新生児の時には、ミルクを飲んだ後は「ゲップをさせてください」と病院で言われますが、いつまでゲップをさせるの?と、疑問に思いませんか?
また、水分補給で白湯や麦茶などのませることもありますが、ミルクは上手に飲むのに白湯などを飲ませるとむせる赤ちゃんもいますよね。
そんな時どうしたらいいのか?
今回はゲップはいつまでさせるのか?むせたらどうすればいいのかなど、そんな疑問の解撤方法をまとめてみました。
赤ちゃんのゲップをさせる理由は?
新生児の赤ちゃんは、ミルクを飲んだ後にゲップをさせますが、なぜゲップをさせなくてはいけないのでしょうか?
赤ちゃんは、母乳やミルクを飲む際に多くの空気を一緒に吸い込んで、余分な空気を胃の中にためてしまうのです。
5か月ごろから寝返りやおすわりができてくるようになりますが、それまでの赤ちゃんははどちらかというと寝たきり状態です。
動くとしても、手足をバタバタさせる程度です。大人でもそうですが、寝たきりの状態でお腹に空気がたまっているとしんどいですよね。
そのままの状態では、お腹に空気が溜まって苦しそうにしたり、飲んだ母乳やミルクが逆流し、戻す原因となります。
そこで母乳やミルクを逆流させないためにも、ゲップをさせることが必要となってくるのです。
いつまでゲップをさせる?
それでは、ゲップはいつまでお母さんがさせてあげたらいいのでしょうか?
赤ちゃんによって個人差はありますが、だいたい5~7カ月頃まではさせてあげるのがいいでしょう。
3~4カ月頃の赤ちゃんは、飲むことに慣れてきて母乳やミルクの飲み方がうまくなっていきます。
そして、5~6カ月頃になるとお座りができるようになり、自分で体を動かすことで自然とゲップを出せるようになります。
自分でゲップが出せるようになったら、ゲップをさせる必要もなくなってきます。
我が家の子は、3カ月を過ぎた頃から自分で哺乳瓶をもって飲むようになり、5カ月頃には自分で寝返りをうったりしていたので、その頃からゲップはさせていません。
遊んでいたりするうちにグェーっと自分でゲップをしています。
ただ自分でゲップをするようになるまでは、しっかりお子様を見てあげるようにしましょう。
白湯を飲ませてむせた場合は?
赤ちゃんが飲み物を飲むときにむせてしまうことってありますよね。なぜ、飲み物を飲むときにむせてしまうのでしょうか?
理由としては、その赤ちゃんに適していない量の飲み物を飲んで、気管に入ってしまうという。
また、ミルクの味しか知らなかったのに、白湯や麦茶など違う味を知るようになり、ビックリしてむせるということもあります。
そこで、むせないための対処法としては、
その赤ちゃんに適していない量の飲み物を飲むことによってむせているので、一度にたくさんの飲み物を与えないことが大切になってきます。
飲み物を哺乳瓶であげる際には、はじめは小さい穴の哺乳瓶であげることをおすすめします。いきなり水分がピューと出てくると、赤ちゃんがびっくりして、むせてしまう原因になります。
慣れてきたら大きい穴の哺乳瓶にしたり、コップ飲みの練習をさせたりしてみてください。
また、味に慣れさせるためにも、一番初めに飲ませる時は、スプーンで一口ずつあげてみるのがおすすめです。
ミルク以外でもゲップは必要?
ミルクを飲ませた時と同じように、白湯や麦茶でも哺乳瓶で飲ませる時は、ゲップはさせることをおすすめします。
哺乳瓶で飲む場合は、どうしても余分なあ空気も吸ってしまうのでゲップはさせたほうがいいでしょう。
もし、ゲップが出ない時は時間を置いて、横向きで寝かしてあげるなど様子を見てあげましょう。そのままでないようなら、無理にさせる必要はないでしょう。
また飲み方も、マグカップやストローで飲めるようになれば、ゲップはさせなくてもよくなるので、哺乳瓶で飲ませる場合だけでゲップをさせてあげることをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか。
ミルクと同じように、哺乳瓶で白湯や麦茶をあげる時は、なるべくゲップはさせてあげましょう。
5か月ごろから徐々に体を動かしだし、寝返りやおすわりができるようになると、自分で自然にゲップを出せるようになるので、それまではママのサポートが必要になります。
また、飲み方もマグやストローなどが使えるようになるとゲップをさせる必要がなくなってきます。
月齢があがるごとに、赤ちゃんも自分でできることが増えていきます。
お母さんのサポートも少しずつ減ってきますので、それまでしっかり見てあげましょう。