北海道旅行の穴場!ガイドブックに載らない道民おすすめの有名な街のご紹介!

北海道の観光
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北海道といえば、札幌や小樽・函館などガイドブックでもおなじみの街がメインですが、どうせ北海道に来るなら穴場も知りたくないですか?
北海道は広大な土地なので、札幌民の私でも知らない場所は沢山あります。そんな中で今回は美深町仁宇布のハルキストが集まる場所へ旅してきたので、私の旅の体験談を交えてご紹介します。

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何もない町美深町仁宇布

2018月のゴールデンウィークに私は妻と二人でバイクにて美深町仁宇布を目指して冒険をしました。
美深町仁宇布って、何と読むのか気になりませんか?北海道らしい地名なのですが、「びふかちょう にうぷ」と読みます。にうぷとはアイヌ語で森林という意味で、その言葉の通り、北海道に居ながら北欧やニュージーランドを思わせるような広大な自然が満喫できる場所です。

北海道に住んでいる人も旭川から北に100㎞進んだところにある美深町と聞いて、ピンとくる人は多分ほとんどいないでしょう。そして美深町の仁宇布地区を知っている人となると、これもほとんどいないと思います。

でも、仁宇布地区はかつて美幸線という日本一の赤字路線の終着駅だったり、村上春樹さんの本の舞台にもなったりと、知っている人は知っているというような言い方が、一番しっくりくるような場所になります。

現在では主要道路からも外れた仁宇布は、本当に何もない街。普段は札幌の喧騒にもまれ生きている私も、都会の喧騒を忘れのんびりと過ごしたいと思い、仁宇布を冒険の目的地にしたほどです。それだけ本当に何もない街なのです。

私たちが行った日は天候こそ曇りでしたが、気温もこの時期にしては珍しく18度前後だったので快適なドライブを楽しめました。
交通費を浮かせるために旭川までは高速で、旭川から美深までの道のりは一般道で美深を目指しました。途中コンビニで昼食をとりつつ、札幌を出て5時間で美深町に到達しました。
そうです、札幌から5時間の距離です。それでも北海道の端から端ではないので、どれだけ北海道が大きいかわかっていただけるでしょう。

仁宇布にはコンビニがないため美深町のスーパーでお酒やおつまみなどを買い、美深中心街から西へ20kmの仁宇布を目指しました。
美深から3kmくらいまでは民家や商店が散見されましたが、残りの17kmは完全な森の中。時間も夕方に差し迫っていたので、ゴールデンウイーク時期はまだ寒いと感じるほどでした。
また、森の中を走っているため同中には鹿も数匹見かけることができました。美深町中心部から走ること20分ほど走ったところで仁宇布に到着です。

 

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人情の民宿ファームイントント

仁宇布地区にはファームイントントという民宿が1軒だけあります。私たちはそこで一泊しました。
実はこの民宿ファームイントントも知る人ぞ知る民宿なのです。ハルキストが集まる場所としても知られ、ジンギスカンとグラタンが絶品で、これを目当てに宿泊する人もいます。あと一番素敵なのが、「何もない」です。広大な牧場にひつじがお出迎えをしてくれて見晴らしの良さと、のどかさに「癒されるとはこういうことを言うんだ」と思わせてくれるところです。

この度旅の目的でもあるファームイントントは夫妻2人で経営されていて、私たちを温かく受け入れていただき、バイクで冷えていた体を温めるため、すぐにお風呂を用意してくれました。
お風呂から出てしばらくすると夕食の用意ができたと声をかけてもらい食堂へ向かいます。そこには他の宿泊客の方もいらしてお互いの身の丈を話し合いながら、おいしいジンギスカンとグラタンに舌鼓を打ちました。
私は今までに何度も旅行してきましたが、ほとんどがホテルでほかの宿泊客の方と交流するということがなかったので、とても新鮮な経験ができたと思います。

気づけば夜の22時を過ぎており、私は妻と外の空気を吸うために外に出ました。

ファームイントントの周りに街灯はなく、月明かりのみが頼りで、遠くの川のせせらぎもすぐそこにあるかと思うほどクリアに聞こえ、心が洗われる気分でした。そのまま部屋へ戻り、冒険の疲れからかすぐに床に就きました。

翌朝、朝食をいただきファームイントントを後にして、帰路につきました。

・民宿ファームイントント
h ttp://matsuyama-farm.com/farm-inn-tonttu/

まとめ

北海道には札幌、小樽、富良野、美瑛のようなガイドブックに載るような観光スポットが多くありますが、都会の喧騒を離れ、人の温かさや何もないという幸せを感じたいのであれば仁宇布をお勧めします。
普段感じることのない音や、月や星だけの夜空の灯り、人情味あふれる温かさが忘れられない旅の思い出になりますよ。

ぜひ一度訪れてみて下さい。

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