東京から稚内へのアクセス方法!交通機関で安く行く方法は?

北海道の観光
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北海道に観光へ行きたい人も多く、その交通ルートも様々です。札幌などの都心部へ行くのは交通手段も多いので、行きやすいのですが、道北稚内に行くとなると、どんな交通手段があるのか気になりますよね。
そこで、東京から稚内までどのような交通手段があるのか、日数や金額はどれくらいかかるのかまとめてみました。

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東京から稚内へのアクセス方法!

東京から稚内に行くまでには、電車やバス・フェリーや飛行機・車など、移動手段は沢山あります。どれを使用しても行くことはできますが、北海道に入ってからの交通手段を一番に考えるのがいいでしょう。

予算や日数は関係なくどれだけかかってもいいなら別ですが、なるべく早く安く行きたいと思うと、交通手段のチョイスは大切になってきます。

 

飛行機の場合
・羽田空港から稚内空港まで、1日1便・約2時間のフライトで
1週間前の予約では片道約3万円
1か月前の予約では片道約1万7千円~1万9千円

・新千歳空港から稚内空港まで、1日2便・約1時間のフライトで
1週間前の予約では片道約1万円7千円
1か月前の予約では片道約1万4千円

 

JRの場合
・札幌駅から稚内駅まで(乗り継ぎ1~2回)約5時間~6時間の乗車で
片道:約1万円

・函館駅から稚内駅まで(乗り継ぎ3~4回)約10時間~13時間の乗車で
片道:約1万5千円~1万6千円

 

高速バスの場合
・札幌大通りから稚内駅まで約6時間の乗車で
片道:約6400円

・函館駅から稚内駅まで(乗り継ぎ2回)約14時間~15時間の乗車で
片道:約11300円

・東京バスタ新宿から青森フェリーまで約10時間の乗車で
片道:約8千円

 

新幹線の場合
東京駅から新函館北斗駅まで約4時間で
片道:約2万2千円

 

フェリーの場合
・大洗港から苫小牧港まで約18時間の乗船で(19:45発の翌日13:30着)
通常期間:1人約9千円~1万4千円
車持ち込み:1台約2万7千円~3万4千円(運転手の宿泊込み)

・青森港から函館港まで3時間半の乗船で(約2~3時間に1便)
通常期間:1人約2千円~3千円
車持ち込み:1台約1万3千円~1万7千円

・車で苫小牧港から稚内駅まで
道央自動車道から深川留萌自動車道からオロロンライン経由
約390キロ・ノンストップで約6時間
高速料金:4420円

・車で函館港から稚内まで
道央自動車道から深川留萌自動車道からオロロンライン経由
約390キロ・ノンストップで約6時間
高速料金:4420円

 

 

東京から稚内までどの交通手段が安い?

東京から稚内まで、まず一番早いのは飛行機です。

飛行機だけで行くと、羽田から2時間で稚内に到着します。例えば東京から新幹線で函館までは約4時間かかるのでこれで約2時間も違います。また、料金も飛行機で行くのが一番安いです。東京からの直行便は1日1便しかありませんが、すぐ行きたいなと思っても約3万円でチケットが購入できます。

時間があり、車を使用したい場合はフェリーがあります。東京からは大洗港が一番近いですが、大洗港から北海道の苫小牧港には18時間かけての渡航になります。苫小牧から稚内までは、ノンストップで走行しても約6時間かかります。丸1日かけて到着で、料金は3万以上かかります。

東京から新幹線で函館まで行き、函館から高速バスやJRを利用するとしても約1日かかり金額も3万以上です。

北海道の距離間をわからない人も多いのですが、北海道は思った以上に大きく、苫小牧から稚内までは、東京から岩手に行く感じです。

このことからも、直行便の飛行機が一番早く安い交通手段でしょう。

 

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東日本パスを使って東京から稚内まで行った体験談

ふと思い立ち、ぶらっと1人で2013年8月に稚内まで行ってきました。移動手段は主に北海道・東日本パスを使っていますが、行程の関係で特急列車や新幹線も使っています。

大まかな日程
全部で2泊5日の旅です。

1~2日目:東京→青森(はまなす)→札幌→稚内(泊)
3日目 : 稚内→名寄(泊)
4~5日目:名寄→苫小牧(フェリー)→大洗→東京

1日目は東京から青森まで移動の日。順調に行けば夜には着く予定でしたが、前日の大雨の影響により東北本線の一部が不通という状態に。
幸い新幹線は動いていたので、やむを得ず盛岡まで新幹線を使うことに。
盛岡から先は、「いわて銀河鉄道」と「青い森鉄道」を乗り継いで青森へ行き、ここから夜行列車「はまなす」に乗り込み、札幌へ向かいます。

2日目は前日夜に青森を出た「はまなす」が6時過ぎに札幌に到着。せっかくここまで来たので1駅ずつゆっくり…と行きたいのですが、そのペースでは当日中に稚内まで着けるかどうか怪しい状況でした。
「北海道はでっかいどう」がギャグではないことを実感し、やむを得ず名寄まで特急列車で移動しました。
ここからは文字通り一駅ずつ進む旅に。それでも一部の駅は普通列車でも通過してしまうのですが……。
稚内駅に到着したのは18時を過ぎた頃。所々で寄り道をしてはいますが、前日の東京駅出発から丸2日間をほぼ移動に費やしました。

稚内周辺の観光

3日目、この日は稚内周辺の観光です。最北端である宗谷岬や、秘境駅である抜海駅そして道北に広がるサロベツ原野を見て回りました。
特にお勧めなのが抜海駅。駅周辺は原野が広がり、人の気配は所々に牧場が見えるくらい。
「最北端の無人駅」ということもあり「最果ての地」というのを実感出来る場所でした。
稚内で有名な場所と言えば最北端である宗谷岬になると思いますが、ここは観光地として人気の高い所。人だかりが凄く「最北端の地」の前には長い行列が出来ていました。人気のない「最果て感」を味わいたいのであれば抜海駅の方をお勧めします。

また、この日(2013年8月12日)は高知県四万十市で国内最高気温となる41.0℃(当時)を観測した日なのですが、宗谷岬にある気温は16.8℃(9時40分頃)を表示していました。

この温度差もまた面白いですね。

稚内から東京に帰る

4~5日目からは帰る行程です。

しかし、道内の風景は見どころ抜群で車窓を見てるだけでも、来た甲斐があったことを実感させてくれました。
この日は名寄から出発です。一度札幌へ戻ってから苫小牧へ向かい、苫小牧からはフェリーで移動。約19時間を船内で過ごし、目的地である大洗に着いた頃は14時を過ぎていました。

駆け足気味でしたが、以上が稚内まで行ってきた時の話になります。
稚内にはまた近いうちに行きたいと考えていますが、
当時と違い「新幹線」が開通したり、「はまなす」が無くなっているので、別の行程を考えなければいけないのが残念なところです。
それでも北海道は魅力のある場所なので、様々な手段を考えてまた来訪したいですね。

まとめ

いかがでしたか。この体験談は2013年の車なしの男性1人旅でした。今では新幹線も開通しているので少し異なりますが、ゆっくりのんびり1日かけていつもと違う景色を見ながら楽しむ旅も、いいですね。

思い立って、東京から稚内に行こうとした時に、一番安く早く行く交通手段は、飛行機で羽田から稚内の直行便で、約3万円です。

ご参考までに。

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