道東にある標津サーモン科学館は名前の通り、鮭に関しては日本最大級を誇る展示で、鮭のすべてがわかる水族館です。
世界遺産の知床半島にも近く、道東の観光としても足を運びやすい場所です。
鮭のわかりやすい解説やいろんな体験などもできるので、小さい子供さんでも楽しめる水族館なのですが、鮭だけって特化しすぎてない?正直、鮭に興味がない人には面白みを感じられないでしょ!と思っていたのですが、行ってみたら・・
ごめんなさい!とても面白かったです!!
そこで、標津サーモン科学館の名前だけ見て「別に行かなくてもいいか」と思っていた人にも、どんな風に楽しいのか、見どころや割引クーポン、周辺観光などもご紹介します!
標津サーモン科学館は鮭だけじゃない?
標津サーモン科学館はサケ科の展示が日本最大級を誇り、鮭のすべてがわかるようにサケの遡上が多い標津川近くに建てられています。
標津川に戻ってくるサケの遡上(9月~11月頃)をガラス越しや橋から観覧できたり、産卵なども運が良ければ見る事ができるんですよ!
ただ鮭が泳いでいる水槽を見るだけではなく、川を遡上する鮭の生態などを観察できるように見せ方にも工夫されているので、他にはない水族館の造りだから見学するのも面白かったです!
サケ科も30種類以上の展示と多く、日本最大の淡水魚として知られるイトウなども見ることができました。イトウを知らない人は沢山いると思いますが、私も「イトウって人?伊藤さん?」と思っていましたが魚でした(笑)。
私が知ったのは、任天堂の動物の森で出てくる高価な魚ということでイトウを知ったワケですが・・本物のイトウは、ここサーモン科学館で見る事ができました!
また、サケだけではなく根室海峡で見る魚の展示もあります。
中でも、優雅な動きを見せてくれるクリオネや、ちょこんと立っているような容姿のフウセンウオは、かわいすぎて立ち止まって見る時間が長すぎました!
寒い海流の中にしか見る事ができない魚は、神秘的で面白い容姿が多くて飽きることがありませんよ。
その他にも、世界三大珍味のキャビアの親!チョウザメの展示もあって、普通の水族館ではあまり見る事ができない魚を見る事ができます!と、見るだけではないんですよ!
触る事もできるんです!
標津サーモン科学館の楽しみ方!
水族館には何か特化したモノがないと来場者も伸びないと言われるけど確かに、ただ見るだけ・どこでも見る事ができる、というだけでは面白みに欠けて、次も行ってみようか!とは思わなくなりますよね。
でも、ここ標津サーモン科学館は次もまた来たいと思っています!というくらい、面白かったです(笑)
館内の周辺には、コイやアヒルのエサやりができる池や、芝生や遊具もあって子供さんの楽しめる工夫も沢山ありました。お弁当を持ってピクニック気分で行くのもいいですし、サーモンハウスと呼ばれるレストランもあるので特産のサケを味わうこともできます!
そして、なんとここには禁断のソフトクリームの販売もしています。
もちろん購入しました!
美味しいか美味しくないかは、購入者にしか分かりません(笑)
館内は何といってもメインはサケだけど、展示の仕方がナイスです!鮭が川に戻ってくる遡上なんてテレビでしか見たことありませんでしたが、ここは標津川とつながっているので、ガラス越しで遡上の様子が観察できます。
川の上流に向かって進んでいくダイナミックなジャンプを見たり、産卵する姿を見ることができたり、これって川の上からではなく川の中の様子を見ることになるので、貴重なシーンですよ!
(と、肝心なところが写されていなかったという失態ですが・・)
また、標津サーモン科学館はサケより有名になった魚がいます!
チョウザメです。
な~んだ、チョウザメか・・と思われたあなた!見るだけじゃないんですよ!チョウザメに噛まれる体験ができるんですよ!そうです、サメに噛まれるんです(笑)
その他にも、ドクターフィッシュに角質をとってもらえる体験や、海水のタッチプールなど、魚と触れ合えることが多いのも楽しめる要因の一つですよね!いろんな体験コーナーもあるので子供さんも大人も楽しめますよ!
鮭の生態を観察して、幻のイトウにエサやり体験、チョウザメに指を噛まれて、かわいい姿のフウセンウオやクリオネを見て癒される!
また外の景色を展望室から眺める事ができ、展望台は360度見渡せて天気が良ければ知床連山や北方領後の国後島を見ることもできます。
このように意外にも面白すぎて館内を出るころには興奮していました(笑)
標津サーモン科学館の割引クーポンや行き方も
標津サーモン科学館の通常料金は大人610円なのですが、インターネットなどで割引クーポンなどが発行されているので行かれる前にチェックしておきましょう。ネットの割引ページを印刷して提示すると20%引きになって、通常大人610円が480円になるのでかなりお得ですよね!
料金はこんな感じです↓
大人 610円→480円
高校生 400円→320円
小中生 200円→160円
70歳以上 500→400円
でも実は、私はこのこと知らなかったんです(笑)。サーモンハウスでランチをした後、会計の横に20%割引券があったので、それをもらって使用したんですが、あとからネットでも割引が出ていることを知ったのです。サーモンハウスに行っていなかったら、危うく通常料金で入館する所でした・・(笑)
たぶん、スマホで割引ページを提示しても割引してもらえるのではないかと思いますが、念のため割引クーポンを印刷しておいた方がいいかもしれません。
標津サーモン科学館
住所:北海道標津郡標津町北1条西6丁目1番1-1号
・開館時間:9:30〜17:00
・休館日:水曜日(5〜10月は無休)
・開館期間:2月1日〜11月30日
・冬期閉館期間:12月〜1月
また標津サーモン科学館の場所は、自然観光も沢山できる場所です。北海シマエビやトドワラで有名な野付半島には約30分野付半島の基本情報
世界遺産の知床半島や知床五湖へは約1時間半知床五湖の基本情報
最東端の納沙布岬もあり納沙布岬の基本情報
自然にも恵まれて見どころは沢山あります。
一番近い空港は中標津空港ですが、便が少ないので釧路空港からの経由が便利かもしれません。釧路空港から車で約2時間半、釧路駅から阿寒バスで約3時間弱です。
中標津空港から車で20分・バスで40分。
まとめ
いかがでしたか?
ただのサケの水族館と思っていた人も、行ってみると、子供に負けないくらいワクワクさせてくれますよ。道東の世界遺産知床半島近くなので、知床に行こうと計画があるなら標津サーモン科学館も観光に入れることをおすすめします。
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