子供の髪の毛にパーマをかけて可愛くさせたい!という親御さんや、子供の髪の毛のクセがひどいから縮毛矯正やストレートパーマをかけてあげたいな…。など悩んでいる親御さんも多いことでしょう。特に思春期の子供さんは外見を気にするものです。少しでも子供の悩みは助けてあげたいと思いますよね。
そこで一体、何歳ぐらいからパーマや縮毛矯正・ストレートパーマをかけることができるのか?子供にパーマは大丈夫なのか?などパーマの疑問をまとめてみました。
子供の髪の毛にパーマはできるの?
子供さんにもパーマをかけることはできます。ですがおすすめはしません。
なぜなら、
私が東京の美容室で8年間働いてる間に、1度だけお母様の希望でパーマをかける子供さんの姿を見たことがあります。小学校入学前のお子さんでした。
パーマをかけるのにシャンプーしたり、匂いのあるパーマの薬、ロッドを巻いて時間を置いたりと全体で約2時間ぐらいかかるパーマの施術に、子供さんは飽き飽きしていましたし、じっと座っているのもしんどそうにしています。
大人ならこの時間を待てても、子供は待つことが非常に難しいです。カットの30分ですら、じっとしていられないぐらいなのです。
そして、何と言っても子供の髪質が大人の髪質と違うということを忘れないでください。
子供の髪の毛はやわらかく、パーマがかかりずらく、取れやすいのが特徴です。
もしパーマをかけると考える時は小学校高学年以上からが、髪質的にも良くなってきます。
子供の髪の毛はツヤがあってキレイなので、パーマでわざわざダメージを与えるのは、もったいないですよ。
子供の髪の毛に縮毛矯正はできるの?
では、縮毛矯正はどうでしょうか。
パーマの時と同様にシャンプーしたり、匂いのある縮毛矯正の薬に、ドライヤーで髪の毛を乾かして、ストレートアイロンで髪の毛をまっすぐにしたりと、クセの強さや長さにもよりますが、3時間半ぐらいは施術に時間がかかります。
そして、パーマと比べて料金もだいぶ高くなります。
縮毛矯正もまた、柔らかい髪の毛への施術が難しい場合もあり、顔周りの髪の毛をストレートアイロンで挟んでクセを伸ばすというのは、施術される側の子供がじっとしていないと火傷をしてしまう原因にもなります。
だから、小さい子供さんにはおすすめできません。幼児ではクセ毛も可愛らしい姿の一部になるので、どうしてもくせ毛が気になるようでしたら、こちらも小学生高学年ぐらいからがいいでしょう。
私がずっと担当していたお客さまで中学生の頃から縮毛矯正をしている子がいました。
校則でパーマや縮毛矯正は許されていませんでしたが、ストレートヘアが元々の髪の毛ということで学校側へ通していたそうです。
中学生以上でしたら髪の毛の質もしっかりしていて、読書などで時間を潰すことができるようになるので、ストレートパーマや縮毛矯正をしても大丈夫でしょう。
子供の髪の毛にパーマや縮毛矯正をするなら何歳から?
上記のことをふまえて、まとめると髪質の変化や施術時間に耐えられるぐらいの年齢が必要になります。
からがいいでしょう。
しかし、学生の間は校則などもあると思いますので、自由に髪型を楽しめるようになってからでも、遅くないですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
子供のパーマやストレートパーマ・縮毛矯正は、髪質や施術時間に耐えられるかどうかの観点から判断するのがおすすめです。
髪質がしっかりしていても、施術中にじっとしていられないようだと、目に薬が入ってしまったり、やけどの恐れがあります。
また、施術中にじっとできても、髪質が柔らかすぎると、パーマやストレートパーマ・縮毛矯正が思っていたようにかからない場合もあります。最初はキレイにかかっていても、すぐに取れてしまうこともあります。
それでは時間とお金の無駄になり、髪の毛がただただ痛むだけになってしまいます。
子供のうちは元々のきれいな髪の毛を活かすことのほうがおすすめです。