子供におもちゃを買うタイミングや与え過ぎは悪影響?年齢別の遊び方レベルも検証!

妊娠育児子育て
※このブログでは、プロモーション広告を利用しています。
※このブログでは、プロモーション広告を利用しています。

今や玩具屋さんだけではなく、コンビニ・スーパー・ドラッグストアなどどこへ行ってもおもちゃは売っています。

さらに子供向け番組の合間のCMや、キッズユーチューバーがおもちゃで遊ぶ動画など、情報もたくさんあふれています。

それらにつられて、新しいおもちゃを店頭で見かけたり情報を得ると、子供は欲しがることが多いですよね。

そんな時によく悩むのが、おもちゃの与え方やどういったおもちゃを与えるのが子供の成長に良いか?という疑問です。

もちろん、赤ちゃんから幼児期にかけての数年は「遊び」が、心身の発達に非常に重要な役割を果たしていますので、全く与えないというのもどうなのか?と、考えてしまいますよね。

また、一口に遊びと言っても成長に合わせて遊びのレベルがどんどん変化します。

そこで今回は、子供へのおもちゃの与え方について、年齢別の遊びのレベルと一緒にまとめてみました。

 

スポンサーリンク

おもちゃを与えるタイミングは?

まだ幼い子供は、新しいもの(おもちゃなど)を見ると高確率で欲しがります。

その場で動かなくなり、そのおもちゃしか見えていない感じですよね。

時には欲しいと泣き叫び、どうにかして手に入れようと必死になっている様子は、よく見る光景です。

では、欲しいものを欲しいタイミングで買い与えても良いのでしょうか?

最初に結論としては、「ルールを決めて買い与える」ことが重要になります。

いつでも買い与えない最大の理由は、子供に「我慢」を覚えさせるためです。

自分の希望がなんでも叶うというのは、この先生きていく上でもまずありえない話ですよね。

欲しがってもあえて買わないのは、我慢を身をもって覚えてもらうにはとても良い教材になります。

また、突発的な物欲は本当に欲しいものではない場合も多々あります。

これは大人にも当てはまりますが、急に欲しくなって購入したはいいけれど、そこで満足してしまって実際のところあまり使わなかった・・という経験をお持ちの方も多いでしょう。

子供はさらにその傾向が大きいので、買ってもらったということに満足して、その後は全然遊ばなかった、なんてこともよくある話です。

おもちゃは与えなくてもいい?

かといって、おもちゃを与えないというのはあまりにも非現実的です。

そこで重要になってくるのが、どういったタイミングでおもちゃを買い与えるかということです。

おもちゃを与えるタイミングはクリスマスや誕生日などのイベントの時や、夏休みのような長期休暇に入る時など、ご家庭ごとにわかりやすいルールを決めて購入するようにしましょう。

また、もう少し物事が理解できる年齢になったら、習い事やお手伝いなどで目標を定め、それを達成できたら購入するというのも一つの方法です。

お子さんの年齢や家庭の事情に合わせて明確なルールを決めることが、子供の成長に役立つおもちゃの購入タイミングです。

おもちゃは量?質?どちらを優先?

おもちゃを与えるにあたって、どのようなものをどれだけ与えるかということも悩むポイントです。

幼少期のおもちゃ選びにおいて重要なことは「遊び方に幅があるか」ということです。

知名度の高いメーカー製のものや高額なものでなくとも、子供ならではの柔軟な発想力を刺激するおもちゃこそ、脳の発達を促す質の良いおもちゃと言えます。

積木やブロック・折り紙・お絵かきといった昔から変わらないおもちゃは、まさにそれに当たります。

自分で線路を組み立てて走らせる電車のおもちゃ・おままごとやお人形のように何かの役になり切って遊べるおもちゃも、子供の想像力を刺激する良い遊びです。

またトランプやかるたなど、1人では遊びにくく、家族で楽しめるものは子供の成長を見ることもでき、親子で向き合える時間を作ることもできます。

なかなか時間が作れないママパパも多いとは思いますが、いつの年齢になっても遊べるものなので1つはあってもいいですね。

おもちゃの質を優先させると?

おもちゃの質にこだわるあまり、集中して遊ばせるために「おもちゃは鉛筆や積木のみ」といったように、極端におもちゃの数を絞る親御さんも最近は見られるようになりました。

でも、新しいおもちゃに触れるからこそ新たな発見があったり、これまでとは違う世界が広がることもあります。

限定的になりすぎず、広いジャンルのおもちゃで遊ぶことも成長のために必要なことと言えます。

量または質と、どちらかにこだわるのでなく、あくまでもバランスよくおもちゃを持たせることが重要でしょう。

おもちゃの与えすぎは悪影響?

赤ちゃんのうちはおもちゃで遊ぶだけでしたが、成長と共に遊びだけではなく、片付けたり汚れてきたら手入れをするといったおもちゃの管理も、子供が主体となって行うことで整理整頓について学ぶこともできます。

この時、数が多すぎると管理がとても困難になり、いつまで経っても片付けることができなかったり、片付け自体を諦めてしまいます。

おもちゃは与えるばかりではなく、ご自宅の収納スペースを考慮し、遊ばなくなったおもちゃは処分するなどして子供が片付けやすい量を保つようにしましょう。

年齢別の遊び方

赤ちゃんは見ているだけの遊びから、幼児期は遊びを通して様々な経験をして、学んでいきます。また、ご家族やお友達と一緒に遊んだという楽しい経験は、自信や心の安定にも繋がります。

0歳児の遊び

0歳児の遊びは「見る・聞く・触れる」といった感覚を楽しむことが主体となります。

こういった感覚は好奇心を芽生えさせるきっかけにもなります。

この時期の成長は目覚ましく、それに伴い遊び方も変わっていきますが、赤ちゃんの好奇心を刺激する点は共通しています。

ねんねの頃

音が出たり、動きのあるものを目で追ったり、手や足を伸ばして触ろうとする動作を見せることもあります。

目の前でおもちゃを振ったり、歌を歌ってあげたり、まだ言葉は伝わらなくても話しかけることが最も赤ちゃんが安心する遊びです。

お座り・ハイハイの頃

ねんねの頃に比べると視界がぐんと広がり、より多くのものが目に入るようになります。

力もつき、両手でおもちゃを持ち上げたり、投げ飛ばしたり、動くおもちゃを追いかけるようにもなります。

全身を使った遊びができるようにボールなど動きのあるおもちゃで、体の使いかたを自然に覚えていけるようにしてあげましょう。

また、「真似っこ遊び」をするようになるのもこの時期からです。

電話を耳に当てる・車を走らせるなどの他に、料理を作る・髪の毛をとかすと言った真似事をすることもあります。

「もしもーし」「しゅっぱーつ」「ブーン」「ぐつぐつ」などの言葉(擬態語・擬音語も含む)を付けて、一緒に遊んであげると言葉の発達も期待できます。

1歳の遊びレベル

1歳を過ぎると個人差は多少あるものの体力もついてきて、歩ける距離も長くなってきます。

運動不足にならないように、お散歩や時には広い場所で走り回るような遊びも取り入れていきましょう。

運動量を増やすことで食事の量も増え、睡眠もまとまった時間取るようになるので、体の成長面においては非常に重要です。

また、家族の動きを真似していただけの遊びが「ごっこ遊び」に発展していきます。

おままごとやお人形のお世話・正義の味方になりきっての戦いごっこなどが代表的ですね。

おままごとやお世話ごっこは、他者を思いやる気持ちや自立心を育むためにとても良い遊びです。

戦いごっこは「乱暴な子になるのでは」と不安に感じたり、やめさせようとする親御さんも見受けられますが、実は善悪の区別を付けたり、特に男の子に見られる攻撃的な心理状態を発散させるというメリットがあります。

人やペットを叩いたり、物を壊してしまうような危険がない限り、続けていても問題ありません。

2歳の遊びレベル

2歳児は、より安定してフラフラすることなく歩いたり走ったりすることができるようになります。

バランス感覚が備わってくるので、体格(特に身長)が適正であれば足けりバイクなどに挑戦してみるのも良いでしょう。

室内遊びも、ごっこ遊びにストーリー性が加わり始め、「お母さん」や「ヒーロー」など自分の役回りを決めて、それらしい振る舞いをして空想の世界を作り上げていけるのも、このくらいの時期からという子が多いでしょう。

お子さんの空想を世界を広げる手伝いができるように、「それからどうなったの?」などの語りかけをして、お子さんが主体となって物語を展開させていきましょう。

それと同時に創造力もたくましくなってきます。

ものの形の模倣はできないですが、粘土やブロックで「何か」を作ったり、空箱などの廃材を「何か」に見立てて遊ぶこともあります。

3歳(年少)の遊びレベル

多くの子が幼稚園入園をきっかけに、初めて家族以外の人との関わり合いを覚える年齢です。

また、おしゃべりもだいぶ達者になってくるので、公園や児童館などで出会った見ず知らずの子に話しかけ、一緒に遊べる子もいるでしょう。

同じような年齢の子と遊び始めたら、喧嘩などのトラブルが発生しない限り親は基本的に見守るようにしましょう。

初めはうまく遊べなくてついついリードしてあげたくなりますが、そこはグッと我慢です。

子供に任せることで、コミュニケーション能力や社交性を学ぶ良いきっかけになります。

4歳(年中)の遊びレベル

集団生活にも慣れ、人の話も理解できるようになってくるので、ルールのある遊びができるようになります。

また、お友達と協力してブロックを組み立てたり、役割分担をしておままごとをしたりする「連帯遊び」ができるようになるのもこのくらいの時期からです。

しかし、集団やルールなどの中で自分の思うようにいかず、不満をぶつけてくることもしばしばあります。

そんな時はまずは子供の主張に耳を傾け、その上で「なぜダメなのか」や「どうしたらいいのか」を説明してあげましょう。

5歳(年長)の遊びレベル

そろそろ小学校入学に向けて、文字の読み書きや時計の読み・簡単な計算などの勉強の準備を始めるご家庭も多いのではないでしょうか。

最近は子供が自主的に楽しく勉強ができる市販のドリルや、タブレットなどを使った通信教育などがあり、自宅にいながらにして十分な教育が可能です。

机に向かって勉強することも、小学校以降の学習習慣を身につける上では重要ですが、日常生活の中で学習したことも生かせる場を作ることなども自信につながります。

例えば、買い物メモを書いてもらう・今の時間を聞く・お手紙のやりとりをする・絵本を読んでもらうなどから得られる達成感は、ドリルを仕上げた時よりもより大きなものに感じられるでしょう。

日々のお手伝いも「○○ごっこ」と遊びの延長にすることで、こちらも無理なく習慣づけることができます。

スポンサーリンク

まとめ

おもちゃは子供たちの毎日を楽しくするだけではなく、様々な学びのきっかけにもなる大切なものです。

おもちゃを通して多くの体験をし成長していくためには、ただ与えるのではなく、きちんとしたルールを設けることが重要です。

楽しく遊びながら自然と身につけていけるように、厳しくなりすぎず、お子さんの個性やご家庭の事情に合わせたルールについて、今一度考えてみるきっかけになれば幸いです。

あっという間に過ぎてしまう幼児期ですので、ぜひ目一杯遊んであげてください。

タイトルとURLをコピーしました