入院時の大部屋で貴重品はどうする?鍵の管理や家族がいない場合は?

生活
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入院すると、現金や保険証だけではなく印鑑などの貴重品が必要になります。

さらに、着替えや洗面道具、食事に必要な道具などの身の回りのものを必要となるので、私物を管理するのが意外と大変になります。

このように、見知らぬ人と同室になる大部屋での入院では、貴重品の管理は頭を悩ませますよね。

そこで今回は、入院時の大部屋での貴重品の管理について解説していきます。

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大部屋での貴重品はどうする?

大部屋に入院すると、ベッドの脇に「床頭台(しょうとうだい)」と呼ばれる個人用の棚があります。

施設により形は異なりますが、ほぼ全ての床頭台には鍵付きのセーフティボックスが備え付けられています。

貴重品などはここに収納し、施錠しておくのが大部屋での貴重品の管理の基本となります。

このセーフティボックスはとても小さいので、貴重品は必要最小限だけにしましょう。

手元には飲料代や新聞代程度の現金があれば十分で、必要な時はその都度家族に持ってきてもらうようにするのが最も安心な方法です。

貴重品というと、現金や印鑑などを思い浮かべがちですが、時計や宝飾品類も含まれます。

こういったものは入院中は検査の時など、意外と取り外す機会が多く紛失しやすいものです。また、他の患者さんによる窃盗なども可能性としては十分にあります。

無用のトラブルを避けるためにも、時計や宝飾品(結婚指輪も含む)は入院時は持ち込まないようにしましょう。

鍵の管理はどうする?

さて、セーフティボックスに貴重品を入れ施錠したら、その鍵はどうするのでしょうか。

多くの病院は鍵の管理は患者任せとなっています。

そのため、手首に巻き付けられるように紐やゴムがついていたり、リストバンドのような形状をしているなど、身に付けられるような工夫がされている鍵もありますので、少々煩わしいですがしっかり身につけておきましょう。

また、小さな巾着袋やポーチなどを用意し、ベッドから離れる時に鍵だけでなくお財布やスマホなどもひとまとめにして持ち歩けるようにしておくと便利です。

最近は暗証番号入力式のセーフティボックスも増えてきました。「0000」「1234」といったわかりやすい数列、患者本人の誕生日などは推測されやすいのでこういったナンバーは避けましょう。

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家族の協力が得られない場合

貴重品が必要になった場合は都度家族に持ってきてもらうのが良い、と上述しましたが、一人暮らしや多忙などの理由で、家族の協力が得られない場合はどうしたら良いでしょうか?

入院中に多額の現金が必要となる場面は、主に退院時の精算の時です。

これは退院後、後日支払い可能な病院もあるので、入院時に相談しましょう。

後日の支払いが認められない場合や、入院中に他院を受診する予定があるなど場合など、どうしても多額の現金が必要な場合は、病院の事務やナースステーションなどで預かってくれる場合もあるので、これについても入院先に相談してみましょう。

ただし、一度預けると紛失などのトラブルを避けるため退院時まで(もしくは必要な時まで)返してもらえないこともあります。

入院中に身の回りのものを購入する現金とは分けて預けましょう。

止むを得ず自己管理する場合は、他の患者から見えるところで現金を出したり、多額の現金を持っている旨を他言しないように気をつけましょう。

まとめ

病院は誰でも立ち入ることができる開放された空間です。

家族や友人などが気軽に院内に入り患者と面会できるメリットがある反面、盗難・紛失などのトラブルが後を絶たないことも残念ながら事実です。

特に様々な生活背景を持つ人同士が共同生活をする大部屋では、尚のことトラブルに発展しやすいです。

快適な入院生活を送るためにも、貴重品の持ち込みは必要最小限にして、きっちり自己管理しましょう。

自信がない人や不安な場合は、遠慮なく病院の職員に相談してみるのも一つの手です。

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