せっかく北海道でスキーをするならゆっくり滞在したいですね。しかし、意外とスキーは疲労が溜まるもの。リフレッシュしつつ、適度にスキーを楽しみながら、スキー以外にも冬の北海道の遊びも満喫できるような場所をピックアップしてみました。
オススメスポットその1 NISEKO UNITED(ニセコユナイテッド)
道民だけではなく道外から、さらには国外からも観光客が集まる北海道一大スキーリゾート地です。
ニセコアンヌプリ国際スキー場・ニセコヴィレッジスキーリゾート・グラン・ヒラフ・HANAZONOの4つのスキーエリアがあり、体力があれば何日滑っても飽きることのない大規模スキー場です。周辺には宿泊施設がたくさんあり、例年ハイシーズンはスキー場から近いホテルからどんどん埋まっていくので、早めに予約しましょう。
また、ニセコは温泉天国と呼ばれているほど、たくさんの種類の泉質を持つ温泉がたくさんあります。アフタースキーは温泉巡りをして、冷えた身体を温めるのもいいですね。
スキー場周辺にはお土産屋さんやスキーショップ、グルメなどを楽しめるスポットもたくさんあります。それに外国人観光客が多いことから、まるで海外の街のような雰囲気は歩いているだけでも楽しいです。
オススメスポットその2 キロロリゾート
ニセコに比べるとゲレンデの規模は小さいですが、設備が比較的新しく、リフトにフードがついているので、寒さが苦手な方でも安心して乗れます。また初級・中級者向けのコースが多く、スキー歴が短い方でも様々なコースを楽しめます。
山の中にあるスキー場なので、キロロの敷地から一歩出ると冬場は何もないのですが、キロロ内にはホテルがあり、温泉や子供向けの室内遊具場などがあります。食事も道産の食材を豊富に使用しているので、施設内にいながらにして、北海道グルメを堪能することもできます。
またスキー以外にも雪を使ったアクティビティも充実していて、・雪の上をバナナボートで滑る「スノーバナナボート」
・低速走行可能で未経験者でも乗れる「ミニスノーモービル」など
スキーで疲れたな、という方には「スノーキャンドル」の制作もオススメです。氷で外枠を作り、中にキャンドルを入れて火を灯すと、なんとも言えない幻想的な明かりが冬の夜を彩ります。
オススメスポットその3 小樽宿泊プラン
実は小樽市は北海道のスキーの発祥地といわれ、第1回全日本スキー選手権大会も、ここ小樽で行われました。小樽出身のオリンピック選手もたくさんいるんですよ。
そんな小樽にホテルを取り、「その日の気候や気分でスキー場を選ぶ」というのも長期滞在ならではの楽しさです。
実は小樽中心部から車で最大30分程度で「天狗山スキー場」「朝里温泉スキー場」「スノークルーズオーンズ」「サッポロテイネ」の4つのスキー場にアクセス可能なのです。
サッポロテイネは札幌オリンピックのスキー競技開催地で、女子大回転や男女回転を行なったコースは今でも残っています。(男子大回転のコースは雪崩のため閉鎖されました)
ただし、こちらは上級コースとされているので、技術に自信のある方だけ挑戦してみてください。オリンピック選手の滑走速度がいかに早いか実感できます。もちろん、初級・中級コースも充実しているので、家族みんなで楽しめます。
小樽市内にある「天狗山スキー場」「朝里温泉スキー場」「スノークルーズオーンズ」はコンパクトな山です。山頂まで行っても天候の変化や気温差が少ないので、スキー経験が浅い方、雪に慣れていない方でも安心して滑ることができます。どの山もコンパクトながらも初心者から上級者まで楽しめるコースラインナップになっています。コース配置もシンプルなので、ゲレンデ内で迷うこともありません。
また小樽市内で宿泊するなら小樽運河周辺のホテルをオススメします。夜の小樽運河はガス灯が灯り、歴史を感じながらノスタルジックな雰囲気が味わえます。運河周辺にはお寿司や海鮮、ジンギスカンなどの飲食店、お土産屋産が軒を連ねているので、観光もスキーも両方楽しめる贅沢プランです。
まとめ
スキーの長期滞在は、スキーのレベルアップを図る上でも非常に有意義な旅行になるでしょう。しかし、無理のない範囲で怪我や事故のないように、各スキー場のルールを守り、安全に留意して楽しんでください。
スキーも楽しみながら、北海道の雪やグルメ・アクティビティなどなど、様々な体験をして最高の思い出を作ってください!