スキーに行くにあたって、何を用意すればいいのか迷うのは初心者であれば当然のことです。ましてや子供連れで行くとなると「準備万端にしておかないと!」と、あれこれ調べている方は多いも多いのではないでしょうか?
ここでは、主に未就学児連れのスキー旅行で、スキー道具一式以外に、あったら便利なものをご紹介していきます。
スキーであったら便利なもの!ゲレンデ編
基本的にゲレンデに出るときの荷物はウエアのポケットに入る程度の最小限にとどめましょう。
スキーに慣れた中・上級者なら何の問題もありませんが、初心者がリュックサックなどの荷物を持って滑るのは、意外と難しいことです。
必要最低限の携行品だけを持ち、ゲレンデで使用しないものは全てロッカーに預けておいたほうが安心です。
では、まずはゲレンデにいる間にあったら便利なものについてリストアップしていきます。
小銭入れ
リフト券やランチ代・ドリンク代程度のお金だけを入れておきます。
カードや運転免許証、保険証などの大事なものや普段使っているお財布はロッカーへ入れておきましょう。
ゲレンデで万が一落としたら見つかる確率はほぼゼロです。
失くしても惜しくないコンパクトな小銭入れがあるとベターです。
ティッシュとゴミ袋
鼻をかんだり、ゴーグルの水滴を拭き取ったり、濡れた顔を拭いたりと、使用頻度が最も高いのはティッシュです。特に子供は風邪をひいていなくても、気がついたら鼻水を垂らしているということがよくあるので、一番取り出しやすいポケットに入れておきましょう。
ゲレンデ内にはゴミ箱はないので、ゴミをひとまとめにできる小さなゴミ袋があるとより便利です。
グローブホルダー
手袋と手首をひも(またはゴム)で繋ぐグッズです。ゲレンデ内やリフトの上で子供の鼻をかませたり、帽子を直したり、何かとお世話する機会がありますが、手袋をはめたままではうまくできません。
その都度、手袋を脱ぐ必要がありますが、脱いだ手袋はどうしますか?脇や足の間に挟むという方法が実は一番メジャーです。
しかし、斜面でスキー板を履いた状態やリフトの上でそんなことできない、という方にはぜひオススメしたいグッズです。パッと脱いでも手首とつながっているので、リフトの上から落下したり、斜面で不安定で無理な姿勢にとる必要もありません。
また、お子様の手袋紛失防止にもぜひ用意しておいた方が良いです。
最近の傾向として、大人用はあまり見かけなくなりましたが、女性ならジュニア用でも使えます。また、構造がそれほど難しいものではないので、ネットの写真を参考に簡単に自作することもできます。
スマホ対応手袋
せっかく北海道まで来たのだからお子様が頑張って「スキーをしているところを写真に残したい!」それが親心というものです。
スマホ対応手袋があれば手袋を脱がなくてもスマホ操作ができるので、撮りたいときにすぐに写真を撮れます。
ただし、気をつけていただきたいことは、雪山ではバッテリーの消耗が激しいです。
日常条件下ではバッテリーに問題がありませんが、フル充電で持って行っても、雪山に行った途端、ものの数時間で20%を切ることがあります。バッテリーの無駄な消耗を抑えるために、初めから低電力モードにしてなるべく長持ちさせるようにしましょう。
スキーであったら便利なもの!建物内編
ランチや休憩、トイレなどでスキー場内の建物内には必ず立ち寄るでしょう。
そんなときに気をつけていただきたいのが「紛失」です。
板とストックは屋外のスキー置き場に置いておくので良いのですが、帽子やゴーグル・手袋・ネックウォーマーなどの小物は、持ち歩く形になります。
自分で自分のものを管理できるある程度大きなお子様なら問題ないのですが、未就学児の場合、親が管理しなければいけません。
また、子供のものに加えて自分のものとなると、意外と細々とした荷物が多くなってしまいます。
そこで私は「エコバッグ」の持参を勧めています。
建物内に入ったらまずは小物類は全てエコバッグに入れてしまいましょう。こうすれば荷物は一つにまとまるので、紛失しにくくなります。また、混雑時でも身動きが取りやすくなります。
コンパクトにたためるエコバッグもウエアのポケットに入れておくと便利です。
まとめ
スキー靴を履いての行動はただでさえ動きにくいのに、その上子供のお世話もあるので本当に親は大変です。
しかし、せっかくのスキー旅行ですから、怪我やトラブルなく楽しんでいただけるように、「こんなものがあったら便利だったな」と思えるものをいくつかピックアップしてみました。
ぜひ参考にしていただいて、北海道の雪を満喫してください!