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お彼岸やお盆ってなに?なぜお彼岸は2回ある?することも違う?

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お彼岸やお盆は仏教における伝統行事で、私たち日本人にとってはとても馴染み深い言葉です。

しかし、言葉は知っていても、それがどういうものなのか?ということを深く知っている方は意外と少ないのではないでしょうか。

そこで今回は、お彼岸やお盆とは一体どういった意味を持つ行事なのかについて解説していきます。

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お彼岸とお盆とはどういった行事なの?

「彼岸」とは仏教用語で「極楽浄土」つまり「あの世」を意味します。三途の川の向こう側ですね。

その、極楽浄土には、煩悩という「欲」や「悪い心」のような人間のネガティブ感情がなく、般若心経(智慧や真言が書かれたお経)にもある通り仏教においては、

人は煩悩を捨てることで気持ちが楽になり、幸せに生きることができる

と考えられています。

この煩悩を捨てることが、仏道における「悟りを開く」ということになるので、この悟りを開くための修行の日がお彼岸にあたる春分や秋分の日となります。

つまり、お彼岸という行事は、

極楽浄土に想いを馳せ、たくさんの煩悩を消し去り悟りを開く」修行の日であると同時に、
極楽浄土にいるご先祖様の霊魂に感謝する日」という2つの意味がある日になります。

お盆とは

一方、お盆は、「ご先祖様の霊魂がこちらの世界に帰ってくる日」とされています。

一般的には8月15日前後ですが、一部の地域では期間が異なります。これはその地域の農業・漁業などの諸事情を鑑みて時期が異なっているという説があります。

あの世から、年に1度だけご先祖様が帰ってこられる日なので、道に迷わないように、不備や不便がないようにと、私たち子孫がご先祖様を「もてなす日」と考えるのがいいですね。

なぜお彼岸は2回ある?

お盆は地域により時期が多少異なるものの、年に1回しかありません。

しかし、お彼岸は春と秋に行われます。それはなぜでしょうか。

「春分の日」「秋分の日」を中日として、それぞれ前後3日間のあいだを「お彼岸」と言います。

仏教では、死後の世界である「彼岸」は西、現世である「此岸(しがん)」は東の方角にあるとされています。

春分の日・秋分の日は、東から昇った太陽が最短距離で西に沈む日になり、つまり、彼岸と此岸が最も近付く日であり、現世から極楽浄土に通じやすい日であると定義されています。

そのため、煩悩を打ち払うための修行や、ご先祖様へ感謝の気持ちを捧げるにはとても良いタイミングなのであるため、年に2回、春と秋に行われています。

 

お彼岸とお盆はすることも違う?

お彼岸もお盆も、ご先祖様の霊魂を鎮め、感謝をするといった意味は同じです。

お墓参りに出かけたり、自宅のお仏壇のお手入れなどを行うご家庭も多いでしょう。

また、宗派によって内容は異なりますが、五供(ごく)と呼ばれるお供えをすることもあります。

五供とは

・香(お線香・お焼香など)
・灯燭(ロウソクや行燈などの灯)
・浄水(お水。水道水で可)*浄土真宗では用意しません
・おりく膳(一汁三菜の精進料理。お肉やお魚料理はNGです)
・お花(仏花が基本ですが、ご先祖様の好みに合わせても良いです。ただし、バラのようにトゲのついたお花はNGです)
が基本となります。

ちなみに、我が家の実家(真言宗)では、おりく膳のご飯が「栗ご飯」だったので、子供の頃はずっと「お栗膳」だと思っていました(笑)。

お盆では、これに加えて「精霊馬・精霊牛・迎え火・送り火」などを用意することもあります。

精霊馬・精霊牛とは、キュウリで作った馬・ナスで作った牛のお供え物で、ご先祖様の霊魂を乗せるためのものです。

ご先祖様が一刻も早くおうちに帰って来れるように、足の速い馬を使いに出し、少しでも長くこちらの世界に居られるように、足の遅い牛でお見送りするために用意します。

また、迎え火はご先祖様が迷わず家に帰って来れるように、玄関前で火を炊くことです。

逆に送り火は、無事にあの世に戻れるように迎え火と同じ場所で火を炊きます。

これらはお盆独特の風習ですが、こちらも宗派によって扱い方は異なります。

まとめ

これまでの慣習にのっとって、なんとなく過ごしがちなお彼岸やお盆ですが、それぞれに深い意味があります。

忙しい日々の中で、こういった伝統行事は簡素化されつつありますが、ご先祖様を想い、感謝するという気持ちは非常に大切です。

それと同時に、日本の伝統を後世に伝えていけるように、まずは私たちの世代がしっかりと理解していくことも大事なことではないでしょうか。

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