学生を終え、この春から社会人として初めての経験を重ねていき、よし!頑張るぞーと意気込んでいる方も多い春。
最初の一か月ぐらいは覚えることだらけで、気が張り詰めていたんだけど・・なんだろう?
だんだん気持ちが重く落ち込むようになって、身体がだるくてしんどいな・・なんてこと、5月頃からよくあるんですよね。
これを、よくいう五月病と言われるものです。
最近では、ここから抜け出せず重い症状になる方も多いので、ここでは、もしかすると五月病かなと思われる時の、早めの対処で気持ちをスッキリさせる方法を紹介していきます。
五月病かなと思う症状とは?
五月病とは、
大きなな生活の変化や、生活上のストレス(進学・転校・就職・異動など)により、その人の社会的機能や行為に支障をきたすストレス障害で、特に5月頃になると現われる精神的な不安定状態の総称です。
ストレスから離れることで症状が軽快することや、出勤や登校をする朝に症状が強く出るなど、時間帯や日によって症状が変化することも特徴です。
たいていの場合は一過性の心身の不調で、1~2ヶ月で自然と環境に慣れ、症状が良くなるようになります。
ただ、生活の変化が大きくかかわっていて、この五月病といわれる不調を訴える人は、約6割の人が経験ありといわれます。
ゴールデンウィークが終る頃から増えてくる症状ですが、最近では五月にかかわらずこのような症状になる人も増えているようです。
・やる気が出ない・気分がすぐれない・何にも意欲がわかない・何をするにも面倒くさい・眠れない・動悸・腹痛など
五月病になりやすいタイプとは
自分がしっかりしないとダメだとか、全て受け入れて引き受けてしまうなど、完璧主義の人は要注意です。
責任感の強い真面目な人や、我慢強い人・物事にこだわり過ぎて、人の意見に耳を貸さない人なども要注意です。
また逆に、過保護に育てられた人なども五月病になりやすいといわれています。
五月病の対処法とは?
自分が五月病かなと思ったら我慢せずにグレて無責任になり人に物事を委ねてみる!が一番いいのですが・・
5月頃の季節は、生活環境の変化に加えて、気温の変化が大きいので、自律神経系に負担が掛かり、乱れやすくなる時期にもなります。
その他にも、ストレスで体内のビタミン等の需要が増加するので、それらの不足が体調不良につながります。
そこで、栄養バランスのとれた食事や、規則正しい生活・心身のリズムを意識的に整えるようにすることが良いということです。
でも、だからどうしたらいい・・?ですよね。
自分の好きなことに時間を費やし、仕事などは忘れる!
セロトニンの分泌を増やすために体を動かす!
セロトニンとは、幸せホルモンとも言われ、身体のリズムを整える分泌物になります。
だる重い体だから、ゴロゴロしてしまう気持ちもわかりますが、体は動かしていないと余計に疲れてしまいます。
風邪や本当に体調を崩している場合は安静が必要ですが、五月病のようなときは体を動かしてあげた方が身体が楽になります。
〇朝、太陽に当たるとそれだけでセロトニン(幸せホルモン)が分泌されます。ベッドから出たくなくても、カーテンを開けて朝日を浴びましょう! 〇激しい運動をする必要はなく、ウォーキングやサイクリング、また家から出たくない人はストレッチやヨガ・ラジオ体操など、できるだけ身体をリズミカルに動かしましょう。 〇セロトニンを多く含む食材なども積極的に取り入れます。大豆製品や発酵食品などがおすすめです。まとめ
いかがでしたか。
6月には治るよとはいわれますが、約6割近くの方が五月病に似た症状があるといわれる現代、ひょっとして、と思われている人が少しでも改善できるようにまとめてみました。
少しちがうなと思われる場合は、必ず病院で受診しましょう。