く沸騰したら火を止めそのまま放置。
粗熱が取れるころには中まで火が通り柔らかくなってます。そのダシも旨みのあるスープとして使えます。
*ふわふわオムレツ
炊飯器を使ってオムレツを作ります。
卵2~3個と好きな野菜を入れ炊飯スイッチ押すだけ。これだけでもいいですが、少し豆腐を入れしっかり混ぜることでよりふわふわになります。
大人ご飯と離乳食作りを合わせた献立作り
◦取り分け離乳食
3回食になる頃には、野菜は角切り程度で食べられるようになっています。大人のメニューを取り分け出来るとかなり時短になります。
圧力鍋で煮物などを作った際には、味が染みる前に取り分ける、もしくは完成後に少しお湯をかけて味抜きしても良いでしょう。または、具を小さく刻んでご飯と混ぜ込み五目御飯にすれば味抜きせず食べさせられます。
カレーやシチューもルーを入れる前に取り分けます。シチューやグラタンは牛乳で伸ばしても取り分け出来ます。
離乳食のストックがなくなるという時は、大人のメニューを子供にアレンジできる献立にすると手間も省けます。
◦メニューを固定化
献立作りは毎日のことで、これがなかなか大変ですよね。大人の分プラス離乳食を朝・昼・夜・・。主婦の方は本当にすごいと思います。
少しでも献立を考える手間を省けるように、例えば金曜日は丼ものの日など決めておくと多少ラクになります。
また、一つのメニューからリメイクしてもいいでしょう。例えば『きんぴらごぼう→鶏めし』『野菜炒め→魚の野菜あんかけ/あんかけうどん』など。
毎日の事なのでどこかで手抜きも必要ですよ!
旅行の時の離乳食。どうしたらいい?
日帰りの外出程度であれば、おにぎりやパンなど簡単なものを持っていけますが、旅行となれば少し難しいことも・・。
そんな時は市販の離乳食を頼りましょう!瓶詰タイプ・レトルトタイプ、加熱せずそのまま食べられるものもあるので上手に活用するといいでしょう。
また、旅館によっては離乳食を月齢に応じて準備してくれる所もあります。「赤ちゃん歓迎の旅館」などで探してみると、子供も喜ぶホテルや旅館などがありますよ。
私も子供が10ヵ月の頃旅行に行き、旅館で離乳食をお願いしました。
アレルギーやご飯の形状など細かい配慮をしていただき、子供も大満足でした。
少し味見をしましたがダシの効いた茶碗蒸しや湯豆腐などとても美味しかったです。
まとめ
3回食になる頃は少しずつ活発になり、食欲も出てくると思います。美味しいご飯をたくさん食べて欲しい!でも作る時間がない!
そんな時は
・冷凍ストックでオリジナル野菜ミックスを活用
・炊飯器や圧力鍋を使った時短調理、ほったらかし調理
・大人ご飯の取り分け
など時短技を活用し、その時に応じたメニューを考えてみてください。
また、市販のレトルトなども活用して「少しはサボってもいい」と思えば、気分も楽ですよ!