北海道の4月は車でドライブできる?危険な場所や注意することは?

北海道のあれこれ
※このブログでは、プロモーション広告を利用しています。
※このブログでは、プロモーション広告を利用しています。

冬が厳しい北海道も、4月になれば雪が降ることも少なくなり、春を感じられるようになります。
本格的な観光シーズンは、ゴールデンウィークからですが、一足早く北海道でドライブをしたいと思う人も多いですよね。道外の4月といえば、お花見のシーズンでドライブには絶好の時期です。
ですが北海道は、どうなのか?自家用車で北海道に行っても雪はないのか?など、気になるのが道路事情でしょう。
そこで、4月頃の北海道の道路状況や、危険な場所・注意することなどをまとめてみました。

スポンサーリンク

北海道の4月は車でドライブできる?

北海道は4月になると、雪もほとんど融け始めて交通量も多くなってきます。道央は路面もしっかり出て、雪が降る季節だけ車を運転しない人たちも、一斉に乗り始める時期です。

この頃の道央は、特に雪やアイスバーンが気になることもないので、快適に車の運転ができるようになります。

ただ、北海道と言っても広さはケタ違いです。その他の地域で路面状況は変わってきます。

道南方面の4月の道路状況

道南方面は、北海道の中でも一番早く暖かくなる地域です。路面もしっかり出て、雪が降ることはほとんどありません。

北海道でも、特に札幌に住んでいる人は、ゴールデンウィークに函館に行きたがります。
ちょうど桜が見ごろとなるからです。

ドライブするにもちょうど良い距離で、札幌から函館までは高速道路を使えば4時間ちょっとで行くことができます。高速を使わなくても5時間程です。

道外の人には「えっ?」と思われる距離ですが(笑)、本当に北海道は広いので、主要の大きな観光地は距離があるのを、覚えておいて下さいね。

札幌から函館は、日帰りするには厳しいですが、ドライブして温泉に入って、おいしい海の幸を食べて夜景見てなど、冬の間にお出かけ出来なかった道民には、春を感じられる丁度良い旅行先が函館なのです。

そのためゴールデンウィークに函館に向かう場合は、渋滞に巻き込まれることがあります。
30~40kmという本州のお盆のような渋滞はありませんが、北海道では抜け道(代替路)が無いことが多く、通常より1時間~2時間は余計に掛かることがあります。

渋滞しやすい箇所としては、 道央道:大沼ICから七飯町峠下まで。

大沼公園と函館の間にはトンネルがあり、函館に行くには必ず通らなければなりません。
高速道路からの車も、国道5号線からの車も全てここに集中します。
毎年、5月3日の午後にはかなり渋滞するので、昼までにはここを越えましょう。

もう一つの渋滞しやすい箇所は、国道230号の中山峠から定山渓温泉まで。

こちらは札幌に戻る時に渋滞が発生します。函館からだけでなく、ニセコやルスツ・洞爺湖などからの車も集中します。

こちらも午後に渋滞するので、昼前か夜遅くに通過するようなスケジュールがおススメです。

ただ中山峠だけは、ゴールデンウィークに雪となることがあるので天気には注意しましょう。もちろん高速を使えばここは通りませんが、高速は道東から戻る車が合流して渋滞になります。

道東方面の4月の道路状況

道東方面の4月頃も、路面がしっかり出てきて、運転するのも安心できる時期になります。ただ、山岳部や標高が高い所の道路は、まだ雪も残っているので注意が必要です。そこで、高速道路を利用するのがおすすめです。

道東も高速道路が出来て、ここ数年で最もドライブし易くなりました。

以前は、札幌から帯広まで4時間かかりましたが、高速が出来てからは3時間かからなくなり、道民にはうれしい時間短縮です。

こちらの高速道路では、芽室ICとトマムICの間は渋滞注意の区間です。

道内でも険しい日勝峠・狩勝峠をバイパスする区間なので、上り坂・トンネルで渋滞が発生しやすいポイントです。
2018年は5月3日に25kmの渋滞区間と予測され、道内最長の渋滞予測区間なので、今年も注意が必要です。

日勝峠・狩勝峠を抜けた東側は、交通量が少なく、どこを走っても快適なドライブルートです。

帯広と釧路の間は約120km。釧路と根室の間は約130km。釧路と網走の間は約150km。
一括りに道東と言ってもかなり広いです。
移動にはそれなりの時間が掛かることは覚悟しておいてください。

 

 

ただ、北海道の中でも比較的に積雪量の少ない釧路は、この4月に雪が降ることもあります。この地域は天候や路面に注意しましょう。

 

道北方面の4月の道路状況

道北の4月は、まだ雪は残っています。多少ですが雪が降ることもありますし、道民からすると、特に問題ない積雪でも、道外からの観光で車の運転をする時は注意が必要です。

北海道内の高速道路は交通量が少なく、ほとんどが片側1車線で、最高速度も70~80kmで流れは決して良くはありません。しかし、札幌から道央道の旭川までは全線片側2車線で、速度も100kmです。道南や道東と比べて渋滞は発生しにくくなっています。

また、旭川から先の北は士別市の手前まで、オホーツク沿岸方面では遠軽町の手前まで高速道路が伸びて、道北方面は本当に近くなりました。

ただ道北も道東と同様で、かなり広いので移動には時間が掛かります。旭川と稚内の距離は約250km。札幌と函館の距離に匹敵し、約5時間掛かります。

旭川から札幌までは140kmの2時間弱なので、稚内から札幌までは7時間近く掛かります。
移動だけで一日がかりですので注意が必要です。

 

スポンサーリンク

北海道のドライブで注意すること

北海道の4月は道南から道央までは雪も融けて車の運転もしやすくなりますが、道東や道北はまだ雪が残る場所も多く運転に注意する場所もあります。

4月でも前半と後半で路面も違うので、道外からの観光時は、特に道北方面・道東の海岸方面は注意して走行して下さい。

また、標高の高い山岳部はまだスキーができるほど積雪しています。峠や山道を通るのはまだまだ危ないので、なるべく避けて、高速道路を利用するようにしましょう。

ドライブ中に注意すること

ドライブで一番注意することは、給油です。
北海道では、ガソリンスタンドが数十kmない区間がたくさんあります。また地方では閉店時間も早いので、「次で入れよう」と思うのは危険です。

高速道路でもガソリンスタンドがあるのは、有珠山SA、輪厚SA、砂川SA、由仁PAの4箇所だけで、約100km間隔となっています。

メーターを見て不安になったら、迷わず見かけたガソリンスタンドで給油してください。

 

 

雪道の走行はまだある

道央でもゴールデンウィークに雪が降ることがあります。
ただ、本格的な積雪になることはまずありません。

更にレンタカーなら、4月は未だスタッドレスタイヤを履いているので大丈夫ですが、もし自分の車で行くなら、状況に応じた冬装備も準備し、天気予報と行程を考えて、タイヤなどを決めましょう。
なるべく、スタットレスタイヤがおすすめです。

 

 

まとめ

道央・道南の4月でも、稀に雪が降ることもありますが、積もることはありません。ゆっくり走れば道外の方でも十分に運転できます。

公共交通機関だけでは中々心細い北海道の移動なので、ぜひ、安全運転で広い北海道を満喫してください。

タイトルとURLをコピーしました