札幌在住で1~2時間のドライブをしながら家族で遊べるような所を探していました。ふと思いついたのが、道南の登別マリンパークニクスだったのです。ここは道南の観光スポットで登別温泉からも近いので、道外からの観光も人も多く、ゴールデンウイークや夏休みなどは人気の場所です。
そこで、8月の終わりごろに両親を連れて大人4人と未就学児1名の計5名で、どんなところなのかワクワクしながら、登別マリンパークニクスに行ってきました。
登別マリンパークニクスのアクセス
登別マリンパークニクスは「二クス城」と呼ばれるお城のような豪華な外観の水族館です。ヨーロッパのお城をイメージした感じの作りです。
新千歳空港からは、車で道央自動車道を経由して登別東インターで下車し、そこから約5分ほどの場所にあります。千歳空港からのトータルの所要時間はおよそ1時間ほどになります。
また新千歳空港や札幌駅から、それぞれ高速バスで向かうことも可能です。所要時間は新千歳空港発が約1時間、札幌駅発が約1時間半となっています。
また、マリンパークニクスから車で約20分程度の場所には北海道でも有数の温泉地、登別温泉があります。ここからマリンパークニクスまでの無料送迎バスも運行されています。
マリンパークニクスの見所は?
登別マリンパークニクスの一番の見所はやはり「イルカショー」です。最前列に陣取りと水しぶきがかかりそうなくらいの迫力あるショーが楽しめます。
バンドウイルカとカマイルカの2種類を飼育しており、それぞれの個性や特徴がよくわかる内容となっていました。
また、二クス城前の広場ではペンギンのお散歩も見ることができます。よちよちと歩く姿は本当に可愛らしかったです。
水族館では珍しい「金魚」の展示もしており、幻想的な雰囲気の中、様々な種類の金魚が展示されていて、「たかが金魚」ですがとても綺麗でした。
隣には小さな遊園地も併設されていますが、この日は天候が悪かったため、そちらは利用しておりません。
登別マリンパークニクスの感想
二クス城はとても広いのですが、肝心な生き物の展示が少なく、無駄に歩く距離が長かったように感じました。60代の両親も一緒に行きましたが、後半はややしんどそうでした・・。
生物に関しての学術的な説明は少なく、ただ水槽を眺めるだけ、といった印象です。
ただ、ライトニングや水槽の形状(トンネル状になっており、まるで海の中を歩いているような感覚になります)には工夫が感じられ、高価そうな調度品などの展示にもかなりのスペースをとっているので、現代風の言葉で表現するならば「フォトジェニック」なスポットもいくつかありました。
でも子供にはわからないので。隣の遊園地で遊べたらそれなりに楽しかったのかもしれませんが、水族館としては飽きていました。
水族館と名乗るにはやや疑問が残ります。
また、海外から(主にアジア圏)の観光客が多く、ショーの間に立ち上がって写真を撮ったり、横入りしてきたりとマナーが悪い場面に多々遭遇してしまいました。(このような体験でイメージが悪くなってしまた所もあるような・・)
お土産やさんは施設内に3箇所くらいありましたが、全て品揃えは同じような感じでした。
全体的な印象としては、入場料が大人2,350円 子供1,250円と比較的高額であるのにも関わらず、内容は薄く、残念ながら我が家では長時間滞在するような施設ではないと感じました。
まとめ
水族館としては、調度品の飾り方や豪華さを表現しているので、元祖水族館という雰囲気ではないのですが、オシャレなイメージでインスタ映えしそうな面白い感じもあるので、家族で行くよりカップルでデートする場所としておすすめです。