冷えてる・・仕方ないよね、体質だからと、冷え改善のためにいろいろ試してみたけど全然よくならないということもあると思います。そんな人は、ひょっとして体内の不調が原因かもしれません。たとえば、甲状腺機能が低下していると冷えがひどいこともあります。
何をしても冷えが治らない人は、ひょっとすると病の前兆かもしれません。
何をしても冷えてる人
寒い時はもちろん、夏も冷えていますって人は女性では70%以上の人が感じています。いろいろ試しているのに、なぜ冷えが治まらないんだろう?と、深刻に考えている人も多いですよね。
血行不良がよくないから身体を動かして、食生活も気を付けているのに、一向に冷えが改善されない。何をしても冷えが治らない。そんな人は甲状腺機能が低下しているかもしれません。
甲状腺の役割とは
甲状腺は、のどぼとけの下の位置にあり、内分泌腺の働きをする臓器です。
例えば、自律神経の働きや性に関する働きは、このホルモンの作用によってバランスを保っています。ホルモンバランスが崩れると自律神経はもちろん、身体の機能が崩れてしまいます。
とくに、甲状腺ホルモンは、新陳代謝を促進させる作用のホルモンを分泌しています。要は、食べたものを消化させるまでの機能をコントロールするものなので、人が活動するための必要なエネルギーを作る役目がある成長ホルモンというものです。
それに、新陳代謝で作ったエネルギーで体温を調整します。代謝は、内臓や人が活動するために大切な働きをするので、甲状腺ホルモンはなくてはならないものなのです。
甲状腺の機能が低下するとどうなる?
甲状腺機能の低下は男性より女性に多く、ホルモンの分泌量が低下することによっていろんな症状が現れます。一番の症状は首が腫れたり、眼球が突出したりなどの症状が現れやすいですが、暑がりになったり、身体が冷えて寒がりになることが多いです。肌が乾燥したり、むくみや身体がだる重く感じることもあります。
ただの冷え性だと思っていたという人が、じつは甲状腺機能の低下で冷えを感じていたという人もいます。逆に、凄い汗をかくなどの人も注意が必要です。
甲状腺機能低下は、軽度の場合は症状が分かりにくく、自分では気付かないこともあります。ひどくなると、うつ状態になることもあるので注意が必要です。
この様な場合は病院に行かないとわからないので、どんなに冷えの改善策を探して実践しても、一向に冷えは治まらないという人は一度、医師に相談してみましょう。
その他の冷え対策
まとめ
いかがでしたか。
冷えは放っておくと様々な病をひこ起すこともあるので、仕方ないで済ませるのは良くないのです。ただの冷えだと思っていた人が病院で血液検査をしたら、甲状腺機能低下症と診断される人もいますので気になる人は一度、耳鼻科や内分泌内科の病院に行ってみましょう。