離乳食で生野菜を食べさせるのはいつ頃から?どんな野菜からがいい?

妊娠育児子育て
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離乳食の時期は消化器官が未発達のため、全て加熱をして与えるのが基本でしたが、ご飯も大人とほぼ同じ固さで食べられるようになると、そろそろ生野菜もいいかな?と考えるママもいることでしょう。

とはいえ、生野菜をそのまま食べさせるのは大丈夫かな?ドレッシングなどの味付けはしていいのかな?などの疑問や不安もあると思います。

そこで今回は、生野菜を食べさせる目安や注意点、オススメの野菜やそのレシピについてご紹介します。

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生野菜はいつから食べてもいいの?

生野菜を食べさす目安としては、完了期(12~18か月)で、奥歯が生えそろってしっかり噛めるようになってからが良いでしょう。

しかし個人差がある為、生野菜を摂取できるかどうかのチェックポイントがいくつかあります。

食べさせるチェックポイント

ヨーグルトや納豆など、加熱していないものを食べられているか?
大人が食べている生野菜に興味を示しているか?
前歯4本、奥歯2本生えているか?

赤ちゃんは歯が生えていない時期は、歯茎で食べ物をすりつぶしています。

また、歯が生え始めの頃はまだ大人のように丈夫ではないため、繊維の多い野菜や固いものは、奥歯が生えていても噛むのは難しいです。

固めの生野菜はもちろん硬い食べ物は、乳歯の生え初めの頃は避けましょう。

乳歯は奥歯が4本あり、おおよそ全部生えそろうのは2歳半頃とされています。そのころには消化器官も発達してくるため、生野菜の全般は食べさせて良いでしょう。

これらを目安に少しずつ与えてみて下さい。

生野菜を食べさせる際の注意点

生野菜で一番気になることは、加熱殺菌が出来ないという点です。

食材のみならず、調理器具にも何らかの菌は付着しています。加熱することにより除菌できますが、生野菜ではそれらができません。

心配であるようなら、まな板を熱湯消毒したり、野菜にも使える洗剤があるのでそれを使って野菜を洗うと安心です。

また食材は新鮮なものを使い、なるべく早く食べてしまいましょう。食べ残したものは雑菌が繁殖するので、大人が食べるか処分するようにしましょう。

また、どうしても加熱した野菜と比較すると消化はしにくくなります。しっかりと噛んでのどに詰まらせていないか、初めのうちは見守ってあげましょう。

そして食べた後の便の状態をチェックしてあげてください。消化されずそのまま出てきたり下痢や便秘になるようでしたら、一旦やめて様子を見ましょう。

生野菜を食べさせるメリット

ただ、生野菜を食べることのメリットもあります。加熱することで失われる栄養素もあり、生で食べることでしっかり吸収できます。

トマトやキュウリなど彩り豊かな食材を目で楽しみ、シャキシャキと食感も味わうことができるという点もあります。

そして何より、ママの調理時間の短縮になります。

これまでは刻んで潰して加熱してと手間がかかっていましたが、そのままで食べてくれるようになると楽になります。

どんな野菜からがいいの?

最初はアクの少ないトマトやきゅうりから摂るのがオススメです。

初めをうちは皮をむいて種を取ってあげましょう。慣れてきたらレタスやキャベツなどの繊維のある野菜をあげてみましょう。

この時期は、手づかみ食べができている頃だと思いますので、きゅうりなどはスティック状にカットしたり、トマトは食べやすい大きさにしてあげるといいです。

生野菜は多少なりとも苦みやクセがあるので、食べやすくする工夫も必要です。1歳以降であれば少しずつ調味料も使って大丈夫です。

しかし市販のドレッシングやマヨネーズは油分や塩分が多いので、使いすぎには気を付けてください。濃い味を覚えてしまうと、薄味の物を食べなくなる子も多いので、注意して下さい。

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生野菜を美味しく食べさせよう!

生野菜は野菜の味をしっかり味わえるので、甘みや苦みがダイレクトにわかります。ここで野菜を嫌いにさせてしまっては、この先の食事にも悪影響になります。

そこで、美味しく食べさせる工夫も必要になってきます。

実践して良かったレシピを紹介

ドレッシングを手作りすると、添加物などの心配もなく味の調整もできるので、離乳食時にはおすすめです。

慣れてくると簡単にできるので、大人も一緒に食べれるドレッシングのレシピをいくつかご紹介します。

ドレッシング基本レシピ

油:酢=2:1が基本(※油はオリーブオイルがおすすめ)

・オリーブオイル:1/2カップ
・酢 :1/4カップ
・塩 :小さじ1弱
・胡椒:少々

基本のドレッシングに、擦り下ろした人参や玉ねぎを加えても甘みが増し美味しくなります。大人も十分美味しく食べられます。

マヨネーズをヨーグルトで代用

・プレーンヨーグルト:大さじ3
・オリーブオイル:大さじ2
・塩こしょう  :少々

ポテトサラダなどの調味料としても使えます。
ヨーグルト以外でも豆乳や牛乳、ベビー用のコンソメ少々を混ぜてもOKです。

チーズマヨディップ

・粉チーズ :大さじ1
・マヨネーズ:大さじ3(上記のマヨ代用でも可、その際胡椒は省略)
・牛乳or豆乳:小さじ3
・レモン汁 :大さじ1/2
・胡椒   :少々

※大人用にはニンニクチューブなど1㎝程足すと風味が出ます。
大人も子供も好きなチーズ味。きゅうりなどをディップしてみんなで楽しく食べられます。

きゅうりと長芋の浅漬け

・きゅうり:1本
・長芋  :10㎝程度
・塩昆布 :ひとつかみ
・白だし :大さじ1

きゅうりはキッチンばさみで荒く切ることで味が染みます。塩昆布がいい出汁を出してくれ食べやすいです。

大人用には刻み梅を加えて暑い夏にピッタリです!

まとめ

生野菜を摂れるようになるとレシピも広がり、もう1品を加えるのも楽になりますよね。

生でしっかり栄養も摂れればうれしい限りです。でも月齢の低いうちは、無理に生野菜を食べられなくとも心配する必要はありません。

それに子供の野菜嫌いはどこのママも悩んでいると思います。無理に食べさせようとすると、さらに野菜嫌いになってしまう恐れもある為、まずは興味を持ってもらうことから始めましょう。

畑に行って実際野菜の育っているとことを見せる、一緒に料理する、味見をさせるなど楽しく野菜を食べられるように工夫してみましょう。

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