徳島県発祥の阿波おどりは、日本三大盆踊り、四国三大祭りの代表として全国はもちろん、外国にまで親しまれています。
江戸時代から、約400年の歴史がある阿波おどり、一度は見てみたいですよね。
そこで初めて見に行く人のために、見どころや、どこで見るのが一番いいかご紹介します。
阿波おどりの開催日程
毎年
8月12日~15日の4日間の開催
今年もこの日程で開催されることが決定しています。
今年は新元号になってからの阿波おどりです。なんだか特別感が満載ですね。
2019年の阿波おどりは、もしかすると今までとは違った内容を楽しむことができるかもしれません。
阿波踊り前夜祭
お盆の期間の4日間が本番と呼ばれ、人々がにぎわう徳島ですが、8月11日は前夜祭と呼ばれ、選抜阿波おどりを楽しむことができます。
選抜阿波おどりは、あわぎんホールで開催され、毎年踊りの技術が高い有名連が舞台で披露するものです。
有料で、事前チケット購入でも当日購入どちらもOKです。
日々訓練をしている有名連ならではの踊りを楽しむことができるので、フライング気分で前夜祭を堪能してみるのもいいですね。
阿波おどりの見どころとは
阿波おどりの最大の見どころは、三味線・太鼓・鉦鼓・篠笛と呼ばれる和楽器で、2拍子のリズムに合わせて踊り子の集団が踊り歩く光景を見られることです。
踊り子たちの「ヤットサー」のかけ声とともに徳島の夏が盛りあがり、「踊るアホに見るアホ、同じアホなら踊らにゃ損損」という、阿波おどりならではのかけ声が広がります。
踊ることを楽しむアホ(踊り子)と、踊り子たちを見て楽しむアホ(観客)は、どちらも楽しいけど、どうせ同じアホなら踊ろうよ!という徳島を代表するフレーズです。
機械が生み出す音楽に頼るのではなく、こうして自分達で音や声を発しながら、1つの芸術を作り上げていくのが阿波おどりの最大の魅力だと言えます。
また、阿波おどりには企業や学校・地域団体などからなる踊り子グループがあり、女踊り・男踊り・子ども踊りの部門にも分かれて、それぞれ違う踊りが特徴的です。
それぞれの作り出す「しなやかさ」や「パワフルさ」を感じて楽しむのも、阿波おどりの見所です。
初めての方におすすめ!阿波おどりを楽しむ場所
阿波おどりを楽しむ場所として、有料の場所と無料の場所があります。
「料金がかからずに阿波おどりを楽しめるのなら無料でいいでしょ!」と思うかもしれませんが、阿波おどり初心者の方は、絶対有料席がおすすめです。
有料は「桟敷」とよばれる席で、有料と無料の大きな違いは、踊り子たちとの距離感と、自分達の席が設けられているかどうかです。
無料の観覧所
ではまず、無料の観覧場所はどこがあるのかというと、両国本町演舞場・新町橋演舞場・元町演舞場の3ヶ所になります。
ここは立ち見が基本となり、無料の場所なので、あまり有名連がやって来ません。
ただ、「夜店などを楽しみたい」「お祭りの雰囲気だけでいい」「阿波おどりの雰囲気を楽しみたいだけ」という人は、こちらの場所でも十分楽しめます。
徳島駅の南側周辺の商店街や広場・公園・道路など、ほぼどこに行っても音と声が聞こえ、踊りを見ることはできます。
有料の観覧所
まず、観覧者は全国から集まるので、人が驚くほど多く、「阿波踊りをちゃんと見学したい」という人には、無料で楽しむのは困難です。
有料演舞場でじっくり見ることをお勧めします。
有料の観覧場所は、
夜店も近く、芸能人も来る。
臨時駐車場が周辺に多い。
有名連の出番が最も多い場所。
その日の最後に、観客も一緒になって踊りに参加できる「総踊り」が楽しめる。
また、この場所にのみ「特別席」が設けられており、最も良い場所で阿波おどりが楽しめる。
ここでも最後に、観客も一緒になって踊りに参加できる「総踊り」が楽しめる。
また市役所前には車椅子対応の席があります。ここ以外はバリアフリーではないと思ってください。
以上、4つの有料観覧場所があります。
桟敷席で阿波おどりを見る目的の一つに、最後の「総踊り」があります。
阿波おどりをしたことがない人も、踊りロードに入って踊り子になった気分で雰囲気を楽しめるので、ぜひ遠慮せず参加してみてください。
桟敷席のチケット
チケットは毎年、特別席が先行予約で6月中旬から販売され、その他の桟敷席は7月から販売されます。コンビニやインターネットで購入できます。
料金もそこまで高額ではなく、自由席の800円から、指定席では1600円~2000円です。
当日も、少し割高にはなりますが購入できます。
まとめ
世界中が注目する阿波おどり。この魅力を堪能するには、実際に見て、聞いて、アホになるしかありません!徳島の夏を盛り上げるためには、あなたの参加が必要です!
ぜひ、桟敷席で阿波おどりを楽しみ、一緒に踊って堪能してみてください。