道東の4月は雪がある?釧路や網走のドライブはスノータイヤは必須?

北海道の観光
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道外から観光などで北海道にお越しの方で、不安なことの一つとして「冬道の運転」が気になることですよね。

毎年ゴールデンウィークなどの長期休暇には、北海道に行ってきれいな景色をドライブしたいと思う人も多いと思います。特に道東は湿原や湖・オホーツク海や温泉なども多く、観光名所も沢山あり人気のスポットです。
そこで、4月・5月に道東観光をお考えの方に、この時期のドライブ事情をお伝えします。

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4月・5月の道東は雪がある?

北海道の中でも、もともと道東方面はあまり雪が降りません。

例えば2018年1月~5月の場合、
・釧路は、一番積もって14cm(3月1日)で、ほとんどの日が積雪0cmです。
・帯広は、一番積もった日(3月1日)で106cmもありますが、3月31日には積雪0cm。
このことからも4月・5月に雪道を運転することは、まずないでしょう。

でも、道東はとにかく寒いんです。真冬だと最低気温が-20℃以下のところも当たり前です。
4月後半の最低気温が、帯広では0.2℃とか釧路では2.5℃など、道路が凍る気温はよくあります。
このような気温になると、道路が乾いているように見えても、凍っているブラックアイスバーンになる事も多いので、特に早朝や夜間に運転するときは注意が必要です。

 

知床も要注意

知床はオホーツク海に面した自然宝庫の地域で、観光名所として多くの人が訪れますが、知床を横断できる知床横断道路(国道334号)は、毎年11月上旬から4月下旬まで通行止めになります。
開通しても夜間通行止め(17:00~翌朝9:00)となることが多く、ゴールデンウィーク中に雪崩で再度通行止めになったこともあります。
積雪が多かった2013年には6月1日に開通したこともあるので、ゴールデンウィークに知床を訪れるのであれば、予め開通予定や天気予報をお確かめ下さい。
また、この知床横断道路が開通しないと、羅臼側からの移動はかなり大回りになります。

北海道の車は装備が違う

道外の方だと教習所の交換実習以来、タイヤを変えたことが無い人も多いでしょう。北海道では春と初冬に必ずタイヤを取り換えます。というか取り換えないと走れません。

いわゆるスタッドレスタイヤというやつです。
スタッドレスタイヤは、夏タイヤ(こんな言い方するのも北国の人だけでしょうか(笑))より、ハンドル操作も効き前にも進みやすいタイヤです。

ただ、スタッドレスタイヤでも車によってはやっぱり滑ります。
そこでABS(アンチロックブレーキシステム)やESC(別名VSC とかVDCとか言います)という横滑り防止装置がつく車が多いです。そして何より4WDの車が多いのも特徴です。

とはいっても、冬道はやっぱり滑りますが、それらの装備のお陰で、夏場と同じまではいきませんが、心配するほど雪道の運転は難しくはありません。

ちなみに、最近は外国人もたくさんレンタカーを借りています。 タイやマレーシア・台湾・シンガポールなど雪の降らない国の方や、右側通行の国の人も平気で運転しています。
だからスピードさえ出さなければ、運転できないことはないでしょう。

 

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釧路や網走のドライブはスノータイヤが必須?

北海道でも、特に道東は公共交通機関が少ないので、車を使うことはおすすめします。

通常の4月なら、路肩にはまだ雪は残っていますが、道外の人でも安心して運転できるぐらい、道路はしっかり出ています。
ただ、朝晩や雪は絶対降らないとは言えない地域なので、フェリーなどで自家用車を持ってくる場合は、スタッドレスタイヤを装着することをおすすめします。

また、レンタカーならゴールデンウィーク過ぎまでスタッドレスタイヤを履いているので、もし雪が降ったとしても問題ありません。
それに、スタッドレスタイヤは高額になるので、今回の観光でしか使用しないのなら、レンタカーを借りた方が安くつきます。

まとめ

道東に限らず、北海道の観光でこの時期に一番大切なのは、週間天気予報です。
暖かくて雪の心配がないなら、道外の夏道と同じです。北海道の広い道路を満喫してください。
少しでも雪が降る可能性があるなら、余裕を持ったスケジュールに変更しましょう。
もし雪道を走ることになっても、無理せずゆっくり走れば大丈夫です。

4月・5月の観光なら行程の全てが雪道となることはないので、もし雪道を運転することになったら、安全運転で、貴重な体験が出来たと楽しんでいただければと思います。

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