スキー

スキーで靴下はどう選ぶ?5本指・重ね履き・長さも必要?選び方は?

投稿日:08/02/2019 更新日:

スキーで重要なアイテムといえば何を思い浮かべますか?
板?ウエア?
もちろんそれらも大事ですが、意外なことに靴下も重要なアイテムなのです。
靴下の良し悪しでパフォーマンスが変わってくるといっても、過言ではないくらいです。
では、そんな隠れた重要アイテムでもある、スキーでの靴下の選び方についてご説明していきます。

スポンサーリンク

一番のオススメはスキー専用靴下

スキー専用の靴下、というのはあまり耳慣れない方は多いでしょう。
かなり厚手のハイソックスで、普段私たちが履くような靴下を3枚くらい重ねばきしたくらいの厚さ、というイメージです。
この専用ソックスはクッション性に優れて、保温性も高いので怪我防止・防寒対策の両方に役立ち、また脛(すね)をガードするために、長さはひざ下くらいまであるのが基本です。

スキーは前傾姿勢をとるのが基本で、前に体を倒すとなると、スキー靴がちょうどすねの部分にあたる形になります。スキー靴自体にもすねの部分にはクッションが入っていますが、さらに保護するために、このような長い靴下を履くのがおすすめです。

価格は2足で1,000円くらいから購入できます。

 

スポーツ用品店のほか、通販サイトでも取り扱っていて、スキー場でも場所によっては購入可能です。

ただスキー場は、取り扱いの種類が少ない上、市販品と比べるとかなり高額になりますので、できれば事前に用意しておく方がいいですね。

 

外反母趾など足の変形のある人は5本指がオススメ

外反母趾の方は、足の親指が人差し指側に曲がっていたり、重度になると重なっている場合もあります。その状態でスキーをすると、足の爪を引っ掛けて怪我をしたり痛みが増すことがあります。

また、指が全て接地していないので力が入りにくく、ある程度スピードを出せるようになるとコントロールがしづらいというデメリットもあります。

このような足の変形のある方には、5本指の靴下をオススメします。重なっている指の接触を避け、できるだけ正しい位置に指を戻すことができます。

 

ただしスキー用靴下の5本指となると、なかなか数は少なく、高額になってしまいます。

そこで、薄手のくるぶし丈の5本指靴下を履いてから、スキー用のソックスを重ね履きするという方法もおすすめです。

個人的な感覚ですが、5本指の方が暖かい感じがします。つま先が冷えやすいという方にも5本指靴下はオススメです。

 

 

スポンサーリンク

どうしてもスキー用靴下を用意できない場合はどうする?

通常のハイソックスを2枚程度重ね履きしてしのぐこともできます。

厚手であればその分クッション性が高まるので良いのですが、ルームソックスのような柔らかいモコモコした素材だと、厚みはありますがスキー靴の内部で足が動いてしまうので、足の痛みの原因や必要以上の力をかけることになります。出来るだけ硬めの素材を選ぶようにしてください。

また、ひざ下までの長めのものを選びましょう。前述した通り、すねの部分には非常に強い力がかかるので、靴下と肌の段差があると、それがごくわずかでも痛みの原因となります。

「気がついたら青タンになっていた」ということもあるので、厚さだけではなく長さにも注意してください。

ただ、これだけ対策してもやはり専用の靴下には性能は劣るので、痛みを感じたら無理をしないようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか。

スキーにおける靴下の重要性はご理解いただけましたでしょうか。

スキーを始める時、装具やウエアは慎重に揃えますよね。見た目ももちろん大切ですが、実際スキーをしてみると、意外な所が痛くなったり、動きずらかったりするんですよね。

ブーツとの相性を高め、より良いパフォーマンスのためには、購入するときもレンタルするときも必ずスキー用の靴下で試着してください。
これまでスキーで足に痛みを感じていた方も、今一度、靴下について見直されてみてはいかがでしょうか。

-スキー
-, , , ,

執筆者:

関連記事

子供のスキーはいつからがいい?スキー場のリフトは何歳から1人で乗れる?

何事も始めるなら早いほうがいい、とよく言いますがスキーも例外ではありません。 今、いい線で活躍しているスキー選手も、小学校入学前からスキーをはじめたという方がほとんどです。 では、何歳ごろからスキーを …

スキーブーツの保管の仕方!手入れやブーツインナーは洗濯できる?

スキーブーツは意外と汚れやすいアイテムです。 特にインナー部分は汗や匂いが気になりますよね。しかし、形が特殊的なのでどうやってお手入れしていいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。 そもそもどん …

ニセコの雪は春でもパウダースノー?いつまでスキーが楽しめる?

ニセコは北海道最大のスキーリゾートで毎年、北海道民だけではなく道外から、そして海外からもたくさんのスキー客で賑わいます。 ニセコの魅力は、広大で滑走距離の長いゲレンデももちろんですが、何と言っても極上 …

中学生の初めてのスキー教室で必要な物は?服装や下着持ち物など!

学校行事や民間などのスキー教室で、初めてのスキー体験をする時、不安な事が沢山ありますよね。 まず、雪を見たことがない、雪国に住んでいないなど、雪山に行ったことがなかったり、スキーをしたことがない人が一 …

スキー初心者の板の長さは短い長いどちらがいい?新品より中古がいい?

今年こそはスキーをやってみよう!と意気込んでいる方も多いのはないでしょうか。レジャースキーはスポーツの中でも運動神経がない人でもマスターしやすいと言われている種目で、自転車に乗れれば滑れると主張するス …

スポンサーリンク



アーカイブ