北海道でムートンブーツはいつからいつまで履く?滑り止めや防水は必要?

北海道のあれこれ
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ムートンブーツは、ブーツ内部もモコモコとした素材で非常に暖かいブーツですよね。見た目にも暖かそうな上、デザインもシンプルでありながらオシャレで、年齢を問わず履けるので、1人1足は持っている、と言っても過言ではないくらい、冬の定番アイテムの一つになりました。

そんな大人気のムートンブーツですが、寒さの本場でもある北海道では、いつ頃から履くのでしょう?道外から観光で北海道に行く時、どんな靴を履けばいいか?ムートンブーツを履いて行っても問題ない時期なのか?など、気になりますよね。

そこで、お手持ちのムートンブーツを北海道で履く場合にどうしたらいいのか?雪道の歩き方などについても、合わせて解説していきます。

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北海道でムートンブーツはいつからいつまで履く?

特にこれといった決まりはありませんが、11月ごろになると、急激に寒さを感じるようになるので、札幌中心部でもちらほらムートンブーツを履いている方を見かけるようになります。ただ、まだまだごく少数です。

12月に入り雪が降りだすと、街の中のムートンブーツ着用率は一気に上がる印象を受けます。つまり、北海道では多くの人が「雪が降り出したらブーツを履き始める」といった傾向があります。

これには理由があり、冬靴をアスファルトの上で履いてしまうと靴底が削れ、冬本番を迎える頃には滑るようになってしまうからです。長い間、雪道でも快適に歩けるように、靴底をすり減らさないための道民の知恵とも言えます。

いつまで履く?

北海道では、ムートンブーツは3月頃までは活用しています。

3月はまだまだ雪が残る時期なので、足元は冷えます。3月といえばスニーカーでもいい季節ですが、北海道ではまだムートンブーツを履いている人も多いです。

観光で北海道に来られる場合は、3月頃までならムートンブーツでも問題ないでしょう。

 

滑り止めや防水は必要?

ムートンブーツの人気ブランドといえばUGGやemuなどが挙げられますね。これらのブランドのムートンブーツは、非常にしっかりとした作りになっていて、寒い地域で履くことを想定されているので、買ったままの状態でも雪道を歩く上では問題ありません。

ただ、私は初めて北海道に来た時は、emuの靴底では不安だったので雪道対応のものを張り付けてもらいました。

・余談ですが
じつはムートンブーツは、海のサーフィンをする人たちが、「海から上がった時に足が冷えない靴が欲しい」という要望から、ムートンブーツができたんですよ。そこから暖かいブーツだから寒い寒冷地でも活用されるようになったのです。今では、どの場面でも活用されています。

また、量販店などの安価で販売されているムートンブーツも、大抵のものは雪道対応しています。不安な方は一度、靴底を確認してみましょう。靴底にしっかり凹凸があれば問題ありませんが、すり減ったり、もともとつるんとした平坦な靴底であったら、雪道では滑る可能性が非常に大きいです。

そのような場合は靴修理店などに持っていき、雪道対応の靴底に張り替えてもらいましょう。

北海道の靴屋さんでは、ごく稀にブーツに取り付けるタイプの滑り止めが販売されていますが、道民はそもそも雪道対応の靴か、あるいは購入時に靴底を冬道対応のものに加工して履くので、こういった商品の取り扱いは少なく、探すとなると一苦労します。

滑り止めを探すために時間をかけてしまったら、せっかくの観光が台無しになってしまうので、事前に靴底は確認し、必要であれば張替えを行っておきましょう。

またムートンブーツの性質上、水が染み込みやすいのはどうしても仕方のないことです。真冬になると、札幌中心部でも氷点下の日々が続く中、ブーツから水が染みて足が冷えてしまうと、しもやけの原因になってしまうので、防水加工はしっかりと行いましょう。

もともと、防水・撥水加工をしてあるムートンブーツもありますが、使用していくうちにどんどんその効果は薄れてしまいます。北海道を訪れる前に一度、ブーツ全体に防水スプレーをかけておくと、水が染み込みにくくなるので、これもぜひ行っていただきたい準備のひとつです。

 

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雪道歩行のコツ

道民からのワンポイントアドバイスとして、雪が降り出すと想像以上に滑ります。降り始めはまだいいのですが、日に日に雪が硬くなり、一瞬のすきで尻餅をつくことがあります。

そこで歩き方としては、足元は特につま先部分にしっかり力を入れて、やや前傾姿勢で歩くと滑りにくいです。また、手はポケットに入れず手袋をはめて防寒対策をします。ポケットに手を入れて歩くのは、滑った時に大変危険です。道民でも雪道はポケットから手を出して歩いていますので、手袋も必需品になります。

また、踏み固められた雪は滑るので、あまり人が踏んでいない部分を歩くとより安全です。

一番怖いのは、雪がないからと言って油断していると、凍っていることもあるので注意が必要です。交通量の多い車道を横切る横断歩道は、雪はなくアスファルトが出ていることもあります。路面が乾いていればいいですが、濡れている場所はブラックアイスバーンになっていることも多いので滑ります。

特に白線の上がよく滑るので、大変危険です。

私も初めて転倒したのは、横断歩道の白線の上でした(笑)。リュックサックを背負っていたので、尻餅をついた転倒でしたが、後頭部を打つことなく無事でした。思いっきり「ツルンッ」と滑るので、転倒した時に背中から後頭部を打ち付ける人もいますし、骨折する人もいるんですよ。だから、ご年配の方は特に注意が必要です。

横断歩道を渡るときは、白線は踏まないようにゆっくり渡りましょう。

まとめ

暖かいのに蒸れにくい、さらに靴底がフラットなので歩きやすいムートンブーツは、冬の北海道にはまさにうってつけのブーツです。

早い人で11月ごろから履き始め、雪が溶ける3月下旬くらいまで履いている道民が多いので、この時期に北海道を訪れる方にはぜひオススメしたいブーツです。

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