須磨浦公園は1935年(昭和10年)に開園され、この時ソメイヨシノが植裁されました。今では「こうべ花の名所」として約3200本もの桜のお花見スポットとして愛されています。海や山が近く、のんびりとお花見ができると毎年楽しみにしているという声の多い須磨浦公園です。
そこで桜の見頃や、混雑状況やライトアップはされているのか、屋台の時間など気になることや見どころなどをまとめてみました。須磨浦公園のお花見はまだ行ったことがないという方も桜の咲く頃に訪れてみてくださいね。
須磨浦公園桜の見頃
須磨浦公園の桜は、2月半ばころにはつぼみがふくらんできています。開花は3月下旬で、4月に入った頃には五分咲きになります。
満開は4月の第1週ころになるので、この時がちょうど見頃時期です。
つぼみが膨らんできた頃から少しづつ開花していく桜が、ピンクに染まっていくのを見ながら3月下旬から4月に入った頃の五分咲き、そこからの一気に咲く満開までと、何度か訪れて桜の変化を楽しむ人も多いのが須磨浦公園なんです。
4月10日ころには桜吹雪もきれいに見れますのでこのころに散策するのもまた違っていいかもしれません。
須磨浦公園の花見の混雑状況
須磨浦公園のお花見の時期は、意外と混雑の心配はありません。昼のお花見・ライトアップの夜桜の時間帯ともにゆっくりと桜を見ることができます。人混みでの桜を避けお花見を楽しみたいという人にピッタリです。
ただ車で行かれる際は、桜見頃の時期(4月はじめ)には渋滞のおそれがあり、駐車場やロープウェイの周辺は人の集中がありますのでお花見は公共交通機関を利用するのをおすすめします。
須磨浦公園の敦盛桜ライトアップ
お花見の楽しみの一つは夜桜ですよね。須磨浦公園では毎年幻想的なライトアップがされ、夜桜がとても綺麗で人気です。ここ最近から山陽電車が主催して、「敦盛桜」が開催されるようになりました。たくさんの人が楽しみにしているライトアップの桜も楽しんでください。
期間:3月下旬~4月上旬 の10日間(3/30~4/8あたり)
敦盛桜屋台の時間
須磨浦公園の屋台なんですが、例年未定で屋台の出店がそんなに多くはないです。「須磨浦ロープウェイ」の周辺には屋台が少しありますが、もし桜と一緒に屋台を楽しみにされて出かける方は、事前に問い合わせをして下さいね。
須磨浦公園の敦盛桜の穴場
須磨浦公園からロープウェイで3分ほどで行くことができる人気な場所が須磨浦山頂です。
須磨浦山頂からの景色はとても素敵です。ここからは山に咲く桜を見下ろすことができ絶景なんですよ。他にもここから明石大橋や瀬戸内海・神戸空港が眺望できます。旅客機の離着陸も見れるスポットです。須磨浦公園に行かれた際にはぜひ足を運んでみてくださいね。
須磨浦公園の敦盛桜の見どころ
須磨浦公園は神戸市花の名所50選に選ばれ桜の名所として知られています。桜の満開の時期には観光客がとても多く訪れます。
また「敦盛桜」と呼ばれるのは、源平合戦で討たれた平敦盛にちなんでこの呼び名が付けられました。関西最大級のエンタメ夜桜として、プロジェクトマッピング・テーブルマッピングなど、ただのライトアップではないのが魅力の一つで、昼と夜では全く違う花見を楽しめます。また須磨浦公園は桜だけでなく、この時期にしか見れない春の山の風景、すぐそばの海と神戸らしい山と海を桜も一緒に楽しむことができます。
まとめ
須磨浦公園には売店、公衆トイレがありますので小さな子供がいるファミリーにもオススメです。近くにはおしゃれなカフェもあるのでカップルのデートにもいいですよね。
土日のにぎわったお花見を想像して行った人は、平日のあまりの静けさにびっくりするかもしれません(笑)。須磨浦公園に来られた際は、ぜひロープウェイで山頂まで上がってみてください。そこから見る景色はきっと素敵な思い出の一つになります。
料金: 公園無料
桜の種類: ソメイヨシノ・ヤマザクラ・サトザクラ
夜桜: 可
お問合せ: 078-731-2520