北海道神宮は北海道で最も規模が大きく、最も格式の高い神社です。
初詣はもちろん、結婚式や七五三などで参拝に訪れる人も多く、札幌市民のみならず、全道の人から親しまれているスポットです。
円山公園に囲まれたそのロケーションは緑豊かで、都会の喧騒を忘れさせるような静寂と凛とした空気に包まれています。
そんな北海道神宮について参拝時間はいつ頃がいいのか?土日の混雑状況やご利益などをご紹介していきます。
北海道神宮の参拝時間や混雑状況について
北海道神宮の通常の参拝時間は、時期によって異なります。
・3月 7:00-17:00
・4月〜10月 6:00-17:00
・11月・12月 7:00-16:00
また年末年始などの初詣期間中は参拝時間が変更されます。詳しくは公式HPを確認してください。
北海道神宮の混雑状況は、初詣期間中や例祭などのイベント期間中は大混雑しますが、それ以外の日は週末でもそれほど混雑しないので、ゆっくり参拝したり、広大な境内の中の散策を楽しむ事が出来ます。
北海道神宮のご利益と鳥居のいわれについて
澄んだ空気の中、深呼吸をするだけで心がすっきりと洗われるような雰囲気の北海道神宮。
そんな北海道内最強のパワースポットと言われる北海道神宮は、様々なご利益があるといわれています。
北海道神宮には「大国魂神(おおくにたまのかみ)」「大那牟遅神(おおなむちのかみ)」「少彦名神(すくなびこなのかみ)」が祀れていて、これらの神様は、北海道を開拓した先人たちの心の支えになった力強い神様です。
金運上昇や商売繁盛・縁結び・子孫繁栄などのご利益があります。
北海道神宮の鳥居のいわれ
境内には「第二鳥居」「第三鳥居」があり、また丸山公園からも行きやすいように「円山公園口鳥居」というものがあります。
「第二鳥居」は表参道からまっすぐ本堂に向かうところにある鳥居です。
こちらは縁切りの鳥居と言われており、誰かと縁を切りたい、病気やストレス、嫌な事から解放されたいという方はぜひこちらをくぐりましょう。
もしも、仲良しの友達や、カップル、夫婦、家族づれで北海道神宮を訪れる時はこの鳥居を避けるか、やむを得ない場合はタイミングをずらして同時にくぐらないようにしてください。
「第三鳥居」は円山公園東駐車場付近にある鳥居です。こちらの鳥居は金運上昇の鳥居と言われているので、こちらから入ることをおすすめします。
ちなみに「第一鳥居」は北1条西25丁目、商業施設やマンションが立ち並ぶ宮の沢通にあります。
片側2車線の広い車道をまたぐようにある鳥居です。鳥居をくぐる時は必ず一礼してから入るのがマナーですが、この第一鳥居に関しては安全運転で通過する事が何より大切です!
北海道神宮の見どころ・イベントなど
毎年、ゴールデンウィーク頃は桜が満開になります。すぐ隣の円山公園はお花見スポットとして札幌市民に人気がありますが、北海道神宮内も桜の木があり、日本の春の情緒的な風景を楽しめます。
6月14日〜16日には通称「札幌まつり」と呼ばれる「北海道神宮例祭」が行われます。境内だけではなく、大通公園や中島公園にも露店が出店し、北海道最大規模のお祭りになります。これは例年、多くの人で賑わいます。
また、大自然に囲まれた神宮なので、ごく稀ではありますが、野生のエゾリスやキタキツネ・野鳥などに遭遇できる可能性もあります。
午前中がよく出没するようで、参拝の際には、木の上や森の奥などにも注目してみましょう。
ただし遭遇しても、餌を与えたり、大声を出して驚かすような行為は控えてください。特に、キタキツネはエキノコックスという寄生虫を持っていますので、安易に近づかないように注意してください。
境内には「六花亭神宮茶屋店」があり、休憩にはおすすめの場所です。六花亭は道内に多数の店舗を構えていますが、ここでしか食べられない焼き餅が人気です。
まとめ
日々の忙しさ、人間関係のストレス、生活の疲れ・・人間は生きていればいつでも穏やかにいられるのはとても難しいことです。
心のトゲトゲをまるくして、また明日からの活力になるように、北海道神宮でリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。