赤ちゃんの離乳食!無洗米でおもゆは大丈夫?危険性やメリットなどはある?

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赤ちゃんが初めて口にする食べ物はお米からが一番多いですよね。おもゆから始まり、ほぼ毎日お米を食べるようになります。

また最近は無洗米の種類も増えてきました。ただ、無洗米を食べたことがない人には、無洗米って本当に洗わなくても大丈夫なの?味は?離乳食にも使えるの?と、気になることも多いでしょう。

そこで今回は、一般的な白米と無洗米との違いや、メリット・デメリット、実際の炊き方についてご紹介します。

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白米と無洗米はどう違うの?

白米は、精米した状態では「肌ぬか」と呼ばれる膜に覆われている状態で、それを洗い流すために米を研ぎます。

一方無洗米とは「肌ぬか」はすでに取り除かれている状態のお米です。そのため米を研ぐ必要がないのです。

販売価格は、無洗米のほうが割高ではあります。

しかし白米は、肌ぬかを含んだ重さで販売されているため、これを研いで取り除くことを考慮すると、実質的な価格は変わらないといえます。

無洗米の栄養素は?白米より栄養価は高い?

無洗米も白米も、基本的な炭水化物やたんぱく質の栄養素は変わりません。

しかし、白米は米を研ぐ際に水溶性ビタミンのビタミンB1とナイアシンが流れ出てしまいますが、無洗米は研ぐ必要がなく、その栄養素をそのまま摂ることが出来ます。

ただ、その栄養素もごくわずかなので、白米も無洗米もどちらも変わらないと言えるでしょう。

赤ちゃんに無洗米は使えるの?

これまでお米は研いで食べるものとされていた方には、少し抵抗があるかもしれませんが、基本的には赤ちゃんに無洗米をあげても問題ないとされています。

しかし、無洗米を使用する際はいくつか注意点があります。

水分量を多めに

肌ぬかが取り除かれている分、白米より質量が多くなるため、白米より1割程度「米1カップに対し大さじ1~2程度」多めに水を入れましょう。

吸水時間を長く

白米より粒が小さいため、炊き上がりが固くなりやすいです。そのため最低でも1時間以上は吸水させてください。

吸水時間が短いと芯が残り、固くて美味しく炊けません。

炊き上がり後は蒸らす

炊き上がった後は、すぐにふたを開けず15分ほど蒸らしてください。

そして、粒を切るようにして混ぜ下から救い上げます。

無洗米の選び方

無洗米を選ぶ際、明らかに白米より粒が小さい場合は「くず米」と呼ばれ、精米の過程で潰れたものや未成熟のもので、それらは本来加工用として使われます。

スーパーなどで購入の際は、粒の大きさを確認することが望ましいでしょう。

また水を入れた際に、濁って見えることもありますが、お米自体のでんぷんと気泡によるものなので問題はありません。

心配であれば、表面の汚れをさっと落とす程度に洗っても良いでしょう。炊く前に気泡は除去した方が美味しく炊けるようです。

実際におかゆを作ってみよう

無洗米を使用する場合は水1割増しなので、例えばお米45gの場合水500㏄となります。

鍋で炊く際は、計量した水・お米を入れ強火で沸騰させたらその後は、ごく弱火で約20分ほど炊きます。火を消して蓋をしたまま、約20分ほど蒸らします。

粗熱がとれたら、ブレンダーやミキサーでなめらかにします。

10倍粥であればトロトロに、7倍粥であれば多少粒を残す程度に、段階に応じて調整してください。

炊飯器で炊く場合は、おかゆモードにして、その後は上記手順にて完成です。小分けにして冷凍保存も可能です。

まとめ

無洗米は、その名の通り「米を洗わなくてよい」のが一番のメリットです。忙しい時などは米を研ぐ手間も省け、節水にもなり冬場の寒い時期も冷たい水を使わなくて済みます。

また研ぐことにより、流れ出る栄養素も失わず摂取できます。人によって研ぎ方の差も出ず、ムラなくおいしくも炊けます。

白米の場合、肌ぬかが残っているとパサパサしてしまいます。

しかし無洗米のデメリットとしては、白米より吸水時間を多くとる必要があり、水加減も調整が必要です。

また、店舗に置いてある無洗米の種類は、どうしても白米より少ないようです。Amazonや楽天などネットショッピングを利用している人も多く、重たい物を自宅まで届けてくれるのも嬉しいですよね。

初めて使う場合まずは、大人用に無洗米を炊いてみて、味を確認し水加減などに慣れてから離乳食に使ってみると良いでしょう。

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