授乳中の吸ったり離したりや泣いたり怒ったり暴れたりはなぜ?

妊娠育児子育て
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産後間もないママと赤ちゃんにとって、授乳は最も重要な仕事です。

赤ちゃんの成長のため・命のため・ママは昼夜問わず一生懸命授乳をします。

そんな一生懸命だからこそ、赤ちゃんがお乳を飲むのを拒んだら不安になる気持ちは計り知れないほど大きなものです。

そこで今回は、授乳中の吸ったり離したり、泣いたり怒ったり暴れたり・・・といった、赤ちゃんが授乳を拒むことについての原因について、さらに授乳のコツについて解説していきましょう。

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新生児や新米ママにはよくあること

初めての出産で、母乳が出るか不安なママさんも多いですよね。

体質的に出にくいという方もいらっしゃいますが、産後数日で、だいたい母乳は出てくるようになります。

母乳が出始めると、いよいよ授乳の始まりですが、ここは赤ちゃんもママも授乳の初心者!

最初からうまく飲んでくれるわけもなく、お互いが飲みたい(飲ませたい)のに飲めない・・上手に吸わせてあげたいのに吸わせ方がイマイチ・・など、授乳のハードルは意外と高いものなのです。

病院で助産師さんに授乳の仕方をしっかり教わっておくのが大切なのですが、「病院ではうまく吸ってくれるようになったのに、自宅に帰ると飲まなくなった・・」という赤ちゃんも多いです。

一番の原因は、環境の変化と母乳の量が大きいでしょう。

生後間もなく退院して自宅での環境に戸惑い、赤ちゃんなりに対応しようと不安と戦っています。

そこでお乳が欲しくなった時、まだしっかり乳腺が開いていないママのお乳に、慣れていない授乳ときたら、上手に飲めない苛立ちで泣いてしまう・・という結果になってしまいます。

でも、ここであきらめてしまうと乳腺はますます開かなくなり、母乳も出なくなってしまいます。

上手に飲ませるようになるまで2~3か月かかった!というママさんも多いので、不安にならず赤ちゃんの飲みやすいポイントを見つけてあげるようにしてみて下さい。

飲ませる場所を変えてみたり抱っこの仕方や、授乳前に乳首のマッサージをして柔らかくしてあげるなど、赤ちゃんが吸いやすい状態を探してあげましょう。

生後間もない赤ちゃんがスイスイ上手に飲んでくれるというのは、ごくまれなことなので、ママさんは不安がらずに気長に見守ってあげて下さい。

赤ちゃんが授乳を拒むのはなぜ?

授乳というと、赤ちゃんは必死になってママのお乳に吸い付き、ゴクゴクと母乳を飲むというイメージがあります。

しかし、現実にはそうもうまくいかず、毎回必ずしも上手に飲んでくれるとは限りません。

では、その原因として考えられることとは一体なんでしょうか?

お腹が空いていない

赤ちゃんが泣いたら、まず頭をよぎることは「お腹が空いているのかも」ということ。

でも本当はそうではないこともよくあります。

赤ちゃんが泣いているのにお乳を飲まない、そんな時は、空腹以外に何か不快に感じることが原因としてあります。

例として、

オムツが濡れていないか
汗をかいていないか
衣類やオムツが体を締め付けていないか
意外と赤ちゃんの成長は早いです。ですのでオムツはびっくりする速さでサイズアウトします!そのような、どこか不快に感じる要因がないか探してみましょう。

痒いところはないか(発赤・発疹の有無)
などを確認してみましょう。

母乳が足りないor出過ぎている

母乳を飲む吸啜行為(きゅうてつこうい)は、赤ちゃんにとってはものすごく体力を要します。

母乳が足りないと、吸って疲れてしまっているのにお腹は満たされないので、反発する行動に出ることがあります。

また逆に母乳が出過ぎている場合も、苦しくて嫌がります。

母乳が足りない場合は粉ミルクを足す・出過ぎている場合は少し搾乳してから授乳すると、赤ちゃんもより楽に飲めるようになります。

気が散っている

授乳中にママ以外に話しかけられたり触れられたり、TVの音がうるさいなど、周囲が騒々しいと落ち着かず反発することもあります。

また、特に夜間の授乳の場合、手持ち無沙汰や眠気防止のため、暗い部屋の中でスマホを見るママもいますが、その光がまぶしくてご機嫌ななめになることも。

授乳中は落ち着いた環境の中で飲めるように工夫してみましょう。

体調不良

熱があったり鼻水が出ていたりなど、何らかの体調不良の場合もスムーズに授乳できないことがあります。

また、新生児のうちに多くみられるのが便秘です。

まだまだいきむ力が弱いのでうまく排泄できず便秘になってしまう赤ちゃんは、決して珍しくはありません。

便秘かどうかの判断は、お腹を軽く押してみて硬くなっていないかどうかで見極めましょう。

それだけでは判断が難しいという方は、うんちのタイミングを記録しておくと、赤ちゃんの排泄のサイクルが分かりやすくなります。

簡単に記録できるアプリもあるので、ぜひ活用してみてください。

母乳の味が違う

薬やカフェイン、香辛料などを口にしていませんか。

それらの刺激のあるものにより母乳の味が変わることがあります。

ここ最近口にしたものを振り返ってみましょう。

また、水分不足により、母乳の味が濃くなっていることも考えられます。

水分の量が少ないと感じたら、常温〜やや温かいお水を少しずつ口にするようにしましょう。

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ママも赤ちゃんも楽々!上手な授乳のコツとは

ママも赤ちゃんも楽に授乳するためには、何よりも授乳時の姿勢がポイントとなります。

横抱き・脇抱き・縦抱き・添い乳など授乳には様々な姿勢がありますが、どの姿勢にも共通していることは、「赤ちゃんは体ごとママのおっぱいに向いている」ということです。

ついつい赤ちゃんの体は仰向けのまま、首だけおっぱいの方を向かせる姿勢になりがちなのですが、それは赤ちゃんにとっては苦しい姿勢です。

また、ママが前屈みになって赤ちゃんに覆いかぶさるような姿勢も快適な授乳姿勢とはいえません。

ママはややのけぞり、赤ちゃんを体に寄せた方が楽に授乳しやすいです。

横抱きがメインになる方は、肘付きの椅子や授乳クッションなどを使うと安定します。

もちろん、ママと赤ちゃんの体型などにもよるので、産院で習った姿勢だけにこだわらず、授乳しやすい姿勢があれば自己流の方法に切り替えても大丈夫です。

まとめ

授乳はいきなり初めからうまくいくというものではありません。

様々な要因が重なり合ってうまくいかないことも多々あるので、原因を突き止められないケースもあるでしょう。

しかし、ママも赤ちゃんも徐々にコツを掴みやがて上手になっていきます。

うまく飲まないからと言って焦ったり苛立つ必要は決してありません。

ゆっくり慣れていきましょう。

どうしても解決しない場合は、一人で不安を抱え込まずに保健センターや産院・小児科などに相談してみましょうね。

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