電柱の工事やマンションなどの点検で行う計画停電は、あらかじめ日時も決まっているし、心の準備もできているので冷蔵庫の事も考える時間がありますが、災害の予期せぬ停電なんて慌てるだけで、「ヤバいよヤバいよ」が頭の中でいっぱいです!
こんな時こそ冷静に!なのですが、冷蔵庫なんてコンセントを挿しておくことしか知らないんだけど・・な人が多いですよね。
私もそうでした(笑)。でも、いつ自分の周りで起こるかわからない突然の停電にも、余裕でいられるように、知っておけば、いざという時役立つ普段からできる停電対策をまとめてみました。
災害などで停電が起きた時、冷蔵庫どうなっているの?
突然の停電は、コンセントも挿したままで電気供給も今までされていたので、いきなり冷蔵庫の中が暖かくなることはありません。
冷えている状態からの停電なので、なるべく扉の開閉を少なくする!という行動で扉の開閉を極力抑えれば、3時間程度の停電なら確実に持ちます。
経験からすると、24時間でも中身が腐る事はありませんでした。
冷蔵庫の温度は、一気に暖かくなることはなく緩やかに上昇していくので、慌ててクーラーボックスなどに移し替えることは、しなくても大丈夫です。
停電が起きた時冷蔵庫の中身は大丈夫なの?
冷蔵庫の中身も24時間位なら、腐ることはありません。
冷凍庫の物は、なおさら大丈夫です。
冷蔵庫の中に腐りそうなものがあるなら、すぐに冷凍庫に移し替えるのもいいです。
ただ、冷蔵庫の中には冷凍室のものを入れても、常温の物を入れたりはしないで下さい。
温度が上がってしまいます。
また、台風などの災害は夏が多く、温度も湿度も高いので、食中毒にもなりやすいです。肉や魚などの食材は、すぐに冷凍庫に入れるか早く食べることが一番です。
また、生で食べるというのは避けて、火を通して食べましょう。
災害時は、電気もガスも止まることがあります。2日以上火が使えない場合は、処分するのが妥当です。
野菜などは、日陰や風通しのいい場所に置き換えましょう。
災害など突然の停電で注意する事と対策は?
・故障対策
冷蔵庫は、モーターを応用した家電製品なので起動時の電流が大きく、停電復旧後に一斉に電化製品が稼働し始めると、故障の原因になります。
だから停電になったらコンセントは抜いておくか、主力電力のパネルの電源をオフにしておきましょう。
・水漏れに注意
冷凍庫内の霜や食材が解凍され、水分が出て庫内が水浸しになることもあります。
そして床も水浸しになることがあります。水漏れに備えて雑巾を冷蔵庫の床に敷いておくなどの対策はしておきましょう。
冷蔵庫の中から出る水を受けるトレイが庫下にあるので、普段からトレイに水が溜まっていないかチェックしておきましょう。
・冷蔵庫は少なめ冷凍庫は詰め込む
冷蔵庫は、庫内の冷気を全体に循環させるために、物を詰め込まずに隙間を作る方が、しっかり冷やすことができます。
その反対に冷凍庫はしっかり詰め込んでおくと保冷の効果も増して、温度を上げにくくすることができます。
もしもの停電時なども、保冷効果が大切なので、普段から冷凍庫には隙間なく詰め込んでおくことがおすすめです。
・保冷剤をためておく
保冷材は冷凍庫を詰め込む方法にも役立ちます。大きい保冷剤から、ケーキを買ったら付いてくるような小さい保冷剤まで、とにかく冷凍庫に保管しておきましょう。ペットボトルに水を入れて凍らせておくのもおすすめです。
このような、大きめの保冷剤はあると助かります!
まとめ
いかがでしたか。
テレビや洗濯機などは腐るものではないですが、冷蔵庫だけはどうしても対策が必要になります。一番大切なことは、冷蔵庫の扉は極力開閉しないこと!水漏れに注意すること!ですね。
突然の停電は、パニックになりやすいですし慌てることもよくありますが、冷蔵庫に関しては、冷静に扉を開閉しなきゃいいんだ!で覚えておきましょう。