眼瞼下垂手術は眼科と形成・美容外科どこがいい?費用や保険は使える?

健康
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眼瞼下垂症とは、まぶたを持ち上げる筋肉が何らかの原因により力が弱くなり、十分にまぶたを引き上げることができなくなる疾患です。

まぶたが厚ぼったくなり、目が開きにくくなる症状が特徴です。先天性と後天性があり、先天性は生まれつきまぶたの筋力が弱い状態を言い、年齢に関係なく自覚します。

後天性は、加齢による筋力の低下、コンタクトレンズの長期装用が主な原因として考えられています。

治療方法としては、まぶたの手術をすることですが、どの診療科を受診すべきか、また費用や保険についても解説していきます。

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眼瞼下垂手術はどの診療科を受診すべき?

眼瞼下垂症の治療は
・眼科
・形成・美容外科
が得意としている分野です。

眼科と形成・美容外科、全く結びつきのない様に感じる診療科ですが、どちらも術式は同じ方法です。

では、それぞれの診療科のメリットとデメリットについて以下で説明していきましょう。

眼科

<メリット>
・眼瞼下垂症に伴う眼の諸症状(疲れ目、ドライアイなど)の治療も同時に行える。
・眼の合併症がある方でも安心して治療を受けられる。

<デメリット>
・手術ができる医療機関が限られる(全ての眼科が手術可能というわけではない)。
・機能を回復させることが第一なので、見た目に対する配慮が少ない医師もいる。

形成・美容外科

<メリット>
・審美性(外見の美しさ)も考慮してもらえる。
・眼科に比べると、手術可能な医療機関が多い。
・初回のカウンセリングは無料の医療機関もある。

<デメリット>
・美容外科の中には保険診療を行なっていない医療機関もあるので、全額自費(または自由診療)となり非常に高額になる場合もある。
・眼の症状に対しての治療は専門外。

眼瞼下垂の治療院の選び方

以上のことを考慮すると、「とにかく眼が辛すぎる!」「他にも眼の病気がある!」という方は眼科へ、「やっぱり見た目を重視したい!」という方は形成・美容外科を受診しましょう。

医療機関を受診するときは、
・現在の自覚症状
・術後の見た目はどうなりたいか(術前と明らかに差がある二重まぶたになりたいか・手術したことが気づかれにくいよう、なさりげない感じに仕上げて欲しいなど)

このようなことを受診する前についてしっかりまとめ、医師に伝えられるようにしておきましょう。

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気になる費用は?

眼瞼下垂症と医師に診断された場合、手術は保険治療の適応となります。保険適応の場合、両目を手術した場合かかる費用は43,200円(3割負担・2019年度の場合)となります。

そのほかに初診料や、術後に処方される薬代・医療保険の請求をする方は診断書の文書料、術後の再診料などがかかります。薬の処方内容や文書料にもよりますが、トータルで6万円ほどあれば問題ないでしょう。

また、眼瞼下垂手術は基本的には日帰りで行うため、術後はすぐに帰宅することになります。この場合、車の運転は厳禁です。ですので、医療機関までの往復の交通費(医療機関が遠方の場合は宿泊費も)考慮に入れておきましょう。

実際に術後の移動は、初めのうちは問題ない様に感じますが、時間が経つにつれ麻酔の効果が切れ、歩くたびにまぶたに鈍い痛みを感じる様になります。腫れもあるので、無理をしない様な移動手段をあらかじめ考えておきましょう。

 

また、眼瞼下垂手術の体験談はこちらにまとめています。

まとめ

眼瞼下垂症は命に関わる疾患ではないのですが、「眼」という顔の印象を左右する重要なパーツに手を加えるので、ご自身に合った医療機関を時間をかけて慎重に探すことも重要です。

インターネットなどの口コミはあくまでも参考程度にして、実際に医師と向き合ったり、医療機関の雰囲気を肌で感じながら、納得のいく医療機関で手術を受けてください。

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