北海道の真ん中に位置する旭川市にある有名な動物園といえば「旭山動物園」です。毎年、どの季節も観光客で賑わっています。今回は、みなさんが気になる旭山動物園の季節ごとの滞在時間や、楽しみ方について紹介します。
旭山動物園は季節によって滞在時間は変わる?
旭山動物園の所在地である北海道旭川市は、夏は30℃以上あがることがあり、冬は-15℃以上になることがある、北海道の中でも寒暖差が激しい地域です。
・逆に冬は、一日中冷え込むので、室内で過ごすことが多いです。
このような地域なので、旭山動物園の滞在時間は夏と冬では、大幅に変わるということはありません。
そこで、「動物園以外にも旭川のスポットを回りたい」という方は、最低でも旭山動物園での滞在時間を3時間はとっておくことをおすすめします。なぜなら、旭山動物園はいつ行っても混雑しているからです。特に人気の「ぺんぎん館」「あざらし館」「ほっきょくぐま館」は行列ができるほど混むこともあります。全ての場所を回りたいと考えていたら、3時間は必要でしょう。
また、「旭山動物園に1日を使っても良い」とお考えの方は、本当に開園から閉園まで楽しむことができるので、季節に関係なく使える滞在時間を十分楽しんでください。
しかし、季節によっての動物園の楽しみ方は変わってきますので、次の項目でお話しましょう。
旭山動物園の夏の楽しみ方と冬の楽しみ方
旭山動物園といえば、もちろん北海道ならではの珍しい動物を見ることができるところや、施設の作りが工夫されているところが見所です。これらの楽しみ方は、一年中できます。もうひとつ、旭山動物園のポイントがあるのです。それは、ずばり季節ごとの「イベント」です。夏と冬では、どのような楽しみ方ができるのか紹介していきます。
旭山動物園の夏の楽しみ方
夏は先ほども記しましたが、とにかく暑いので、北を代表する動物たちにとっては酷な季節といえるでしょう。よって、動物と触れあえる!というようなイベントはあまりされていません。
では、どういうことが楽しめるのか?
それは、夏休みやお盆の期間に開催される「夜の動物園」というものです。文字通り、この時期だけ開園後の夜の動物園の動物たちの様子が見られるイベントです。夜行性の動物もいるので、日中は寝ているだけの動物の貴重な姿を見ることができるのでおすすめです。
旭山動物園の冬の楽しみ方
冬になると、「夏よりも楽しい!」と感じるイベントがあります。
一つめは、「ペンギンの散歩」です。決められた時間になると、動物園の道をたくさんのペンギンたちが行列を作って散歩するのです。よちよち歩きのペンギンたちが、列を乱さず一生懸命進んでいく姿は、何とも言えぬ癒しを与えてくれます。
もう一つおすすめなのは、「雪あかりの動物園」です。このイベントは二月上旬から開催されていて、日が暮れてくると、動物園中のアイスキャンドルが灯り、とても幻想的な雰囲気に変わります。幻想的な明かりの中で、動物たちが生き生きと活動する姿を見ることができることが、冬ならではのポイントです。
ここに時間がかかる?意外な穴場
旭山動物園の楽しみ方を紹介してきましたが、動物を見る、触れあうなどの他にも、意外にも滞在時間を長くする魅力的な穴場があるのです。私が実際に行って、とても楽しめたのでぜひ紹介させていただきます。
旭山動物園のおみやげ店
旭山動物園には、大きなおみやげ店もあります。家族や友達におみやげをと思い、ふらっと立ち寄ったのですが、なんとも楽しい癒しの空間なのです。
動物園で見られる動物たちのかわいいぬいぐるみやキーホルダー・文房具。さらには種類の多いお菓子。売られているもの全部を手にとってじっくり見てしまうほどの魅力があります。記念用にと、自分用に一番多く購入してしまうほど、楽しい場所です。
旭山動物園のレストラン
ゆっくりランチがしたい、簡単にテイクアウトしたいなど色々なニーズに添って、食べ物を食べられる施設が何個も併設されています。いつでも人が賑わっている動物園ですが、レストランは一つではないので、いつ行ってもそこまで混んではいません。
特におすすめなのは、暑い夏の日にソフトクリームを食べてゆっくり涼むことです。動物園の景色を見たり、動物を見たりしながらゆっくり美味しいものを食べて安らぐことも、旭山動物園ならではの楽しみ方です。
まとめ
旭山動物園は、たくさんの種類の動物がいますが、施設全体はそこまで広くはありません。そのため、すべての場所をゆっくり見て回ることができます。楽しみ方は人それぞれです。帰りに、少し疲れたなと感じたら、園内にシャトルバスが運航しているので利用することも楽しい選択です。
ぜひ、それぞれの時間の中で、季節ごとの動物園の魅力を肌で感じてください。