天赦日とは何?毎年どうやって決まる?六曜の大安とは何が違うのか?

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皆さんは天赦日(てんしゃにち)という言葉を、ご存知でしょうか?日本の暦上での言葉なのですが、カレンダーには載っていなく暦でも下段にあるため、普段はあまり目にすることがありません。

初めてこの言葉を見た人はどう読むの?と思ってしまいますよね。天赦日「てんしゃにち」もしくは「てんしゃび」と読むこの日は、私たちの生活する上で、とても縁起のいいお日柄となるんです。

そこで今回は、暦上でのとても大切な天赦日についてご紹介させていただきます。また六曜の大安とは何が違うのか?についても参考にしてみてください。

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天赦日とは何?

天赦日とは「日本の暦上での最も最高な吉日」とされていて、新しく何か物事をスタートさせる日に選ばれる大吉日です。この日は「百の神が天に昇り天が万物の罪を赦す(ゆるす)」という日で、1年に数回しかないとされている開運日で、この日を大切に活用すると良いとされています。

文字のとおり、「天が赦す日」はどんなこともうまく進むとされているので、暦の中でもとても貴重とされています。

例えてみれば、何かを新しく始めようとする時は、決まって障害などの邪魔がはいってしまうことがありますよね。その人にとってはとても素晴らしいことであっても、反発や抵抗・妬みなどの目には見えないことは、世の中にはどうしてもあります。

そういった反発心という運気の流れの抵抗をなくし、スムーズに進ませてくれるのが天赦日という大吉日です。

天赦日は毎年どうやって決まる?

暦での1年に数回しかない天赦日は、次のように決まります。

・立春から立夏の前日  戊寅(つちのえとら)の日
・立夏から立秋の前日  甲午(きのえうま)の日
・立秋から立冬の前日  戊申(つちのえさる)の日
・立冬から立春の前日  甲子(きのえね)の日

ちなみに、このように「戊寅(つちのえとら)の日」などと言われても、普通のカレンダーを見ているだけでは、ピンときませんよね。

 例えば 
立春から立夏の前日で、戊寅の日とは、

「立春」は、だいたい毎年2月4日頃です。「立夏」は、だいたい毎年5月5日頃です。この期間の間に、干支カレンダーで戊寅の日を探します。

そうすると、2019年では4月11日が戊寅の日にあたるので、この日が天赦日のなります。

また立夏から立秋の前日の間に甲午の日を探すと、立夏はだいたい5月5日で、立秋はだいたい8月7日頃です。

 

この間の甲午の日は6月26日なので、この日が天赦日となります。

このように、日の干支と季節を基準に暦上で決まるため、1年に数回しかありません。また季節によっては、どの干支が天赦日となるのかが変わるため、季節に分けると春・秋は2回あります。立春から立冬の間に決められた季節の干支が何回くるのかで、毎年の天赦日が何度あるかが変わるんです。

 

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天赦日と六曜の大安とは何が違うのか?

六曜は中国から伝わった時刻の吉凶で、もともとは時刻の吉凶を占うためのものでした。

・縁起の良い、悪いとされること
・1日のなかで縁起の良い時間と縁起の悪い時間
六曜とはこの2つを意味しています。

六曜での縁起の良い順番としては「大安・友引・先勝・先負・赤口・仏滅」になり、この順で回っている吉凶日で、カレンダーなどでもよく目にしますよね。大安とは「大いに安し」と言われ、あらゆることに良いとされる日です。また一日中が吉日(吉時間)ということで、万事に良しとされています。

六曜での吉日「大安」は、月に5回ほど回ってきます。それに比べ干支と季節で決まる天赦日は、1年に数回しかない貴重な吉日ということと、大安に比べて、何をするにも最高に縁起が良いとされるほどの大吉日ですので、強さは比べれないほど天赦日の方が強いです。

大安は日頃の生活での吉日では、とても縁起のいい日です。それに対して天赦日は、天が万物の罪を赦す(ゆるす)ということから、生活だけでなく、あらゆる物事にまで縁起の良い大吉日だという大きな違いがあります。

まとめ

カレンダーでの吉凶日や暦、六曜を聞いたことがあっても、一つ一つの大きな意味まではなかなか分かりませんよね。ただ、日本にはいろんな良い日があり、その中でも天赦日という日が大吉日ということを覚えておくと、何か行う時の運もかわってくるかもしれません。
1年のうちの天赦日と大安が重なった日がある場合は、大切な日として、何かを始める時に活用してください。

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