知床半島には観光スポットが沢山あり、どこから攻めようか迷うかと思いますが、絶対外せない観光スポットとしては、知床五湖が有名ですね!
本土からは、なかなか遠いと思いますが、北海道民でも、なかなか行ける場所ではありません。札幌の人に聞いても、行ったことがない人の方が多いのではないでしょうか?
そんな秘境の地でもある知床は、世界遺産としても登録されています。死ぬまでに一度は行ってみたいところですが、世界遺産ということもあり、いろいろな規約もあります。
そこで、フィールドハウスが役に立つんですよ。
知床五湖とは?
知床半島はわかるけど、観光するのはどこに行く?と、そう思っている人はまずは知床五湖に行ってみましょう!
知床五湖とは、北海道斜里町にある知床半島の知床連山とオホーツク海に囲まれた場所で、原生林に囲まれた五つの湖が点在する神秘的な所になります。
この五つの湖は、神様が指をついてできたという伝説を持つ神秘の湖で、晴れた風のない穏やかな日には、湖の水面に映される逆さ連山は、息をのむほどの美しさです。
知床五湖の口コミはこちら
手付かずのままの自然で原生林に囲まれたこの場所は、多くの野生動物も生息していてヒグマに遭遇することも多々あります。
2005年に世界遺産に登録され、知床に訪れた人は必ず立ち寄ると言われる年間約50万人が訪れる観光スポットですが、ここ知床は世界的に見てもヒグマの高密度地域です。
このことからも自然と、ヒグマ率いる野生動物の環境を守り、観光客の安全をいかに守るかが、課題ともなっています。
知床五湖のフィールドハウスとは何をするところ?
知床五湖はもともと、人が入る事のない自然のままの湖だったのですが、知床観光の目玉として、人が入るように整備されて、訪れた人の口コミや報道で人気が沸騰しました。
また、山間部に位置するこの場所は、ヒグマの生息地なのでヒグマと遭遇することが頻繁にあります。
日本だけでなく海外からの観光客も増え、観光の町になったのですが・・
観光客が増加すると、マナーの悪い人も多く、食べ歩きや、ゴミの投棄・植物の踏み荒らし、野生動物へのエサやりなどで、この地の自然環境破壊がどんどん進んでいきました。
この状況から、自然環境を守るためと、安全に観光するためにフィールドハウスが設けられています。知床五湖フィールドハウスは、地上遊歩道の入口で、インフォメーション機能と利用受付や、散策の手続きやレクチャーを主に行う場所になります。
以前は、ヒグマが出没すると遊歩道は閉鎖され、開園時期でもほとんど利用できないことがありましたが、ヒグマの生態を知る自然ガイドの引率ツワーに参加することで、楽しめるようになりました。
知床五湖を巡る遊歩道については、2011年度から入場人数制限やレクチャーの義務づけ、有料化を導入しています。
クマの出現情報や、クマに出会わないためのヒント、遊歩道の歩き方など、散策する上でのルールや注意事項を案内してくる場ということですね。
レクチャーは自然の中を歩く時、リスクがあるということを確認して、自己責任で散策するとを理解してもらう目的でもあります。遊歩道やヒグマの出没状況など、散策時の注意事項やヒグマに関する映像を見て、最新の遊歩道に関する情報を確認するなど約10分のレクチャーになります。
レクチャーが終了したら、そのまま遊歩道に入り散策が始まります。
また、知床五湖を散策する際の、不明な点や確認したいことなども、事前に確認できる場所です。
知床五湖のフィールドハウスの営業時間は?
知床五湖は冬は極寒になり、ヒグマも冬眠に入ります。知床横断道路も閉鎖され、フィールドハウスもこの期間は閉館になります。
・営業期間4月~11月8日
・営業時間:7時30分~18時
(閉館は時期により変動します)
・休館日:期間中は無休
・駐車場:有り 7:30より(料金:普通車 500円、バイク 200円)
・電話番号:0152-24-3323
知床五湖フィールドハウスの隣には、パークサービスセンターがあり、お土産、軽食や飲み物の販売もしています。
注意ここの中では、食事が可能ですが、高架木道や、地上遊歩道では飲食は禁止です。まとめ
世界遺産の知床半島の環境と、観光客の安全を守るために試行錯誤しながら管理をしてくれているのは、知床半島の人々です。観光する側も、ルールやモラルを大切にしたいですね!
どうしても解らないことなどある時はフィールドハウスなどに問い合わせるなどしましょう。
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