店頭でよく見かけるベビーフードは、種類も様々でどんな風に選べばいいのか?そもそも赤ちゃんにとって大丈夫なのか?迷いますよね。
ベビーフードは赤ちゃんの発育・発達に応じた食材の固さや大きさ・味付けになっているので、初めて調理する際の目安にもなります。
そこで今回は、ベビーフードの安全性や活用法についてご紹介します。
ベビーフードってどんなもの?安全性は?
店頭に並んでいるベビーフードのほとんどは、日本ベビーフード協議会という6社「和光堂・グリコ・キューピー・ピジョン・森永・ビーンスターク」で製造・販売されています。
一度は耳にしたことのある会社ですよね。この6社では、ベビーフード自主規格の以下各項目にのっとり厳しくチェックされています。
②固さ:離乳食段階により固さが決まっている
③衛生管理:微生物や重金属など基準値が定められている
④食品添加物:使える添加物の限定化と最小限の使用を心掛けている
⑤遺伝子組み換え食品:遺伝子組み換え食品は不使用
⑥残留農薬:特定農薬に関して別途基準を設けている
⑦商品表示:対象年齢・アレルギー特定原材料の表示の徹底化
といったように、大人の食品基準より厳しく管理されています。赤ちゃんが口にするものなので、規格も厳しく、より安全なものを作っています。
ベビーフードのおすすめと活用術
手軽に買えるベビーフードは、ママの体調不良や外出など、離乳食を作れない時や調理の手間を省く際にも活躍してくれます。
外出時に手軽に食べさせられるのは、瓶詰タイプやレトルトタイプになります。
離乳食にひと手間かけたり、味のアクセントなど、調理時に活用できるのは、フレークタイプや、フリーズドライタイプのものがおすすめです。
また、ベビーフードは肉から魚・野菜など様々な種類があります。普段なかなか食べさせることができないモノを選んで、アレンジしてあげるのもいいですね。
瓶詰タイプ
例えば、初めての離乳食のステップ1のペースト状から、ステップ4の一口大形状まで段階に応じて種類があります。
加熱せずそのまま食べられるので、忙しい時や外出先でもおすすめです。
また初めての離乳食の時には、どれくらいの状態がいいのか?という目安にもなります。
粉末・フレークタイプ
野菜のフレークなどはそのまま食べても、またおかゆに混ぜ込んでも大丈夫です。離乳食の風味や栄養を手軽にプラスできます。
フリーズドライ(固形)
調理後に急速冷凍し、真空・低温で乾燥させたものです。食材や風味・変色が少ないのが特徴です。
お湯で戻して使えるので必要な分だけ使えて、他の食材と組み合わせて使うのもおすすめです。
レトルト
袋に詰めたもの・トレーに詰めたものがあり、そのまま食べられます。月齢に応じた固さや大きさ、味付けの目安が分かりやすくなっています。
主食・副菜・主菜がセットになったものもあるので外出時にもおすすめです。
赤ちゃんと外食を楽しむコツ
子供が小さいうちは外食はなかなかしづらいかもしれません。しかしたまには息抜きにもなりますし、赤ちゃんもいつもと違う景色や環境での食事も楽しいものです。
最近は離乳食やお子様メニューを準備しているレストランや旅館もあるので、上手に選んで活用できるといいでしょう。
赤ちゃんとの外食時に注意することなどはこちらにまとめています。
近くにそういった所がない場合、大人の物を取り分けるのも一つの方法です。その際大人のメニューは味が濃く・油分も多いため注意が必要です。
そこで、ひと手間加えることで赤ちゃんも食べやすくなります。
例えば、
・汁物には氷を入れることで、味を薄め同時に冷やすこともできます。
・ピラフやチャーハンは白ご飯と混ぜることで、味を薄めることが出来ます。
・油ものはテーブルにあるペーパーナプキンで拭くだけでも、多少油分を切ることが出来ます。
・キッチンばさみを持参すると、大きいものも切って食べやすくなります。
・エプロンや食べなれたスプーン等も持参すると良いでしょう。
子供が小さいうちの外食は、うどん屋さんというのはあるあるですね(笑)。
ただ、ファストフードなどは特に脂肪分や塩分が多く、ビタミン・ミネラルなどの栄養分が不足してしまうので摂りすぎには注意しましょう。
また、アレルギーのある子は、メニュー表にアレルギー表示がある際はしっかり確認し、分からない場合はお店の方に確認するなどして注意しましょう。
まとめ
最近は本当に様々な種類のベビーフードが出ています。安全でかつ簡単に提供できるので忙しい時や外出時にも助かります。
しかしそればっかりに頼りすぎるのは、金額もかさみますし何より家庭の味が分からなくなります。
ベビーフードにプラスして調理したりするなど上手に活用していきましょう。