空気が乾燥する季節に特に多くなるのが風邪の症状ですが、最近では年中風邪を引きやすい、治ったと思ったらぶり返すという人も多くなっています。
でも全く風邪を引かない・風邪を引いてもすぐ治る人もいます。この差はなぜ？と気になりますよね。
そこで今回は風を引きやすい人・ぶり返す人の特徴と、風邪を治すのに一番効果的な方法をご紹介します。
頻繁に風邪を引いたりぶり返す人の特徴
「年中いつでも風邪を引くよ」という人は私の周りにもいるのですが、その人は見た目は筋肉マンのようなしっかりした体型で、どこから見てもたくましい30代の男性。週に何度か筋トレもしていて体型からしても健康的に見える、頻繁に風邪を引くような感じに見えない人です。
外見だけで中身はひ弱な人じゃない？と思われるかもしれませんが、十分風邪を引きやすくする要素が、実は筋トレにあるのです。
筋トレは、筋肉に負担をかけて筋肉量を増加させる運動です。基礎代謝をあげる目的だったり、ボディメイクとしても必要な事なのですが、この筋トレをした直後の体内は、負担がかかっていて体力が低下している状態です。
筋トレ直後にはわからないですが、次の日に筋肉痛になることは、それだけ筋肉に負担をかけているので痛んでいるということですよね。また筋トレに限らずハードなスポーツをした直後は体力を消耗しています。
そのような状態の時に風邪のウイルスが入り込んだら、直ぐに風邪を引いてしまうことになります。
だから意外とスポーツマンだったり、身体を動かすことが好きな人は、風邪を引きやすい傾向があります。風邪は免疫力が弱い時、体力を消耗している時に引きやすいので、身体を良く動かす人は、体力を消耗させる頻度も多いので気を付けましょう。
また、ぶり返しやすい人がいると言いますが、実は同じ風邪ウイルスが何度もぶり返しているのではないのです。
最初の風邪が治りかけの時は体力がない時ですよね。その時にまた新しい風邪ウイルスを体内に入れてしまうことによるものなのです。
風邪のウイルスはどこにいるのか見えることはないですが、体内に入ってくる場所は鼻か口からになります。空気感染はもちろんですが、手にもウイルスは付きやすいので鼻や口の周りをよく触る人も要注意です。
風邪を引きやすい人は何かが足りていない？
風邪を引きやすい人の特徴としてよく身体を動かす人を挙げましたが、要は体力がない時に引きやすいということです。この体力はある事をすると直ぐに回復します。
それは寝ることです。
少し、拍子抜けしてしまうかもしれませんが、睡眠不足が一番身体に悪いということはご存知ですか？思考能力まで低下させてしまい、なんといっても、寝ないとその日に活動した体力を回復させることはできないのです。だから睡眠不足の人ほど風邪を引きやすくなります。
例えば、筋トレをした直後に風邪ウイルスが体内に入るのと、筋トレをして一晩寝た次の日に風邪ウイルスが体内に入るのでは、風邪を引く確率は前者の方が格段高くなります。
寝ることによって、体力を回復させ体内環境を整える効果があるので、よく寝る人は風邪にかかりにくいという統計も出ているんですよ。
風邪を早く治す方法
風邪をよく引くという人は、睡眠不足とお伝えしました。ではどれくらい睡眠をとればいいのかと言いますと、7時間以上です。これも統計で5～6時間の睡眠と7時間の睡眠では、圧倒的に7時間の睡眠の方が風邪にかかりにくいという結果が出ています。
このことからも、7時間以上寝ると風邪を引きにくくさせ、治りも早いということになります。
医師の風邪の治し方
また病院の医師の風邪の治し方は、大半が寝ることと言われています。
ということは、抗生物質で風邪が治る事はないということがわかりますよね。風邪を引いたらすぐに病院で薬をもらうのではなく、睡眠とタンパク質をしっかり摂ることが、風邪には有効ということです。
特に鳥の胸肉は免疫力をアップさせるイミダゾールジペプチド（アンセリンとカルノシン）が豊富な食材なので、胸肉を使ったチキンスープは、アメリカの民間療法にもなっています。
またお風呂に入ることも良く、風邪ウイルスを洗い流し、接触感染を少なくさせる効果もあます。
昔から言われる手洗いをしっかりし、マスクをすることで、ぶり返しや二次感染も防ぐ事ができるので、外出時はマスクが効果的です。
まとめ
いかがでしたか。まさかスポーツマンが弱々しい身体だったなんて・・と思われるかもしれませんが、筋トレや激しいスポーツをした直後が引きやすいので、マスクをしてサッと早めの帰宅をおすすめします。
風邪を早く治したり、かかりにくくさせる為には睡眠が第一なので、十分な睡眠をとるように心掛けましょう。
最後までお読み下さり有難うございました。
