名古屋港水族館は、愛知県が誇る有名観光スポットの1つです。
そして近年、「ららぽーと名古屋」というショッピングモールも近場にでき、買い物前に立ち寄るお楽しみスポットにもなりました。
そんな名古屋港水族館について、「滞在時間はどのくらい?」、「いつの時間が混雑してるの?」、「上手く館内をまわるにはどうしたらいいの?」という内容を主に、おすすめの過ごし方をご紹介します。
混雑する時間帯はいつ?
閉館の時間帯以外は、全体的に混雑していることが多いです。
そんな中、少しでも混雑を回避するための3つのポイントをご紹介します。
しかし、それでもカメラ好きなお客さんがすでに何人かいたり、他のイベントが終わってからの移動だと、近くで見ることは難しくなります。付近のエリアで待機し、タイミングを見計らって行くのも方法の一つです。
そこで、おすすめしたい手段は、近くにあるJETTYという商業施設へ行くことです。ここではラーメンのスガキヤ、あんかけスパのお店などが並ぶフードコートと、レストラン2か所があり、ここへ行けば食べたい時間帯にごはんを食べる確率がぐっと上がります。
滞在時間はどれくらい?
名古屋港水族館は、延べ面積が日本一の大きさなので、回る時間も、ある程度余裕をもって行動した方が、楽しく回れます。
滞在時間は、おおよそ2時間半から、しっかり遊ぶなら5時間くらいは、十分遊べます。
そこで、一般的な水族館へ行く所間半から目的を、2つに分けてご紹介します。
例1午前中は水族館で過ごし、午後はららぽーと名古屋などで買い物する
◇過ごす時間:2時間30分~3時間
・各展示エリアを1か所あたり3~5分のペースで見学する
・イベント2つを観る
・お昼ごはんを館内又はJETTYで食べる
ゆっくりと水族館の生き物たちを見てまわりたい
◇過ごす時間:4時間~5時間
・各展示エリアを1か所あたり10分のペースで見学する
・イベント5つ以上観る
・北館2Fのメインプールでシャチやベルーガたちと写真を撮る
※水槽前には観覧席があります。
・お昼ごはんを館内又はJETTYで食べる
イベントまでの時間がどうしても暇になってしまう時は、どうしたらいい?
水族館は、一旦外に出ても、再入場できます。
出口にあるスタンプを手の甲に押し、戻って来た時に入場口でスタッフさんに手の甲の確認を受ければOKです。
これを利用し、一旦JETTYでごはんを食べたり、お土産を買ったり、あるいは名古屋港をゆったりと散歩して過ごすことができます。
館内の上手なまわり方のポイント
・「これだけは観たい」というイベントを絞って行く
スケジュールは時期によって変わることや、1日に行う回数が種類ごとに違うこと・互いの実施時間が被ることから、すべてのイベントを1日の内に観るのは、意外と難しいです。
ホームページで、1ヶ月以上前からスケジュールを確認できます。
・イルカショーの前後でシャチやベルーガの公開トレーニングを観に行く
この3つは30分ぐらいの差で、開始するスケジュールでセッティングされることが多く、場所が北館3Fにと集約されています。
そのためうまく時間を調整して行けば、一気に観てまわることが可能です。
・疲れた時はしおかぜ広場、北館2Fのメインプールへ行く
しおかぜ広場で、ゴマフアザラシやペンギン・メインプールでシャチをずっと観ているだけで、疲れた心が癒されます(笑)。
またメインプールは観覧席があるため、休みながら観察できます。
・マイワシトルネードは外さない
これは、見逃してはいけないと自信をもって言えます。それに、イベントを行う回数が結構多いので予定に組み込みやすいです。
午前か午後のどちらかの時間帯に組み込むことをおすすめします。
おすすめしたい展示エリア・イベント
ここは見ておいた方がいいと思う、おすすめのイベントをご紹介します。
ここのショーは『イルカの身体能力を存分に魅せる』をコンセプトとして、まるでオリンピック競技を見ているような、華麗でアクロバティックな動きで、楽しませてくれます。上映時間は20分間ですが、毎回観客席が埋まるほどの人気スポットです。
大きなシャチの親子が、トレーナーさんの合図と共に水辺を優雅に、豪快に動き回る様子は圧巻です。水槽周りだけでなく、近くの少し小高い遊歩道からでも、水槽奥にいるシャチを眺めることができるため、おすすめです。
愛くるしい顔でトレーナーさんの言う通りに動く姿は、まるで子供が楽しく遊んでいるかのようです。運が良ければ、貴重な鳴き声が聞けます。
★イルカ・シャチ・ベルーガは、北館2Fの水槽で泳ぐ姿を見ることができます。
シャチは、あなたがおじぎをしたら同じくおじぎを返したり、ベルーガがバブリングと呼ばれる空気の輪を出して魅了してくれます。
近年、新しく加わった人気者です。歩道を進みながら横の展示室を観る形式で、とても近い距離で動物たちを観ることができます。また時間帯により、ペンギンたちのウォーキング(ペンギンよちよちウォーク)を遊歩道で行うため、そのかわいい行進に釘づけになります。
イワシたちが大勢で群れをなして、マーチングバンドのようにいろいろな形態をとり、泳ぎます。その様子は、一つの幻想的な動くアート作品の様です。
貴重なコウテイペンギンを含む4種類のペンギンたちの群れが泳いだり、りりしく立っている姿を観察できます。1羽ごとに違った動きをしたり、グループでまとまって、じっと動かないでいたりと、その様子の変化が楽しめます。
またフィーディングタイムでは、飼育員さんによるペンギンの解説があり、子供たちを対象にした「質問コーナー」を設けてくれます。
まとめ
開館してから20年以上経った現在でも、年間220万人にも来場者数を記録するほど人々に愛される水族館です。
金のシャチホコで有名なシャチや、愛らしい顔のベルーガ・近年ニューウェーブのアイドルとなったゴマフアザラシやケープペンギンなど、魅力的な動物たちに出会え、幸せな時間を過ごすことができます。
この水族館の人気は日本一ではないにしろ、「延べ面積が日本一」や「シャチやコウテイペンギンに出会える数少ない場所」として、水族館マニアにとっては注目すべき場所とされています。
またしおかぜ広場ができてからは、子供や女子たちを中心により人気が高まってきました。
魅力的な水中動物と一緒に進化を続ける名古屋港水族館にぜひお越しください。