四国の高知県と愛媛県にまたがる「四国カルスト」は、なんとも聞きなれない言葉ですが、
カルストとは、水に溶けやすい石灰岩などの岩石が溶食されてできた地形のことです。
広大な自然の中に、様々な形の石灰岩が自由奔放に散らばった風景は、何とも言えない感動を覚えます。
一度は見ておきたい絶景ですが、山の上ということもあり、通行止めや見ることができない時期もあります。
そこで今回は、そんな四国カルストの絶景を楽しむ時期や魅力をお伝えします。
四国カルスト絶景の時期と閉鎖する時期
初めて四国カルストに行こうと思ったら、できるのであれば絶景の時期に楽しみたいですよね。
そこで私がおすすめさせていただく時期は、春~初秋の気候がおだやかな時期です。
四国カルストは、標高が高いため、夏場でも30℃を越えることはありません。
特に5月~8月は天候が晴れていることも多く、植物も生き生きとした様子で、様々な自然の絶景を楽しむことができます。
夜空を楽しみたいという方は、3月~8月が天の川のシーズンといわれているので、この時期の晴れた日を目がけて行きましょう。
夏のちょっとした避暑地として、また自然の大絶景を思う存分楽しみたいという時、カップルでキレイな夜空を見たい時など、自分の楽しみたい目的にそって、計画してみてください。
閉鎖する時期
ただ、冬場は積雪や凍結などもあり、道路によっては通行規制がかかるところもあります。
毎年、気候によって閉鎖の時期が若干異なるのですが、だいたい12月上旬~3月上旬までは規制がかかり、愛媛県側からのアクセスが困難になります。
もし冬場に訪れたい方は、高知方面からのアクセスをおすすめします。
ただ道路状態はとても危険なので、車の装備を見直し、安全運転で行きましょう。
四国カルストの魅力
四国カルストは、日本三大カルストの1つであり、広大な山々の緑に、放牧された牛たちといった、まるでアルプスのような絶景と、絵に描いたような空のうつりかわりといった自然が魅力となっています。
また、ドライブやツーリング・キャンプといったレジャーも楽しめるスポットとして有名です。
四国カルストの空は四六時中訪れた方々を魅了し、天の川がよく見える場所としても知られています。
高原の天気は移り変わりしやすく、運が良ければ霧と晴天の狭間を見ることもできます。
また、展望台があるところもあり、朝焼け、夕焼けの時間には四国連山のまわりに美しく朱色に染まった雲海を見られることもあり、まるで空の上にいるかのような景色を味わうこともできます。
四国カルストには何があるの?
四国カルストは、ただ景色を楽しむだけの場所ではありません。
色々なスポットがあるので、実際に足を運んでみるのをおすすめします!
まとめ
おだやかな風景に、ゆったりと時間が過ぎていく四国カルスト。
誰もがその絶景に、現実を忘れてしまうほどです。
心の癒しに、自分探しの旅に、レジャー目的に、四国カルストを訪れてみてください。