妊娠がわかり妊婦生活を送っていると、周期を刻むにつれてだんだんと大きくなってくるお腹に、ママは幸せな気持ちになります。
早く我が子に会いたいな、楽しみだなとワクワクするのと同時に、お腹が大きくなるにつれてママの体にも沢山の変化を感じる事ができます。
その体の変化の一つに、「でべそ」がありますね。
でべそって出産したら治るのかしら?自然と治るものなのか、それとも何か特別にケアをしないといけないのだろうか?
もし戻らなかったらどうしよう・・と不安に思っているママさんも多いことでしょう。
そこで、初子だからわからない!というママさんのために、産後のでべそについてまとめてみました。
妊娠中のでべそはなんで出来るの?
お腹が大きくなるにつれて少しずつ出てくるでべそに、初めて体験するママさんはびっくりしたり、ショックをうけてしまう事がありますが・・安心してください!
自分だけではなく、妊娠すると殆どのママさんがでべそになります。
人によってはつわりのないママさんはいますが、でべそにならないママさんはあまりいません。
お腹の赤ちゃんがどんどん成長し子宮が大きくなるにつれて、お腹が前に膨らみを増すため、自然と妊娠前はくぼんでいたへそが引き伸ばされて、でべそに見えるのです。
お腹の赤ちゃんに異常があるからママもお腹もでべそに見える?という事ではないので安心してくださいね。
妊娠したらでべそになって恥ずかしいと思ったり、気になってしまうというママさんもいますが、むしろ妊娠して体験できる事なんだとポジティブに考えてみてください。
産後は戻るの?
さて、このでべそは出産後は元のへその状態に戻るのか心配なママさんもいるでしょう。
大体のママさんが産後半年前後で戻ったという事が多いです。
これも産後自然に治るので、特に心配する必要はないですよ。
でべその特別なケアは必要?
でべそは自然に治る事が多いですが、何か特別にケアをする必要はないのだろうか?
自然に治ると言うけれど、本当にほっておいたら治るのだろうか?
など、やはり心配になってしまうママさんも多いようです。
なかには、自然に治るけど自分の体のことだから「気にかけてケアをしている」という人もいます。
例えば
・腹筋などを鍛える
・骨盤矯正を行う
などです。
妊娠でできたでべそとはいえ、自分の体のことなのでやはり気になってしまいますよね。
自分のための産後メンテナンスで、おへそ周りのケアや、空いた時間などに出来る簡単な腹筋運動などをしてあげれば、産後の体型戻しにも役立つのでぜひ実践してみてください。
産後半年を過ぎても治らない場合は?
自然に治ると聞いていたのに、産後半年を過ぎても全然治る気がしない・・。
そんな場合は、「腹直筋離開」という症状かもしれません。
この腹直筋離開とは、妊娠によってお腹が大きくなりお腹の筋肉(腹直筋)が耐えられず、筋肉を繋ぐ繊維が縦に裂けてしまう症状です。
自分で気づくケースも多く、お腹を触った時にグジュグジュする様な感覚があったり、腰痛が起きたりします。
ただ腹直筋離開は決して治らない症状ではありません。
出産には骨盤が緩んで開いた状態になります。産後1ヶ月を過ぎた頃から、なるべく早く自分で腹筋を鍛える運動や、骨盤ベルトなどでしっかり締めて、はやく元の位置に戻してあげるなどケアをしていくと、治るのも早くなります。
また、もしでべそが治らない・もしかしたら腹直筋離開なのではないか?と不安に感じるようでしたら、行きつけの産婦人科や整体などに行って診断を受けて見るのもいいでしょう。
まとめ
いかがでしたか。
赤ちゃんが生まれて、忙しい時間が過ぎていく時期ですが、ママのケアも必要です。体のラインが崩れ妊娠前のボトムがはけないということもショックですよね。
ですが、産後は早めの筋トレなどで体型を戻せ、でべそも早く元に戻りやすいです。
また産後のでべそは、ほとんどが自然に治るのであまり心配することはありません!
早く治すためには、産後1か月を過ぎたころから、なるべく早く腹筋や骨盤矯正などボディーケアをしましょう。
もし、数カ月たってもでべそが治らない時には「腹直筋離開」の可能性もありますので、気になるようでしたら病院で診断してもらうのもいいですよ。