クレンジングはメイクをする女性にとって、メイク用品と同じくらい重要なアイテムです。
オイルやクリーム・ゲルなど種類も多種多様で、好みのものを見つけやすい反面、肌に合わないということもしばしばあります。
購入したばかりなのにお肌に合わないとなると、クレンジングとしては使えないですよね。
捨てるしかないか・・と、ゴミ箱に入れてしまうこともあるかもしれませんが、余らせてしまったクレンジング剤を捨ててしまうのはちょっと待って!
実は化粧落とし以外の使い道もあるんです。
そこで今回は、せっかく購入したクレンジング剤を無駄なく消費するためのアイディアについてご紹介していきます。
クレンジングの化粧落とし以外の使い道
クレンジング剤は、化粧を落とす目的として作られていますが、お顔だけしか使う用途がないわけではありません。
基本的に油汚れを落とす役割がある界面活性剤や油性成分が含まれているので、クレンジング剤の中身を知るといろいろ活用できることがあります。
ボディのざらつき、くすみ落としに
ボディウォッシュで念入りに洗っていても膝や肘のざらつきや黒ずみが気になる方は多いのではないでしょうか。
そんな時はクレンジング剤で洗ってみましょう。
方法は顔のメイク落としと同様に、乾いた肌にクレンジング剤を乗せて、円を描くように指の腹を使って優しく擦るだけです。
顔には合わなかったクレンジング剤もボディなら皮膚が厚い分、問題なく使える場合があります。
同じように首への使用もおすすめです。
首回りの肌は代謝が良いとされており、皮脂や古くなった角質が蓄積しやすい部位です。
首がワントーン明るくなると顔自体も明るく見えるので、美肌を目指すなら首のケアもぜひやってみましょう。
また、クレンジング剤は滑りが良いものが多いのでマッサージにも活用できます。
マッサージしながら汚れも落とせるのでまさに一石二鳥です。
ただ、クレンジング剤を長時間お肌に付けているのはあまり良くないので、マッサージの時間は短めにしましょう。
ボディーの日焼け止め落としに
お顔の日焼け止めを落とす場合はクレンジングを使いますが、身体に塗った日焼け止めはボディーソープだけの洗浄が一般的ですよね。
でも日焼け止めってボディーソープだけでは落ちていないことが多いのです。
特にアウトドアでウォータープルーフの日焼け止めを腕や首筋・足などにもしっかり付ける時は、身体にもクレンジングを使って日焼け止めを落とすのがおすすめです。
クレンジングを付けて軽くマッサージをすると、日焼け止めや汚れが肌から浮き落ちます。
その後クレンジングを流してからボディーソープで洗い流すとキレイに落ちますよ。
頭皮のお手入れに
頭を洗う時、ワックスやスプレーなどの整髪料を付けている時には、2回ぐらいのシャンプーは必要になりますよね。
そんな時はクレンジングで、頭皮や髪の毛に付いた汚れをマッサージしながら落とします。
軽くすすいでシャンプーすると、しっかり汚れも落とせてスッキリします。
油汚れのお掃除に
クレンジング剤は本来化粧や皮脂など、油性の汚れを落とすものです。
そこで、こびりついた油汚れを完全に落とし切るのは難しいですが、軽い油汚れならクレンジング剤で十分落とせます。
油汚れ専用の洗剤は匂いもキツく肌荒れを起こしやすいので、掃除をするのにも換気をしたりゴム手袋をはめたりと準備をしなくてはなりませんが、クレンジング剤で代用するなら気軽にお掃除に取り組めます。
メイク用品のお掃除に
チップやブラシ・パフなどをきれいにするための専用の洗剤はありますが、これもクレンジング剤で代用することができます。
クレンジング剤をきれいにしたいメイク用品に染み込ませてもみ洗いした後、水ですすぐだけなので方法は専用の洗剤と同じです。
むしろ洗剤よりもきれいに落ちることもあり、メイクのプロの美容部員さんなどはクレンジング剤を使ってお手入れしている方も多くいらっしゃいます。
汚れやすいメイク用品を清潔に保つことは雑菌の繁殖を防ぐだけではなく、メイクのりが美しくなったり、発色がより綺麗になるというメリットがあります。
ついついほったらかしにしがちなメイク用品ですが、こちらもこまめにお手入れしたいですね。
洗濯にも
白いお洋服の襟や袖・脇などの頑固な汚れは通常の選択だけではなかなか落ちにくいですよね。
また、服を着たり脱いだりした時にファンデーションやチーク、誤って口紅などを付けてしまうこともありますよね。
でもその汚れの正体は皮脂や汗だったり、化粧品です。
つまり油汚れなので、ここでもクレンジング剤は威力を発揮します。
方法は簡単。気になる部分にクレンジング剤を塗り、お湯で濯ぐだけです。
皮脂・汗汚れだけではなく、カレーがはねたときやうっかりつけてしまいがちなボールペンの汚れなども落ちる可能性があるので、気になる汚れがある時はなるべく早く試してみてください。
ただし、色のついたクレンジング剤の場合はクレンジングの色が衣類に移ることがあるので注意が必要です。
まとめ
使わなくなって眠っているクレンジング剤は、意外といろんな場面で活用できます。
まだ新しいものがお肌に、古くなってしまったものはお掃除に使うことによって無駄なく、そして無理なく使い切ることができます。
肌に合わなかったり、好みではなかったクレンジング剤を活躍させることができる参考になれば幸いです。